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2016年06月06日

日本初のフリーダイビングを間近で観戦できる「真鶴フリーダイビング・フェスティバル」を、フリーダイバー岡本美鈴が初主催!

真鶴FF.png
弊社マネジメントのフリーダイビング・岡本美鈴、
8月20日、真鶴町にて「真鶴フリーダイビング・フェスティバル2016」を、
実行委員長として初開催致します。

※詳細=https://www.value-press.com/pressrelease/163658

フリーダイビング競技は、海中深度が深い場所、つまり、沖で開催される為に、
これまでは、ファンやメディアが競技観戦をする事ができませんでした。
この対策として、
日本初の、台船(鉄鋼イカダ)係留による間近での競技観戦を実現させます。
人数限定となりますが、
フリーダイビングという競技を目の前で知る事ができます。
皆さん、御越し下さい。
(現在、日本初のフリーダイビング・ライブ中継も調整中)



posted by sports777 at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月13日

LIBERDADE×ayにて「チャリティTシャツによる熊本在住アスリート支援プロジェクト」、始めます!

【Kumamoto-yell】
フットサルブランド“LIBERDADE”×一般社団法人“アスリートエール”にて、
「チャリティTシャツによる熊本在住アスリート支援プロジェクト」を開始しました。

皆様、熊本在住アスリートの競技環境の為に、是非、御参加下さい!

熊本yell.png

本Projectは、予約制販売にて、
販売価格¥3000の中から¥1000の寄付金を生み、
熊本体育協会、又、熊本在住選手に寄付する予定です。
(本Projectには、LIBERDADE・西澤代表に利益カットの御協力を頂き、
 アスリートエールが監査する形で寄付金を公正に管理します)

既に、様々な競技の選手達が本Projectに参戦してくれています。
3ヵ月程、継続しますので、選手の皆さん、参画して下さい。
これは、アスリートがアスリートを支援するProjectであり、
スポーツ愛好者がスポーツを支援するProjectであり、
スポーツ競技環境支援に内容を特化したProjectです。

アスリート.png

選手の方々は、個別に宣材写真を送付して頂ければ、
Socialアスリートとして写真掲載します。
posted by sports777 at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月09日

五郎丸・ダルビッシュ・本田圭佑ら著名選手と並び、フリーダイビング岡本美鈴が表紙を飾る。マイナー競技選手でも“メジャーに臨める”!



弊社マネジメントの「フリーダイビング・岡本美鈴」が表紙に採用された書籍が発行されます。
ラグビー五郎丸歩、サッカー本田圭佑、MLBダルビッシュ等の有名選手と共に、
読まれ易い第一話で、
表紙に写真採用され、
小中学校図書館や公共図書館にも置かれるので、子供達にも読まれる・・・
学研プラスさん、有難うございます。
皆さん、是非読んでみて下さい!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・発行=滑w研プラス
・題名=スポーツ感動物語・アスリートの原点
    第2巻:ゆずれない信念
・定価=税込¥1,512
・発売=2016年02月12日(9日から受付中)
・対象=小学生〜
・形状=A5・196ページ
・ISBN=978-4-05-501185-3
・内容=1・岡本美鈴(フリーダイビング)海に潜る、新たな自分を求めて
    2・五郎丸歩(ラグビー)「必然の勝利」を支えたもの
    3・川内優輝(マラソン)常識破りの公務員ランナー
    4・ダルビッシュ有(野球)なるか、メジャー挑戦2年目の完全試合
    5・本田圭佑(サッカー)W杯優勝、その信念をつらぬく
    6・国枝慎吾(テニス)挑み続けるチャンピオン
    7・Jackie Robinson(野球)人種の壁を乗り越えて
    8・入江陵介(水泳)天才スイマーの“エース”への道
    9・Grant Hill(バスケ)謙虚さと不屈と
    10・田中史朗(ラグビー)信念と孤独の狭間で
posted by sports777 at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月28日

数多いライバル選手とあなたは何が違うのか?ファン開発・協賛誘引・メディア誘引に影響するオリジナル性(差別化要素)の伝達とは?

初面談選手には「一事で、あなたはどんなアスリートなの?」と
できるだけ聞くようにしている。
「○○競技の日本チャンピオンです」では説明になっていません。
----------------
要は、数あるライバル達と比較して、どんなオンリーワンなのか?
戦績だけなら強い選手はいくらでもいるし、
同じ目標を設定する選手も多い。
(前述の日本チャンピオンでは、2位になったらどう表現するの?)
----------------
そんな状況で、「俺はこんな人間(アスリート)です!」って言える、
差別化要素がキャッチコピーやキャッチフレーズであり、
そこに、競技以外の信条・生き方・オリジナル性などを伝達して、
ライバルより1歩先を行く・・・
これは、メディアや企業投資にも近付く事を意味する。
広く捉えると、これがパーソナルブランドに直結する。
----------------
これは有名選手に限らず、キッズでも無名選手でも必要な事。
アスリートという職業人なのだから。
▼▼▼
選手の皆さん、このような視点から、
自分のキャッチコピー(キャッチフレーズ)と、
ブログタイトル(これも同様の考え)を考えてみて下さい。
このページは参考になりますよ。

----------------
◆ちなみに、弊社4選手(キャラ・信条・判り易さを追求)
 ・フリーダイビング岡本美鈴=海を敬愛するリアルマーメイド
 ・MMA松田干城=ボストン育ちのロジカルハンター
 ・ムエタイ宮内彩香=己を極める女・武士道
 ・ハンドボール銘苅淳=幸の種蒔く歩くパワースポット
◆ちなみに、オーディション38名
 (ここでは戦績や競技名を入れてしまっているが)
 http://world-challengers.com/p02.html
posted by sports777 at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月16日

賞金無し・補助金ゼロ・実業団無し・メディア出演無し・スポンサー無し、こういった超マイナー競技選手はどうやって喰えばいいの?

記録しておきたい記事があったので、
以前の記事ではありますが、マイナー競技選手の資金調達という観点から、
日刊大衆さんの記事をまとめてみました。


//////////////////////////////////////////////////////////////
■ソース(日刊大衆)
スター選手は数億円規模の年収を手にするが、一般の選手は普通のOLと大差ない薄給。
そんな女子スポーツ界の収入の仕組みと格差を人気6種目で調査!

■@仰天給与明細01=ゴルフ(2015年03月09日)
http://taishu.jp/14399.php
約900人の女子プロのうち、 なんと8割以上が獲得賞金ゼロ!

プロゴルファーの主な収入源は試合の賞金。2014年度の女子プロゴルフ、国内で37試合が催され、
賞金総額32億5000万円。賞金獲得1位のアン・ソンジュ(韓国)は約1億5300万円。
有名になると、賞金のほかに、CM契約料やスポンサー料(企業ロゴを明示するなどして得る収入)も入る。
「現在、日本人選手で最も年収が多いのは宮里藍。賞金とCM契約料、スポンサー料などを合わせて約3億円」
(ゴルフ専門誌記者)
次に多いのが横峯さくら2億円、3番目が森田理香子1億8000万円。
女子プロゴルファー約900人の内、レギュラーツアーに出られるのはシード選手と下部ツアー上位者など約100人。
予選落ちしたら賞金ゼロ。交通費、ホテル代、食費、キャディー代は自腹なので、1試合当たり20〜25万円の赤字。
年間30試合で自腹経費600〜700万円。これを賄いつつ人並み生活をするには1000万円は必要だろう。
しかし、14年に1000万円以上の賞金を稼いだ女子プロは、わずか70人。8割以上が獲得賞金ゼロ。
それでものし上がる者はいる。たとえば前田陽子。
06年デビューで、これまでの成績はパッとせず、09年から13年まではレギュラーツアーに一度も出られなかった。
13年の獲得賞金は21万5142円。若いOLの月給程度の年収。
そこで、不足分の生活費とゴルフの費用を稼ぐため、地元・徳島の段ボール工場で9時から4時までアルバイトをし、
夕方からゴルフ練習をする日々を過ごした。時給は750円だったという。
その彼女が14年11月、伊藤園レディスでプレーオフの末に初優勝。
バイト代9年分に相当する賞金1800万円を獲得し、ランクは123位から33位にまで急上昇。
優勝インタビューで「長かったですね」と涙を流した前田は、支えてくれた母に冷蔵庫と洗濯機をプレゼント。

■A仰天給与明細02=フィギュアスケート(2015年03月10日)
http://taishu.jp/14400.php
一流になるのにカネがかかる贅沢な種目!しかも収入は少ないという厳しい現実も

フィギュアスケートほど、おカネのかかる競技はない。趣味として滑るなら月数万円程度だが、
競技者としてトップを目指すとなると話は別。少なくとも、家を1軒建てるぐらいの資金はかかるというのだ。
トリノ五輪・金メダリストの荒川静香は以前、
「5歳でスケートを始めてからトリノ金メダルまでの20年の間に、2億円以上は使いました」と話している。
「荒川さんの言うとおり、フィギュアはレベルが上がれば上がるほど、費用も膨らむ競技。
 トップスケーターの大まかな年間必要経費は、遠征費500万円、靴代150万円、衣装代120万円、
 振付1曲100万円。それらにコーチの契約料を加えると、総額2000万円以上」(スケート関係者)
一方、収入は意外と少ない。
競技会の賞金、アイスショーのギャラ、日本スケート連盟が強化選手に支給する強化費がその主なものだが、
賞金は、グランプリシリーズ優勝200万円、グランプリファイナル優勝300万円。
アイスショーのギャラは、荒川静香のようなスター選手なら100〜200万円、有名でない選手は10〜20万円。
スケート連盟強化費は、国際試合に出場する特別強化選手への支給額が、最高で月20万円ほど。
現在、フィギュア界の稼ぎ頭は浅田真央。非公開だが、その年収は約6億円(13年)と言われている。
だが、その内訳は獲得賞金が約2000万円に対し、CM契約料+スポンサー契約料が約5億8000万円。
9割以上をスポンサー関連の収入。
「こんな具合ですから、多くの選手が、スケートだけでは活動資金が賄えず、スポンサーを探して、
 有力企業への挨拶回りなど、しなくてもいい苦労をしているんです」(スポーツジャーナリスト)

■B仰天給与明細03=バレーボール(2015年03月11日)
http://taishu.jp/14401.php
1億円プレーヤーの木村沙織は別格!主力選手でも月給20〜40万円

「バレーボール選手になる人の気持ちがわからない。プロリーグもなく、先がないのに……」
かつて、プロゴルファー上田桃子がテレビで、こう言い放ち、物議を醸したことがあった。
金銭的な面で、バレーボールが魅力の乏しいスポーツであることは事実だ。
「日本のバレーボール界にもプロ化の動きはありました。でも、一部を除き、結局は失敗。
 Vリーグと名前だけは新しくなりましたが、実態は実業団時代とほとんど変わっていません」(Vリーグ関係者)
Vリーグ選手の多くは企業に勤める社員選手。一般社員と同じように、定時出社して午前中は仕事、午後から練習。
仕事内容は簡単な事務作業が中心で、重要案件を任されるようなことはまずない。
給与も普通のOLと大差なく、多少の手当がプラスされる程度。主力選手でも月額20〜40万円。
社員選手に次いで多いのは嘱託契約選手。
会社仕事にはノータッチで、給料をもらいながらバレーボールに専念。1年更新で年額200〜700万円。
「嘱託契約選手の身分は、何の保障もないアルバイトと同じ。企業にとっては都合のいい選手です。
 故障したり、有望な若手が入ってきて不要になれば、いつでも切り捨てられますから。
 最近は嘱託契約を結びたがる企業が増えています」(前同)
これ以外に、プロ契約もいるが、その扱いは嘱託契約とあまり変わらないというケースが多い。
例外なのが日本代表の主将を務める木村沙織。
12年、東レ・アローズからトルコのプロチーム『ワクフバンク・テュルクテレコム』に移籍し、1億円の年俸。
だが、14年6月には、東レに復帰し、2年間プロ契約。
年俸2000〜3000万円と、トルコ時代の3分の1以下となった。

■C仰天給与明細04=サッカー(2015年03月12日)
http://taishu.jp/14402.php
プレーは無報酬、生活費はバイトで稼ぐ『なでしこリーグ』でもそんな選手が大半!

11年の女子W杯で、『なでしこジャパン』が優勝。その歴史的偉業のニュースに日本中が舞い上がった。
それまで女子サッカーを無視していたメディアは、手のひらを返すように選手や監督を絶賛。
"なでしこ"の愛称は全国津々浦々にまで浸透して一大ブームを巻き起こし、国民栄誉賞も受賞。
「認知度が上がり、スター選手が生まれ、閑古鳥が鳴いていた観客席に大勢の人が集まるようになった。
 でも、女子サッカーの基本的な構造となると、あまり変化はしてないかな」(スポーツ紙記者)
日本代表エースだった澤穂希にはスポンサーがつき、テレビやCMへの出演依頼も殺到。
W杯前は350万円ほどだった年収が1億円にまで跳ね上がったと言われている。
内訳は所属チーム・INAC神戸年俸700万円。あとはCM契約料、テレビ出演料、スポンサー契約料。
澤だけではなく、ほかの代表メンバーも活躍の場が広がり、少なからず年収も増えた。
しかし、そうした恩恵は、『なでしこリーグ』の一般選手にまでは及んでいない。
「なでしこリーグでは無報酬でプレーし、生活費をアルバイトで稼いでいて、プロ契約をしていない選手が多数。
 全選手の平均年収は約240万円。サッカーもバイトもして月収約20万円、かなり厳しい状況です」(前同)
稼ぐためには「人気があること」「ファンが多いこと」「経済効果が期待できること」の3つの条件が必要。

■D仰天給与明細05=水泳(2015年03月13日)
http://taishu.jp/entertainment/14403.php
近頃、賞金が出る大会が増えてきた!日本の場合、五輪金メダルで3500万円

「水泳選手の定期的収入は、渡部香生子のような学生の場合はほぼゼロ。企業に勤める社会人なら、
 一般サラリーマンと同程度の給与。ただ、入江陵介のように有名になれば、他の種目のスター選手と同じように、
 CM契約料やスポンサー契約料が入るようになり、かなり収入が増えるはずです」(スポーツジャーナリスト)
「賞金レースも増えて、泳いでおカネを稼ぐことも不可能ではありません。
 プロ宣言する選手も出てきたし、世界各地の賞金レースを回る賞金稼ぎスイマーもいます」(水連関係者)
ただし、水泳の賞金はそれほど高くない。
W杯優勝で約18万円、2位約12万円、3位約6万円。日本選手権優勝で10万円。
こうなると、複数の競技で勝つか、世界新記録のボーナスを獲得しないと収入は増えない。
しかし、水泳選手のメインイベントは、やはりオリンピック。
ロンドン五輪での日本人選手の場合、金メダルを獲ればJOCと水連とオフィシャルパートナーから
合わせて3500万円、銀メダルで600万円、銅メダルで250万円が支給される。
ロンドンでは、入江陵介が銀2個、銅1個のメダルを獲り、鈴木聡美は銀1個、銅2個のメダルを獲得。
2人とも、平均的サラリーマンの年収2年分を一大会で稼いだことになる。
とは言っても、大盤振る舞いのオリンピックは、わずか4年に1回の開催。

■E仰天給与明細06=卓球(2015年03月14日)
http://taishu.jp/14404.php
卓球は競技人口の多いメジャーな種目!高額な賞金がかかった国際大会も多い

日本では、企業所属の卓球選手が多い。他社員と同程度の給与と大会賞金とスポンサー契約料が収入。
賞金つきの大会も多く、国際大会で活躍できれば、大金を稼ぐことも決して夢ではない。
日本卓球界の女子2トップは、福原愛と石川佳純。15年1月時点での世界ランキングは福原が11位、石川が4位。
「ランクは石川が上ですが、稼ぎという点では、プロとして活動している福原が上回っています。
 福原の推定年収は1億2000万円。石川は、その半分程度かな」(スポーツライター)
彼女たちの収入の内訳は、大会賞金+CM契約料+スポンサー契約料など。
福原の場合、07年から全日空がスポンサーになっており、年収の約1億2000万円の内訳は、
獲得賞金が約4000万円、CM契約料+スポンサー契約料が約8000万円。

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当ブログ読者は、マイナー競技、いや、超マイナー競技選手も多いと思うので、
過酷な状況も書かれているが、それさえも羨ましいと思う選手がいると思う。
(マイナーという言葉を使っているが、五輪での不人気競技もマイナーと呼べるが、
 非五輪競技・TV中継&リザルト報道の無い競技、これらを超マイナーと指す)

ゴルフ等を除いて、賞金で喰っていける超マイナー競技はほぼ無い。
協会・連盟からの遠征費や強化費の補助もゼロ。
まして、メディア出演も無く、
(そもそも番組出演費なんて大した額で無く、有名選手でもPRバーターになるケースも多い)
実業団システムも無い競技の選手の資金調達は、一体どうしたらいいの?という事になる。

上記記事のゴルフ選手が、時給750円で段ボール工場でバイトしていたのは美談だが、
850円程度のバイトを7つも掛け持ちしている超マイナー競技選手や、
海外遠征でホテル宿泊費が無く、公園に野宿する日本代表選手や、
そんな話を挙げたらキリが無い。
美談を挙げたいなら、メディアは超マイナー競技選手を報道してあげてほしい。


こんな状況を打破する道・・・
唯一の望みがスポンサーシップだ。
有名選手で無くても、キッズでも戦績下位でも地方選クラスでも獲得が可能である事を、
文科省・JOC・日体協・各NF・クラブ・監督・コーチも教えてくれない。
スポンサーシップが話題になるのは、
いつもメジャー競技や欧米の事例がコンサルタント等から語られる事。
そういった手法は末端のマイナー競技には通用しないので、多くの選手が困惑している。
金の卵が、資金難で毎年消えていく現実を、メディアはあまり報道しない。

99%の選手が、スポンサーシップと言うと、
企業スポンサーのロゴを胸に貼れれば金をもらえるんでしょ、的に考えてしまっているのだが、
そもそもTV中継は無いわ、観客はいないわ、という超マイナー競技選手に、企業が協賛をする訳が無い。
じゃあ、どうすればいいのよ?という回答を、個別コンサルやセミナーで伝えている。
(実績多数なので、関心ある選手は来て欲しい http://www.athleteyell.jp/seminar.html

五輪メダリストでも、年500社にアプローチしても企業スポンサーが獲れないという記事が、
以前の五輪前にも報道されていたが、
そんなの手法が間違っているだけで、キチンとやればそんな状況にはならない。

アスリートの資金調達は、社会の課題でもあるはず。
スポーツは感動を与えてくれるもの、、、、等と受け手は賛美するが、
選手当人達は一定の人生を賭けている割に、
人並みの生活もできない現実を社会に知ってほしい(これ、超マイナー競技の話ね)。

なので、上記をピックアップした理由は、
マイナー競技の場合、スポーツ(アスリート)で喰って行けるのはほんの僅かな選手数だけで、
社会からの陽の目が当らず、引退していく選手も多数いる事や、
社会が思うほどに、一般レベルにも達しない過酷な生活環境を強いられている現実も知ってほしいなと。
そういう環境でも、
世界で日の丸を掲げている選手こそ、メディアは注目してほしい。
ラフティングの世界チャンピオンをメディアは知っているかな?
フリーダイビングの世界チャンピオンを知っているかな?
ムエタイの世界チャンピオンを知っているかな?
熱気球の世界チャンピオンを知っているかな?
スタッキングの世界チャンピオンを知っているかな?
水上スキーの世界チャンピオンを知っているかな?
ハンググライダーの世界チャンピオンを知っているかな?
挙げたらキリがないけど、世界レベルの日本人は、まだまだ居る!

上記6競技種は、五輪競技であり、プロがある競技。
(名ばかりのプロ表現をする競技も日本には多いけど)
2020東京五輪が決まって、スポーツは上向きと言われるけど、
そんなの五輪競技の一部だけでしょ(笑)
何も恩恵が無いアスリートの方が多いですよ。
スポーツ庁ができても、超マイナー競技選手の環境は、国に保障されない。
だから、自分で喰っていく道を作るしかない。
鈴木長官、スポーツ全体を見てね。


五輪競技が公務員的と例えれば、
(実際はそんな事無いけどね。五輪競技内の辛さも知っているけど)
超マイナー競技は民間会社に例え、1人1人が社長意識を持つ必要がある。
それこそがプロ意識。
もっと、スポンサーシップ、いや、資金調達を深く考えようよ。
posted by sports777 at 03:11| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月15日

ファン対応・メディア対応は、必ずシビアに自競技に返ってくる→マイナー競技程に選手もNFも意識を変えないと

■ソース(
http://news.livedoor.com/article/detail/10833198/
■概要
空席1万人で協会謝罪 ラグビー界に“なでしこ”の二の舞い懸念
イングランドW杯で歴史的な3勝を挙げ、空前のブームに沸いているラグビー。
国内トップリーグにも注目が集まっていたが13日開幕戦は、チケットが完売しながら満員にならなかった。
秩父宮の収容人数約2万人に対し、入場者1万792人。日本協会は「販売枚数の見込み違い。ファンにお詫びしたい」と謝罪。
一般発売5000枚は完売。両チーム買い取り1万4000枚分のうち、半分以上が入場しなかった。
パナソニック日本代表SH田中史朗は「日本協会はしっかりしてほしい」と、いらだちを募らせた。
・・・・・
取材対応の不手際も多い。
「取材のお願いをしたが、所属チームからはなしのつぶて。散々待たされた揚げ句、『ラグビー協会を通してください』と。最初からそう言ってくれと言ったら、『だったら結構』という態度」(テレビ局関係者)
五郎丸取材が殺到するヤマハは、報道陣の人数制限などメディア規制。協会やトップリーグ運営委員会の処理能力がパンク。
「女子サッカーを思い出します。ドイツW杯優勝なでしこジャパンには帰国後、取材殺到。沢穂希への取材申請FAX用紙が手提げカバンいっぱいに。申請確認だけで数日間かかり、対応は後手後手。ドタバタしている間に熱は冷めてしまった」(前出関係者)
・・・・・
この国の“ファン”は熱しやすく冷めやすい。なでしこリーグ観客動員数はW杯制覇に沸いた11年の1試合平均2796人をピークに減少、昨年は同1593人。今年のワースト観客数は411人。
ラグビーも五郎丸ブームに浮かれているわけにはいかない。トップリーグで玄人をうならせ、素人を興奮させる試合を続けなければ、なでしこの二の舞いになる。
//////////////////////////////////////////////////////

当ブログを読んで頂けているマイナー競技アマ選手には、
今回のW杯ラグビーへの注目が羨望に映るであろう。

後半に書かれている「日本人は熱しやすく冷めやすい」という傾向は、
確かにスポーツにも当てはまる所があるのかもしれない、特に海外から見たら。
「応援・支援」という観点では、尚更、挙げられてしまう事かもしれない。
(日本の寄付文化がそれを象徴している。日本国民は一時的なら他国の何倍も反応するが、
 中長期には続かずに、NPO・NGOが資金調達に苦労する場面も見てきた。)
ここに注意しなくてはならない。

//////

アスリートは、基本的には、リザルトによって注目される事を目指し、
注目された場合にそれを維持しなければならない。
(例えアマチュアであっても、アスリートという職業を選択したのだから。
 まして、それをバックアップする為に存在するNFは、選手以上に自競技の注目を管理すべき。)

前述の「日本人は熱しやすく冷めやすい」という傾向を頭に入れた対応が望まれる。
メディアチャンスを自ら作り、それを利用して、自分個人と自競技を世間に訴求しなくてはならないが、
何故、訴求しなければならないか、という根本を忘れている選手やNFが多いのも事実。
学生選手なら「有名になりたいから」、でも仕方無いけど、
シニア選手なら、「社会訴求→ファン固定化(集客・収入)→資金調達循環」が目立つ目的であるし、
これを中長期的に回さなければ、アスリートという「職業」にならない。
個人選手もNFも、中長期的にファン集客を目指し、金を回し、結果的な競技普及に繋げる事を
目指しているのだから、「熱しやすく冷めやすい」方々を、いかに繋ぎ留めるかが問われる。
とにかく、ファンを重視する事を根本にすべき。
メディアの先にはファンがいるのだから、
ファンとメディアは同義語だ。

マイナー競技選手は、少ないメディアチャンスを活かして、
中長期で応援・支援してくれるファンを増やし、固定化し、維持しなくてはならず、
NFは「選手の人生を背負う」位の気持ちでやってほしいですよね

//////

更に注意点としては、リザルトにオゴラナイ事かな。
日本TOPや世界TOPレベルになった途端に「鼻天狗」となって、
ファン軽視・メディア軽視になる選手やNFが存在する。
(これは選手責任ではなく、周辺のコーチ・監督・NFの指導の無さが原因。)

選手―メディア間の調整をボランティアで行っていても、
「協会(クラブ・コーチ)に電話して下さい(通して下さい)」は当たり前、
「ギャラ無しなら結構です」と選手に返される事もある。
小さな媒体には出ない、というスタンス自体は、パーソナルブランドも影響するのでOK。
但し、態度や表現が悪い場合は、説教したくなりますよ、例え世界チャンピオンでも(笑)
(更に、メディア意義を知らずして面倒がる選手には説明するが、それでも理解しようとしない
 鼻天狗の選手には二度と調整しない、と思いたくなるのも心情。)
これまで気軽に資金調達等の相談に答えていたのに、連絡を無視するようになる選手もいる。
(真にその選手を高めたいと考える「お付き」を周辺に付けなければ、選手も曲がっていく。
 箱根駅伝とか甲子園とか、学生時代に天下取った選手は、周りが担ぎ過ぎて過保護になり、
 あなた社会勉強しないとセカンドキャリアで困るぞ、という事例も見てきた。)

「調整者じゃダメ、メディア企業から直接申請書を出して下さい」とNFに返されるのも日常茶飯事。
NFが、ごちゃごちゃ言ってきた場合は、
「判りました、他競技の選手に回します」と言わざるを得ないケースがあるのも事実。
メディア調整を面倒とするNFは、衰退すべし。

ファンに対しても同様な事が言える。
「テレビに出たし、ファンは自然に増えるでしょ」?
毎月¥何万円も投資してくれる小口協賛者に挨拶も入れなかったり(システム提供済み)、
ファンを軽視する選手は、必ずしっぺ返しが来る。
コアファン程に、ファン対応を軽視すると、後で超アンチになる確率がデータとなっている。
NFだって、ファン対応は全て選手任せで何もしない場合、どんどんファンは離れますしね。

//////

直接的なファン個人個人への対応、間接的なファン対応となるメディアへの対応、
超マイナー競技程に、重点施策として受け止めて欲しいですね。

「自分が競技普及してやる」と意気込む選手は各競技界に非常に多い。
「理想(競技普及)だけ見て現実(ファン対応・メディア対応)を見ない」事にならないように。
逆に、「木(目の前の短期対応)を見て森(中長期対応)を見ず」ともならないようにも注意しないとね。

マイナー競技の競技普及は、選手個人では絶対に無理。
仕掛ける人(NF・関係者)の協力が無ければならない。
(メディアは仕掛ける道具だ)
選手にとって、NF・関係者も「ファン」だ。
posted by sports777 at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月03日

マイナー競技選手でも自分でできるプロ意識対応=「ファン満足&ファン開発&資金調達に繋げる試合後対応」

■ソース
2015年9月22日/K-1 WORLD GP 2015 〜SURVIVAL WARS〜
65kgメインイベント=木村フィリップミノル VS 平本蓮
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この試合、観客席から見せて頂きまして、会場の盛り上がりを体感しました。
高校生王者が、格上のK-1象徴選手を倒せるか、
事前の広報からドキドキハラハラ感をファンに伝達して、興行として大成功。
両者の応援合戦で会場は沸いていました。


当ブログ読者のマイナー競技選手は、試合自体も面白いのですが、
この動画の最後の、両者の記者会見コメントを見て頂きたい。
CS放送(GAORA)中継があったので、
試合後まで選手コメントを、メディアが「追い掛けてくれる」と思われがちですが、
TV中継の無いマイナー競技でも、
試合中の心理・状況・戦略や反省点や今後の目標等を、
試合後に振り返ってファンに伝達する事は簡単にできる。


以下、当ブログの2010年9月13日記事を見て欲しい。

モトクロスにTV中継が入っていなくとも、
成田選手は個人でレースを振り返り、ファンを固定化しています。


・・・・
何故、試合後、レース後のコメントが必要なのか?
観客は見たものが全てだけど、
試合中、レース中の選手の心理までは判らない。
コアファンに成れば成る程に、ここが知りたいというのがファン心理。

プロ野球・Jリーグ、その他のTV中継競技はメディアが、
自動的に「やってくれる」から「いいなあ」なんて言ってる場合じゃないです。
「やってくれない」なら、「自分でやればいい」という事です。

スマホの自撮りで簡単にできる訳だから、「やるか、やらないか」という、
選手の努力次第という事が言えます。

これはマイナー競技程に、必須のファン・コミュニケーションです。
ファン・コミュニケーションは「応援」を呼ぶ。
ファン・コミュニケーションは「資金」を呼ぶ。
マイナー競技選手の競技資金調達の為にも、ファン・コミュニケーションは必須。

勝っても負けても行うのが『プロ意識』。
アマチュアでも資金調達が必要なら、プロ意識が必要になります。

前述のyoutubeの、負けた平本選手のコメントを見て下さい。
負けた後にこんな会見に出たく無いですよね。
但し、ファンは平本選手のコメントを待っています!
結果的に、敗戦の弁となりますが、平本選手はこのコメントによって、
がっつりファンの気持ちを掴み、コアファン以外にも、ファンを増やせているはず。
だから、大事なんです!

アスリートエールのセミナーで詳細を伝えていますので、来て下さい。
posted by sports777 at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月31日

実業団選手は企業の看板を背負っている事を忘れるな、企業サイドもビジネス同様の管理をすべき。

■ソース(SportsNavi 2015年8月26日)
http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201508260004-spnavi
陸上・世界選手権(中国・北京)男子5000m予選
旭化成選手「なんかもう、帰りたいです」
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■ソース(スポニチアネックス 2015年8月31日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150831-00000039-spnannex-spo
陸上・世界選手権(中国・北京)女子マラソン
ダイハツ選手、報道陣に呼び止められても「すみません」とだけ
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■ソース(産経ニュース 2015年8月28日)
陸上・世界選手権(中国・北京)走り高跳び予選
AGF鈴鹿選手「もうちょっと自信を持っていけば良かった

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なんだこれは?

部活の延長でやっている訳では無く、
日の丸を背負って戦っているのだから、これは無いでしょ。
世界選手権なので遠征費は陸連100%負担らしいじゃないですか、
そこには、国から落ちてきた金も入っている事でしょうよ。

大きな予算を持つNFなのだから、メディアトレーニング位、したらどうですかね。

・・・・・・・・・・・・・・・
選手は勝つ事もあれば負ける事もある、だから技術面には口を出せない。
それ以前の話をしているつもりだ。
もう少し、社会を意識した発言できないのかなあ、と思わざるを得ない。
(同じ日本人から応援されている、見られている、というプロ意識が無いのかなあ。
 陸上のようにTV中継の無い超マイナー競技選手だって、
 もっとまともな発言できるよ(笑)
 自分の発言が所属会社のブランドに直結している事を判ってる???)

実業団選手として、
自分の所属会社のブランドを背負っている事を理解できてるのかな?
と言いたいけど、選手を責める訳にはいかないよね、
そういう事を教えられていないのだから。

・・・・・・・・・・
じゃあ、どうすればいいの?

まず、代表選手を管理するNFが、
プロ意識の指導とメディアトレーニングをしてはどうですか?

それと、所属会社の広報部だか総務部だか経営企画部だか
ブランド・レピュテーション・コンプラ対策の一環としても、
所属選手全員に、対ステークホルダーという点を指導してはいかがですか?

胸に看板出してる名立たる大手企業は、
多額の広告費・PR費を使って商品販売に繋げる。
対社会という側面では、社会貢献やコンプラに力を入れてCSRレポートにまとめる。

実業団スポーツは、いつもこの2つ(売上向上・ブランド向上から成る本業)から外れている(笑)
実業団スポーツは、社員士気を上げるもの?福利厚生?宣伝ツール???
いずれの目的でも、ステークホルダーに直接触れているものですよ。
キチンと活用すれば、SRI対策にも活きるのに、
実業団のブランドをしっかり管理している事例をあまり聞いた事が無い。
だから所属選手も野放しにされる。

日の丸を背負う特別な人材なので一般社員とは違う?
アマチュアなので自由にやらせる?
うーん、御社の潜在顧客も視聴している訳だから、しっかり管理するべきでは?
もったいない。


・・・・・・・・・
ちなみに、うちのマネジメント選手が、記事のような発言や行動をしたら、
社会に対して土下座させます。教育不足でしたと、自分も土下座します。
(そうならないように、悪者になってでも、ちくちくうるさく事細かく伝えているつもり、、、)

ちなみに、アスリートエール登録者900人は全員を管理できないので、
資金調達セミナー出席者には、プロ意識の一部を教えているつもりです。
だから、JOCとは別の教育機関が必要なんだよなあ、竹田さん、森さん。
もう1度、プレゼンに行くかあ。

posted by sports777 at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マイナー競技選手のメディア出演時に気を付ける事=泣き寝入りしないようにね

■ソース(2015年8月30日・弁護士ドットコム)
■概要
「ギャラを示さない仕事」に峰なゆかさん困惑、フリーランスはどう対処すればいい?」
「ギャラがわからない」「無償」。フリーランスで仕事をする人のもとに舞い込む、
そんな困った依頼に対応する方法を、元AV女優で、漫画「アラサーちゃん」の作者として
知られる峰なゆかさんがツイートし、話題となった。
峰さんはこれまで、ギャラの額が明記されていない仕事依頼メールに対して
「『ギャラを教えて下さい』の一文だけ返信するシステムにしていた」そうだ。
・・・・・
フリーランスで仕事をする人に仕事を依頼する場合、発注側はギャラを明記する必要が
あるのだろうか。「聞きづらいけど知りたい」フリーランスの人は、どう対処すればいいのだろうか。
下請法に詳しい新井哲三郎弁護士に聞いた。
・・・・・
●フリーランスは「下請法」で保護される
「フリーランス契約は下請法で保護されます。発注側は、ギャラを明記する義務があります。
発注する側には、下請代金を明記した書面を交付する義務があります(下請法3条1項)。
発注側がこれに反すると、場合によっては罰金等の処分を受けることがあります」
新井弁護士はこのように述べる。ただ、仕事を請け負う側が「ギャラを明示してくれ」と強気に
出ることが難しいケースもあるのではないか。
「そうですね。たしかに、ギャラが明示されないまま仕事が進んでしまい、蓋を開けたら思っていた
以上に低額だったというケースもあるでしょう」
・・・・・
●さりげなくギャラの明示を求める
「対処法という点から考えた場合、やはり後から権利を争うのは困難です。
『聞きづらい』と遠慮するのではなく、峰さんのように『ギャラを教えて下さい』と聞いてみる
ことが一番だと思います。
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このような記事に上がっていました。
マイナー競技アスリートと関係無い???
いやいや、大有りですよ。

マイナー競技選手は、常日頃からメディアを誘引する為にも
パーソナルブランディングをしっかりして、全国ネットよりも地方メディアを大事にして、
常に情報発信者であれと、セミナーや個別コンサルで話しています。
(その手法の詳細は、また別途話します)

問題は、それらが機能して、メディアからオファーがあった場合の対処法だ。
(これが上記の記事とリンクする)
オファーの受け方は大きく2つに分けられる。

 @メディアから選手に直接オファーが来る。
    (電話番号などは判らない為、fbメッセージ・ブログ等でのコンタクトが多い)
 Aマネジメントを通してオファーが来る。

言わずとも予測できるでしょうが、トラブル・泣き寝入りするのは@が殆ど。
マイナー競技選手程に、ギャラ相場も判らず、ゼロと言われても言い返せず、
挙句の果てに、振込が1年無かった事例もある(結果的に気付いて、出金させたようだが)。
又、収録当日にfb等で情報を出してしまい、生放送を謳うメディアにコテンパンに叱られたり、
著作権を無視した写真提供が、後で写真家と揉めたり、、、

一般社団法人アスリートエールは、こういった事例をデータ収集していますので、
マネジメント会社に所属していない選手を守る為にも、
マネジメント会社同様のオファー・コーディネイトをしています。

メディア経験が少ない選手程に、コーディネイトの重要性が判らないので、
自分で直接やりたがる選手も少なくないが、
そういう場合は、自分でやるなら自分でやって、と我々は引くが、
「あの時のギャラはいくらだったの?」と聞くと、
「え、ゼロですけど・・・」
「はあ?最初の問合せメールにギャラ書いてあったでしょ、CCで貴方も確認済みでしょ?」と。
契約書も請求書も無しに、1年前の案件じゃ、今更取り返せないよ。。。
(だから、うちがちゃんとコーディネイトするよ、って言ったのに(笑))

又、どこからオファーが来るか、と言う点でも大きく2つ。
 @局から来る。
 A下請の制作プロダクションやキャスティング会社から来る。

当然、リスクがあるのはAだ。
経験あるディレクターなら心配無いが、
テレビ業界も人材不足なのでしょう、20代アシスタントディレクターになると、
おいおい、そりゃないでしょ、って場面が無数に出て来る。
近年、業界のレベルダウンが見え易くなってきている。
局や上層部なら、そんな現場の話も知らないだろうな、報告されていないはずだから。
質が低下している。

・・・・・・・・・
あえて事例を挙げよう。

特に最近のTVはひどいケースがある。
局から直の案件であれば、ないがしろにされるケースは少なかったが、
近年のテレビ界は、制作費コストダウンの大号令の元で、
オファーを掛けて来るのは、下請プロダクションや、孫請けのキャスティング会社。
50%位の確率で、ひどいわ(笑)

出演費の金額提示が無い事を指摘すると、「局が決めてくれないんです」と言う。
それを引き伸ばさせて、収録当日になる。
次の日に、どうなりました?と聞くと、「いやあ、ゼロなんですけど」と・・・・
選手が直オファーを受ける場合、このパターンが非常に多い。
つまり、「操作」されて、ギャラゼロにさせられるケースもある。
(勿論、我々が調整に入る場合、そもそも、収録日までに金額が決まらない場合は、
 オファーを断る事がある。それと、上記記事に記載されているように、
 必ず、書面で記録を取るし。)

しかしながら、
そういった「操作」では無く、本当に最初から正当にゼロというケースもあるので、
キチンとした受け手(選手)の判断力が必要となる。
マイナー競技選手は、「ギャラゼロ」というのは、少なく無い実情も知るべき。
我々法人が対応しても、出演費はゼロなんですが。。。。という案件もある。
その場合、視聴率や告知方法等を聞いて、PRの価値額を算出する。
この番組に出る事は10万円相当だ、と判断した場合、
ギャラゼロでも仕方無いよね、むしろ御得だね、というケースも有り。
だから、媒体価値を知らずして、
単にメディアに出るからギャラがもらえる、というのは安易。
(特にマイナー競技選手は)
テレビもそんな具合なので、ラジオ・雑誌・新聞なども同様。

・・・・・・・・・・・・
先日、東北地方の紙媒体で、某選手にオファーが来た。
ギャラは?と尋ねたら、
「うちはマイナー競技選手やアマ学生選手の掲載が多いので、支払った事が無いです」という
返答が来たので、
「あなたね、支払った事が無いのでゼロですなんて説明は無いだろ、
 対象選手はマイナー競技と言ってもプロ選手だぞ。
 この位の発行部数なので、PRのバーターという事で、ゼロにして頂けませんか?
 というのが筋だろ、あんた、何年この商売やってんだよ」と、選手を守ったわ(笑)

勿論、選手に経緯を説明して、当人の了解の元で、丁重にお断りした(笑)

これ、選手が直接オファーを受けていたら、PRのバーターにしていいものなのかどうなのか、
判らない状態で、受けていた可能性がある。
そうなると、「安受け・マイナスブランディング」になるリスクもあったはずだ。
メディアなら何でもいいと思ったらダメ。アスリートもキチンと媒体を調べないとね。)

・・・
また、こんな事も有ったな。
アスリートエールの問合せに、キャスティング会社から選手指定でオファーがあり、調整を開始。
収録日や場所などの調整はスムーズに行ったのに、出演費は?と尋ねたら、
「やっぱり、この案件は無くなりましたのでゴメンナサイ」とのメールが。

数ヵ月後に判明した事だが、
実は、こちらにそのメールを送る直前に、選手当人へfbメッセージで接触して、
アスリートエールを通さずに、選手と直接取引を開始していたのだ。
その目的は、
キャスティング会社のコスト(ギャラ)ダウンが目的なのは一目瞭然。

我々、相場の判る者が調整に入ると、
キャスティング会社は相場のギャラを支払わなくてはならない。
しかし、選手と直接なら、相場を知らない選手を
法外な低いギャラ、若しくはギャラゼロで使えるという、ずるい思考だ(笑)
(2つの例の法人名を挙げる事もできるが、まあ、いいわ。もう1度再発を見つけたら公開する)

・・・・・
このような感じで、
特にテレビ番組・出演オファーは、下請けや孫請けの20代ADが話相手だと、
いい加減にしてよ、というケースが年々増加傾向。
マイナー競技選手だからって舐めるな、プロデューサーが電話して来い、
という事が何度もある。
選手が収録現場で待っているのに、
留守電だけで当日キャンセル、なんていう失礼極まりない対応に対しては、
選手以上にこちらがブチ切れて、下請・孫請けの社長にクレーム。

しかし、選手サイドにも問題がある場合も少なくないよ。
業界の常識や相場も判らずにやるから、自ら問題を作ってしまう事もあるからね。
当日ドタキャンなんて、もう競技できなくなるぞってレベルだし(笑)
自分で調整をしていて、ギャラがこんなに低いんですけど、どうにかできないですか?
って過去の話をこちらに相談されても返答できんよ(笑)
契約書がなかったとしても、やり取りのメールは無いの?と聞くと、
全部電話で話していました、と・・・・
選手サイドも、情報武装しないといけません。

(アスリートエール登録選手は、マネジメント会社同様の調整を提供しています)
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2015年05月08日

NFの危機意識が、東京五輪後のNF(競技)破綻を阻止する・・・やるかやるまいか、今が岐路と気付くべき

■ソース(日本経済新聞/2015年5月4日
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO86421300T00C15A5000000/
■概略
日経新聞
「第2の羽生選手」を探せ、商業主義こそ金メダルへの道(これでいいのか東京五輪(2))
元陸上日本代表の為末大氏は危惧している。
「このままでは、東京五輪後に半数のアマチュア競技団体が破綻してしまう」
それはなぜなのか。
政府は、メダル有望視される競技団体を支援するため、2015年度に選手強化関連の予算を
前年度比39%増の116億3896万円と、大幅に増額。東京五輪が開かれる2020年度までは、
毎年のように予算は増える見通し。
日本スポーツ振興センター(JSC)のスポーツ振興くじ「toto」を財源とする選手強化費と合わせて、
アマチュア競技団体にはかつてないほどの規模の補助金(助成金を含む)が流れ込む。
政府は東京五輪で、金メダル25〜30個、金・銀・銅メダル総数70〜80個獲得を目標に掲げる。
金メダルも総メダル数も過去最多だった大会の約2倍という、意欲的な目標に向けて、大盤振る舞い。
問題は東京五輪後だ。予算は一転して減額される見通し。
為末氏は「競技団体は、一時的に潤うだけ」と冷静に分析。
国の厳しい財政事情が、選手強化費の「高止まり」を許さない。
水膨れした団体は五輪後に体制を維持できなくなり、競技力も低下していく。
そんな運命をたどらないためにも、補助金に頼らず、自力で選手強化費を獲得する努力が求められる。
為末氏は、「自分たちで資金を得るという発想が必要だ」と強調する。
スポンサーを開拓し、大会の入場料収入や放映権収入を得て、「自主財源」を増やす取り組みだ。

■衰退招く「強化費依存症」
だが為末氏は、「五輪に採用されているアマチュア競技団体であっても、
多くは自力でお金を稼ぐノウハウを持たない。何とかしなければ」と危機感を募らせる。
実際、多くの競技団体は「補助金漬け」の状態にある。
例えば日本ウエイトリフティング協会の2014年3月期収入=1億2101万円。半分以上が補助金。
全日本アーチェリー連盟の2014年3月期収入=1億1410万円。3分の1以上が補助金。
2020年に向けて、政府の選手強化費が増える過程で、多くの団体が補助金依存度をさらに深めていく。
補助金への依存度が高い競技団体ほど、成長性が低く、競技力が弱まる傾向にある。
東京・渋谷に本部を置く、ある球技の団体を率いる専務理事は、
「スポンサーを開拓したくても、私は教員出身なので、営業の仕方が分からない」と率直に語る。
この団体は、戦後五輪で一度もメダルを獲得したことがなく、競技力は低迷したまま。
狭い事務室には、専務理事本人と、もう一人の事務員がいるだけだった。
大半の競技団体は、このように学校の部活顧問を務めた元教員や、元選手が専務理事に就いている。
その下にもやはり、教員や選手出身の事務員が数人いるだけだ。
ビジネスの経験がほとんどなく、自力で稼ぐ力は弱い。これが日本のアマチュア競技団体の実情だ。
・・・・・
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普段から、
アスリートに向けて企業スポンサー獲得法や、もっと広い視点での資金調達法を講義し、
成功事例を挙げているつもりだが、
対象者は、これまでは選手や民間団体(クラブ・チーム)等に集中してきた。
受講者に共通するのは、危機意識の高い者と言える。
そう、そもそも論として、勝つ為にはもっと競技環境が必要で、それには金が必要、
又、もう競技資金が尽きそうで、このままでは引退せざるを得ない、、、、、
と言った、切羽詰まった選手は、当然ながら、危機意識を持ち、
トレーニング以外に時間を作り、資金調達法をゼロから学ぶ事になる。

現状維持でとりあえず運営が回っているNF関係者に、ぶっちゃけ危機意識は生まれにくい。
NF関係者にも、セミナー開催等の情報は送っているが、来るのはほんの僅か、、、、、
という事が、スポーツ界全体の未来への危機意識の無さを物語っている。

▼▼▼
自分は以前から、上記の為末氏と同じような事を言ってきた。
アスリートの多くは、東京五輪をきっかけに、社会にスポーツ心が広がり、
スポンサーも取り易くなり、マイナー競技にもチャンスが来ると言う・・・・

あの〜それ、全く逆なんですけど・・・・(笑)

為末氏の短い記事文章では、スポーツ界を俯瞰した的確な意見が記載されているが、
スポーツを超えて、更に日本の社会を俯瞰すれば、
まず、2050年に競技スポーツ年齢層(10〜25歳)の人口が半分に成りますから。
競技間での子供の奪い合いは既に始まっているし、会費収入が入ってこなければ、
準備をしていない(危機意識の無い)NF程に破綻する事になる。
これは、2050年を待たずして、東京五輪直後からじわじわ進む。
だって、社会にも投資者にも燃え尽き症候が起こるしね。

先日も、シンクタンクやらリサーチ機関から、東京五輪までスポーツ関連・市場規模は
ウナギ登り(?)的な記事が出ましたけど、
これから東京五輪だぜーって時に、その先を予測する人は少ないと思いますが、
マーケッターやプランナーやリサーチャーなら、簡単に予測できてしまう。
(これから東京五輪ってタイミングで、そんな、事後のリスク予測はメディアも出さないでしょう。
 そういう意味では、上記の記事を載せた日経新聞さんをリスペクトする。)

▼▼▼
という訳で、
資金難のアスリート個人は勿論、
そろそろNFの方々も気付いた方がいい、そうじゃないと本当に手遅れになりますよ。
5年後、10年後、20年後は関係無い?
公務員の方々だと、特に自収入に関係無いから現状維持で良いのでしょうし、、、
もっと国が金を投下せい、って話になるのかな?
申し訳ないけど、そのような思考の方が多いNF程に破綻するでしょう。

あるNFで、企業スポンサー獲得法を講義した時も、
やはり、小中高の教諭の方ばかりでした。
皆さん、教育者ですから、頭の良い方ばかりなので、講義内容自体はすぐに習得して頂ける。
しかし、知識と実行は別物。
頭に入っても、それを実行するのは、世の常の8:2の法則になってしまう(いや、0.5:9.5だな)。
「知識→実行」に何故スムーズに行かないのか???
その原因が「危機意識」の有無だ。
どんなに良い武器を持とうが、使わなければ意味が無いし、
そもそも、なんでこの武器が必要何だっけ?なんて思ってる時点で、実行に移る訳が無い。
(これはNFに限らず、民間スポーツ関係機関についても同様だ。
 資金調達が必須と言いながら、危機意識が低い事で実行に移されないケースは多い。)

▼▼▼
よって、
自分もリザルト情報も出ない程のマイナー競技に多く関わっている立場なので、
今後は、選手に限らず、NFにも協力したいと思います。

為末さん、同意見だから一緒にやらないかなあ。

TV中継競技等は、確かに、メジャーのプロ野球・Jリーグなどの成功事例を伝える、
いわゆるスポーツコンサルタント系を頼っても良いと思う。
経営コンサル等も出てくる場面かな。
広告スポーツならね。

しかし、TV中継も無い、競技人口も少ない、学校関係者ばかりの理事、、、、、
なんていうNFには、メジャー競技の手法を真似ても無理ですよ。
だって、広告価値が無いのですから。
広告スペース売りを、共通セールスシートで企業交渉しても、成約する訳が無い!
(まあ、東京五輪の社会気運を使う手もありますが、それじゃ持続しない)


故に、超マイナー競技選手には、露出を頼らない資金調達を、と伝達しており、
キチンと成功事例も出しているつもりです。
マイナー競技選手専門で指導している事例は少なく、専門家は日本に10人も居ない。
アスリートエールの選手向けセミナーは、その中でも一番成功事例を出している。

NFの中に危機意識の高い方が居れば、いつでも協力したいと思います。
posted by sports777 at 07:29| Comment(0) | TrackBack(0) | サポート&コンサルティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
スポンサー獲得講座マニュアル.jpg
『スポンサー獲得講座・マニュアル教材』
◆このような企業が獲得しやすい!=ターゲット選定法
◆このような企画書が成約しやすい!=Pull型企画書構成法
◆このような交渉が成約しやすい!=ベネフィット・プレゼン法
◆その他、習得ポイント多数の全220ページ

数十社に交渉しても獲得できなかった選手が
¥数十万〜数千万の資金スポンサー、サプライヤー獲得の実績!