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2015年11月15日

ファン対応・メディア対応は、必ずシビアに自競技に返ってくる→マイナー競技程に選手もNFも意識を変えないと

■ソース(
http://news.livedoor.com/article/detail/10833198/
■概要
空席1万人で協会謝罪 ラグビー界に“なでしこ”の二の舞い懸念
イングランドW杯で歴史的な3勝を挙げ、空前のブームに沸いているラグビー。
国内トップリーグにも注目が集まっていたが13日開幕戦は、チケットが完売しながら満員にならなかった。
秩父宮の収容人数約2万人に対し、入場者1万792人。日本協会は「販売枚数の見込み違い。ファンにお詫びしたい」と謝罪。
一般発売5000枚は完売。両チーム買い取り1万4000枚分のうち、半分以上が入場しなかった。
パナソニック日本代表SH田中史朗は「日本協会はしっかりしてほしい」と、いらだちを募らせた。
・・・・・
取材対応の不手際も多い。
「取材のお願いをしたが、所属チームからはなしのつぶて。散々待たされた揚げ句、『ラグビー協会を通してください』と。最初からそう言ってくれと言ったら、『だったら結構』という態度」(テレビ局関係者)
五郎丸取材が殺到するヤマハは、報道陣の人数制限などメディア規制。協会やトップリーグ運営委員会の処理能力がパンク。
「女子サッカーを思い出します。ドイツW杯優勝なでしこジャパンには帰国後、取材殺到。沢穂希への取材申請FAX用紙が手提げカバンいっぱいに。申請確認だけで数日間かかり、対応は後手後手。ドタバタしている間に熱は冷めてしまった」(前出関係者)
・・・・・
この国の“ファン”は熱しやすく冷めやすい。なでしこリーグ観客動員数はW杯制覇に沸いた11年の1試合平均2796人をピークに減少、昨年は同1593人。今年のワースト観客数は411人。
ラグビーも五郎丸ブームに浮かれているわけにはいかない。トップリーグで玄人をうならせ、素人を興奮させる試合を続けなければ、なでしこの二の舞いになる。
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当ブログを読んで頂けているマイナー競技アマ選手には、
今回のW杯ラグビーへの注目が羨望に映るであろう。

後半に書かれている「日本人は熱しやすく冷めやすい」という傾向は、
確かにスポーツにも当てはまる所があるのかもしれない、特に海外から見たら。
「応援・支援」という観点では、尚更、挙げられてしまう事かもしれない。
(日本の寄付文化がそれを象徴している。日本国民は一時的なら他国の何倍も反応するが、
 中長期には続かずに、NPO・NGOが資金調達に苦労する場面も見てきた。)
ここに注意しなくてはならない。

//////

アスリートは、基本的には、リザルトによって注目される事を目指し、
注目された場合にそれを維持しなければならない。
(例えアマチュアであっても、アスリートという職業を選択したのだから。
 まして、それをバックアップする為に存在するNFは、選手以上に自競技の注目を管理すべき。)

前述の「日本人は熱しやすく冷めやすい」という傾向を頭に入れた対応が望まれる。
メディアチャンスを自ら作り、それを利用して、自分個人と自競技を世間に訴求しなくてはならないが、
何故、訴求しなければならないか、という根本を忘れている選手やNFが多いのも事実。
学生選手なら「有名になりたいから」、でも仕方無いけど、
シニア選手なら、「社会訴求→ファン固定化(集客・収入)→資金調達循環」が目立つ目的であるし、
これを中長期的に回さなければ、アスリートという「職業」にならない。
個人選手もNFも、中長期的にファン集客を目指し、金を回し、結果的な競技普及に繋げる事を
目指しているのだから、「熱しやすく冷めやすい」方々を、いかに繋ぎ留めるかが問われる。
とにかく、ファンを重視する事を根本にすべき。
メディアの先にはファンがいるのだから、
ファンとメディアは同義語だ。

マイナー競技選手は、少ないメディアチャンスを活かして、
中長期で応援・支援してくれるファンを増やし、固定化し、維持しなくてはならず、
NFは「選手の人生を背負う」位の気持ちでやってほしいですよね

//////

更に注意点としては、リザルトにオゴラナイ事かな。
日本TOPや世界TOPレベルになった途端に「鼻天狗」となって、
ファン軽視・メディア軽視になる選手やNFが存在する。
(これは選手責任ではなく、周辺のコーチ・監督・NFの指導の無さが原因。)

選手―メディア間の調整をボランティアで行っていても、
「協会(クラブ・コーチ)に電話して下さい(通して下さい)」は当たり前、
「ギャラ無しなら結構です」と選手に返される事もある。
小さな媒体には出ない、というスタンス自体は、パーソナルブランドも影響するのでOK。
但し、態度や表現が悪い場合は、説教したくなりますよ、例え世界チャンピオンでも(笑)
(更に、メディア意義を知らずして面倒がる選手には説明するが、それでも理解しようとしない
 鼻天狗の選手には二度と調整しない、と思いたくなるのも心情。)
これまで気軽に資金調達等の相談に答えていたのに、連絡を無視するようになる選手もいる。
(真にその選手を高めたいと考える「お付き」を周辺に付けなければ、選手も曲がっていく。
 箱根駅伝とか甲子園とか、学生時代に天下取った選手は、周りが担ぎ過ぎて過保護になり、
 あなた社会勉強しないとセカンドキャリアで困るぞ、という事例も見てきた。)

「調整者じゃダメ、メディア企業から直接申請書を出して下さい」とNFに返されるのも日常茶飯事。
NFが、ごちゃごちゃ言ってきた場合は、
「判りました、他競技の選手に回します」と言わざるを得ないケースがあるのも事実。
メディア調整を面倒とするNFは、衰退すべし。

ファンに対しても同様な事が言える。
「テレビに出たし、ファンは自然に増えるでしょ」?
毎月¥何万円も投資してくれる小口協賛者に挨拶も入れなかったり(システム提供済み)、
ファンを軽視する選手は、必ずしっぺ返しが来る。
コアファン程に、ファン対応を軽視すると、後で超アンチになる確率がデータとなっている。
NFだって、ファン対応は全て選手任せで何もしない場合、どんどんファンは離れますしね。

//////

直接的なファン個人個人への対応、間接的なファン対応となるメディアへの対応、
超マイナー競技程に、重点施策として受け止めて欲しいですね。

「自分が競技普及してやる」と意気込む選手は各競技界に非常に多い。
「理想(競技普及)だけ見て現実(ファン対応・メディア対応)を見ない」事にならないように。
逆に、「木(目の前の短期対応)を見て森(中長期対応)を見ず」ともならないようにも注意しないとね。

マイナー競技の競技普及は、選手個人では絶対に無理。
仕掛ける人(NF・関係者)の協力が無ければならない。
(メディアは仕掛ける道具だ)
選手にとって、NF・関係者も「ファン」だ。
posted by sports777 at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月03日

マイナー競技選手でも自分でできるプロ意識対応=「ファン満足&ファン開発&資金調達に繋げる試合後対応」

■ソース
2015年9月22日/K-1 WORLD GP 2015 〜SURVIVAL WARS〜
65kgメインイベント=木村フィリップミノル VS 平本蓮
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この試合、観客席から見せて頂きまして、会場の盛り上がりを体感しました。
高校生王者が、格上のK-1象徴選手を倒せるか、
事前の広報からドキドキハラハラ感をファンに伝達して、興行として大成功。
両者の応援合戦で会場は沸いていました。


当ブログ読者のマイナー競技選手は、試合自体も面白いのですが、
この動画の最後の、両者の記者会見コメントを見て頂きたい。
CS放送(GAORA)中継があったので、
試合後まで選手コメントを、メディアが「追い掛けてくれる」と思われがちですが、
TV中継の無いマイナー競技でも、
試合中の心理・状況・戦略や反省点や今後の目標等を、
試合後に振り返ってファンに伝達する事は簡単にできる。


以下、当ブログの2010年9月13日記事を見て欲しい。

モトクロスにTV中継が入っていなくとも、
成田選手は個人でレースを振り返り、ファンを固定化しています。


・・・・
何故、試合後、レース後のコメントが必要なのか?
観客は見たものが全てだけど、
試合中、レース中の選手の心理までは判らない。
コアファンに成れば成る程に、ここが知りたいというのがファン心理。

プロ野球・Jリーグ、その他のTV中継競技はメディアが、
自動的に「やってくれる」から「いいなあ」なんて言ってる場合じゃないです。
「やってくれない」なら、「自分でやればいい」という事です。

スマホの自撮りで簡単にできる訳だから、「やるか、やらないか」という、
選手の努力次第という事が言えます。

これはマイナー競技程に、必須のファン・コミュニケーションです。
ファン・コミュニケーションは「応援」を呼ぶ。
ファン・コミュニケーションは「資金」を呼ぶ。
マイナー競技選手の競技資金調達の為にも、ファン・コミュニケーションは必須。

勝っても負けても行うのが『プロ意識』。
アマチュアでも資金調達が必要なら、プロ意識が必要になります。

前述のyoutubeの、負けた平本選手のコメントを見て下さい。
負けた後にこんな会見に出たく無いですよね。
但し、ファンは平本選手のコメントを待っています!
結果的に、敗戦の弁となりますが、平本選手はこのコメントによって、
がっつりファンの気持ちを掴み、コアファン以外にも、ファンを増やせているはず。
だから、大事なんです!

アスリートエールのセミナーで詳細を伝えていますので、来て下さい。
posted by sports777 at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月31日

実業団選手は企業の看板を背負っている事を忘れるな、企業サイドもビジネス同様の管理をすべき。

■ソース(SportsNavi 2015年8月26日)
http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201508260004-spnavi
陸上・世界選手権(中国・北京)男子5000m予選
旭化成選手「なんかもう、帰りたいです」
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■ソース(スポニチアネックス 2015年8月31日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150831-00000039-spnannex-spo
陸上・世界選手権(中国・北京)女子マラソン
ダイハツ選手、報道陣に呼び止められても「すみません」とだけ
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■ソース(産経ニュース 2015年8月28日)
陸上・世界選手権(中国・北京)走り高跳び予選
AGF鈴鹿選手「もうちょっと自信を持っていけば良かった

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なんだこれは?

部活の延長でやっている訳では無く、
日の丸を背負って戦っているのだから、これは無いでしょ。
世界選手権なので遠征費は陸連100%負担らしいじゃないですか、
そこには、国から落ちてきた金も入っている事でしょうよ。

大きな予算を持つNFなのだから、メディアトレーニング位、したらどうですかね。

・・・・・・・・・・・・・・・
選手は勝つ事もあれば負ける事もある、だから技術面には口を出せない。
それ以前の話をしているつもりだ。
もう少し、社会を意識した発言できないのかなあ、と思わざるを得ない。
(同じ日本人から応援されている、見られている、というプロ意識が無いのかなあ。
 陸上のようにTV中継の無い超マイナー競技選手だって、
 もっとまともな発言できるよ(笑)
 自分の発言が所属会社のブランドに直結している事を判ってる???)

実業団選手として、
自分の所属会社のブランドを背負っている事を理解できてるのかな?
と言いたいけど、選手を責める訳にはいかないよね、
そういう事を教えられていないのだから。

・・・・・・・・・・
じゃあ、どうすればいいの?

まず、代表選手を管理するNFが、
プロ意識の指導とメディアトレーニングをしてはどうですか?

それと、所属会社の広報部だか総務部だか経営企画部だか
ブランド・レピュテーション・コンプラ対策の一環としても、
所属選手全員に、対ステークホルダーという点を指導してはいかがですか?

胸に看板出してる名立たる大手企業は、
多額の広告費・PR費を使って商品販売に繋げる。
対社会という側面では、社会貢献やコンプラに力を入れてCSRレポートにまとめる。

実業団スポーツは、いつもこの2つ(売上向上・ブランド向上から成る本業)から外れている(笑)
実業団スポーツは、社員士気を上げるもの?福利厚生?宣伝ツール???
いずれの目的でも、ステークホルダーに直接触れているものですよ。
キチンと活用すれば、SRI対策にも活きるのに、
実業団のブランドをしっかり管理している事例をあまり聞いた事が無い。
だから所属選手も野放しにされる。

日の丸を背負う特別な人材なので一般社員とは違う?
アマチュアなので自由にやらせる?
うーん、御社の潜在顧客も視聴している訳だから、しっかり管理するべきでは?
もったいない。


・・・・・・・・・
ちなみに、うちのマネジメント選手が、記事のような発言や行動をしたら、
社会に対して土下座させます。教育不足でしたと、自分も土下座します。
(そうならないように、悪者になってでも、ちくちくうるさく事細かく伝えているつもり、、、)

ちなみに、アスリートエール登録者900人は全員を管理できないので、
資金調達セミナー出席者には、プロ意識の一部を教えているつもりです。
だから、JOCとは別の教育機関が必要なんだよなあ、竹田さん、森さん。
もう1度、プレゼンに行くかあ。

posted by sports777 at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月15日

マイナー競技アスリートの対社会スタンス・視点・意識は、どこに設定すればいいの?

■ソース(B級サッカー情報局2015月04月12日)
http://sakabuta.jp/2015/04/12/tokushima-goal-ura-vs-uchida-yuto/
■概要
徳島ゴール裏が試合後に大荒れ!DF内田裕斗の発言に怒り殺害予告するサポも
2015年4月12日:水戸ホーリーホックvs徳島ヴォルティスの試合後、徳島ゴール裏が大荒れ。
徳島が0-3で敗れ、7試合終了時点で1勝4敗2分。順位も22チーム中20位に沈みました。
試合前は両チームとも1勝3敗2分と同じ勝ち点で、実力差もほとんどないと思われていましたが、
0-3となす術なく敗れたチームにサポーターは怒り心頭。

ただでさえ荒れ気味の徳島ゴール裏に選手が挨拶に来た際、
キャプテンの斉藤大介が拡声器でサポーターへ呼びかけますが、
いつの間にやらサポーターと口論のような状態になってしまいます。
そして内田裕斗が斉藤を落ち着かせるべく、制止したところ、
サポーターを侮辱する発言をしてしまい、ゴール裏のコアサポが激昂したようです。

※概要
・0:00〜1:35 試合終了後、サポーターが不穏な空気。ゴール裏へ挨拶に来た選手に罵声。
・1:36〜2:40 斉藤キャプテンが拡声器で「必死でやってます」と教科書通りテンプレコメント。
・2:41〜3:07 斉藤コメントに「もっと本当の気持ちを聞かせてくれ」とサポーターが絡む。
          「勝ちたい気持ちはみんな一緒」と反論する斉藤にサポーターは
          「ピッチで気持ちが見えない」と更に追い打ちをかけ、口論のような雰囲気に。
・3:08〜3:25 内田裕斗ら数人が斉藤を落ち着かせる為に近付き、斉藤を引っ込ませる。
・3:26〜4:36 斉藤を引き下がらせる際、内田裕斗がサポーターの方を向き、何かを言った。
          内田が発言した瞬間、前列のサポーターが一気に激怒する。
          「待てよゴラァ、内田ァ、こっち来いや」と罵声。その後、関係者が謝罪。

※内田裕斗の発言をめぐり一部サポーターが暴走 内田は謝罪
内田は「あんなやつらほっとけ」と斉藤に言って、それを聞いたサポーターが激怒(真偽不明)。
激怒した一部サポーターは試合後にTwitterで暴走、「殺す」等の単語も飛び交っていた。
内田の発言は確かに失礼でしたが、動画を見て、むしろサポーター態度に疑問を持ちました。
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というサッカーJリーグの記事があり、これに関してサッカー関係者は勿論、
サッカー以外のスポーツ関係者からもコメントが出ています。
至近距離からの見解が多いので、
ファンが悪い、選手が悪い・・・といった論が多いので、
その辺りは、私見で言いたい事も沢山ありますが、
あえて、そこはパスして、
視点を変えて、この記事に見解を出してみます。
(既にyoutube動画が削除されたので、見ていない方は現場ニュアンスが判らないか、、、)

なので、ファンが悪いとか、選手が悪いとか、サッカーの場合とか、を超えて、
=至近距離からではなく、少し距離を置いて、マクロにこの記事を紐解いてみます。

▼▼▼
一般社団法人アスリートエールでは、
登録870名選手に対して、セミナー・メッセージ・連絡網等で、常日頃から、
「マイナー競技選手こそ、メジャー競技選手以上にファン重視でなければならない」
と伝えています。
これは、マイナー競技選手の大きな課題(資金難とPR不足)を解決する為の基礎として、
もういいよ、と言われても言い続けています(笑)

どうせ、競技中継されていないし、どうせアマチュアだし、、、、という意見が出る事もありますが、
より、その重要性を伝える為に、色々な説明パターン(切り口)を持って臨んでいるのですが、
一番、判り易いのが、資金調達という切り口からの説明かな。
なぜ資金調達をする為に、「ファン重視」が最重要なのか?

私「資金調達セミナーに来た理由は資金調達の為だよね?ファン軽視では達成できないよ」
選「ファンの小口協賛は不要、大口企業スポンサーが欲しいので企業重視で行きます」
私「確かに企業は大金を投資してくれるから、企業だけに集中すれば良いと思いがちだけど、
  企業の協賛金ってどこから生まれているんだろうね?」
選「企業は売上を稼いで、その内の一部を自分に協賛してくれる形です」
私「誰から売上を作るの?」
選「顧客です」
私「その顧客は、あなたの潜在ファンでもあるよね?」
選「大きな視点で見るとそうです・・・」
ファン.png

協賛金という「お金」を与えてくれる企業は、選手にとって「顧客」である。
売上金という「お金」を生んでくれる消費者は、企業にとって「顧客」である。
よって、「企業の顧客=消費者」は、選手にとっての「顧客の顧客」である。

例えば、トヨタ自動車に協賛を依頼する場合、
選手は、トヨタ自動車にペコペコ気を使えばいいというものではない。
それ以上に、トヨタ自動車の顧客である一般消費者を最重視するべき。
だって、その人達がトヨタ車をガンガン買ってトヨタ自動車が儲からないと、
選手は協賛してもらえないから。。。

その一般消費者とは誰か?
選手周辺の身近な方々ですよ、つまり「ファンや潜在ファン」の事です。

トヨタ自動車の社長の視点になってみよう。
アスリートに投資しようとする場合、
競技力やブランド力が同等のA選手とB選手を比較し、どちらを選ぶか?
確実に人気のある=ファンの多い選手を選ぶのが、社長=投資者の思考です。

つまり、常日頃から自分の「ファン」を固定して、
更に「潜在ファン」をファンにランクアップしてもらう努力を行い、
自分が影響力を持つ「ファン」が多い程に、企業から支持を受けて、
協賛金も獲得しやすくなりる・・・・・・・こうセミナーで伝えています。
(企業に喜んで頂くには、まず、企業の顧客(あなたのファンや潜在ファン)を喜ばせよ、
 というビジネス的なマーケティングと全く同じですよね)

これで、資金調達という切り口から、
「マイナー競技選手こそ、メジャー競技選手以上にファン重視でなければならない」
という意味が少しは伝わったかな?
資金調達という『金』の源は「ファン」からなのです。

これは協賛金だけの話ではありません。

五輪競技でNFから遠征費として頂ける「補助金」の場合も同様、
それはNFの金では無く、その大元は税金であったり、その競技の会費であったり、
その税金・会費を払っているのは「国民=会員=ファン・潜在ファン」です。

TV局からの放映料も一緒。
グッズ収入も一緒。
格闘家が興行でもらうファイトマネーも一緒。

アスリートは金の直接的な出所(企業やNFや興行主や局など)しか見ない。
しかし、アスリートが手にする「金」の源は、全て「ファン・潜在ファン」と言える。



▼▼▼
じゃあ、どうやってファン重視すればいいのよ?
それは常にファンの視点で物事を考える、プロ意識を持つ事ではないでしょうかね。

あれやれ、これやれ、という箇条書きもできますが、
そもそも論として、
自分が幼い頃にファンとなった選手が、どんな事をしてくれたら嬉しくなるかな?
自分がファン視点で考えれば、答えが見えてきます。

▼▼▼
なんで、こんな話をすんのよ????
そう、最初の記事の話題に少し戻してみると、
選手とファンの間には、既に不穏な空気が生まれていたようなので、

・選手は選手視点で考える・・・・
 「俺らは超頑張ってるよ、手抜きしてないよ、それでも負ける事もある。」
 「そんなに文句あるなら、自分で選手やってみろよ。」
 「悔しいなあ、でもそういう言い方は無いだろよ。」
・ファンはファン視点で考える・・・
 「少ない給与から毎試合、最前列で声が枯れるまで応援してるよ。」
 「こんなに金と時間と労力と気持ちを使っているんだから、文句も言いたいよ。」


どんなにファンが暴言を吐いたにせよ、
スポーツの現場の事なので、スポーツに関わる者=選手が場をコントロールすべき。
だって、そもそも、そこが仕事場で、「ファンから金・ギャラをもらっている」のだから。
(そうです、前述のように、選手のギャラは、クラブからもらっているのではありません。
 クラブは給与・ギャラに変換しているだけで、その金の源は「ファン」の金です。
 協賛金も放映料も収入の源は、全てファンの金と言えます。)

なぜファンはそこまで怒るのか?という思考=ファンを考察するプロ意識を持つべき。
選手視点よりも、ファン視点で考える事も大事だよね、プロなんだから。
アマチュアなら2位でも称えられていいけど、プロに2番は無いからね。
(これが判らない人はayセミナーに来て。これが判らないと企業協賛を取れないから。)

というか、Jリーグ選手でも、「何故ファンが重要なのか」という点を、
言葉ではフロントからガンガン言われているでしょうが、
論理的にキチンと指導されていないんじゃないかな?
単発セミナーとかはあるかもしれないけど、どうなの、会得できてるとは思えないんだけど。
(ayセミナーを受講した選手の方が、よっぽど、理解できてるし、プロ意識高いよ(笑))

先日のハンドボール・プレーオフ(大同vs大崎)でも、
ファン意識というものが指導されていなかったもんなあ(笑)
選手が指導者として教える機会もあるはずで、
そこではキッズやジュニアに、「最後まで諦めるなー」なんて言ってるはず。
残り38秒タイムアウト時点で、大崎は明らかに諦めていたじゃない(笑)
(これがJリーグやプロ野球や格闘技興行なら、怒号が飛び交うよ)
アマだから仕方無いけど、観客の視点を意識できていなかったのでは?
(チケット収入は、自分の給与とは関係無い、というスタンスなのかな)

別競技でも、
30歳を過ぎた実業団選手で、まともに挨拶もできない選手が少なく無い。
こういう選手を育てた指導者にも問題有り。
学生の部活などでは、「挨拶だけはきちっとしろよ」と監督が伝え、
自分への挨拶ができれば、あの子は元気に挨拶できる良い子です、なんて言う。
一歩、部活から離れて社会の場に解き放たれたら、
肩がぶつかりゃあ喧嘩?喫茶のウエイトレスを見下す?
これって、真の「挨拶」が全く教育できてないじゃん(笑)
若い内にエリート選手になった者程に、この傾向がある。

プロ意識という点が欠けている例が非常に多い。
これは選手の責任ではなく、指導者の責任だけどね。
指導者の責任は、競技界の責任。
競技界の責任は、『スポーツの責任』だけどね。
だから、回り巡って、スポーツに関わっている以上、自分にも責任があるので、
せめて、マイナー競技選手には、ayセミナーやメッセージで伝えているつもり。
まだまだ、未熟だし、影響度が小さいけどね。


▼▼▼
でもまあ、ぶっちゃけ、さすがJリーグ。
選手がどうだ、ファンが言い過ぎだ、という前に、
マイナー競技選手やNFや関係者は、
いかに、ここまで熱くなってくれるファンを生むかを考える方が先決だ。
毎試合、関心と興奮と感動を求めて自腹で応援に来てくれて、
(その金は選手の給与・ギャラとなる)
熱狂的に応援と支援を与えてくれる。。。。

故に、当ブログを読んでくれているマイナー競技アマ選手は、
アマ競技でもプロ意識を持ち、
常日頃からファン重視を考えて、熱狂的なコアファンを数多く生み出せるように、
競技力向上と自己ブランディング向上に、努めてほしいなあ。

posted by sports777 at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月02日

ムエタイ現役世界チャンピオンによるキック主体の新しい下半身エクササイズ『キクササイズ』スタート!

キクササイズ
http://www.jaid.tokyo/
https://www.facebook.com/Jaidfitness

弊社マネジメントの
ムエタイ現役世界チャンピオンのLittle Tiger(宮内彩香)が、
キック主体の新しい下半身エクササイズ『キクササイズ』の展開を開始、
虎ノ門に、Jaid Fitness Lab.をオープンしました。

女性専用のグループトレーニングが主体で、
(パーソナルトレーニングは男性可)
NIKEトレーナー森実利が、キクササイズ開発監修に付きました。

女性の皆さん、チェックしてみて下さい。
格闘家向けに、初代タイガーマスク佐山聡氏より伝承した、プロ向けキックもコーチング。
企業への出張講座もあります。

posted by sports777 at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月05日

内田雅章氏に学べ、スポーツ資金調達は「人間力(人脈)+give(スポンサーメリット)+伝達(プレゼン)」が基本中の基本

マイナー競技選手、いや、メジャー競技選手も、
現在、コンビニでも販売されている
「週刊パーゴルフ2015年2月17日号」P.28を購入して読んで欲しい。
(立ち読みは止めてね)
コンビニ行く暇無いよ、という選手はamazonで買えばいい。

たったの1ページに¥390を払う価値がある。
多分、このP.28は、アスリートにとって、読むだけで¥390万の価値がある。
(なんと1万倍の価値だよexclamation&question(笑))
岩田に騙されたと思って買ってみてよ、価値が無かったら、岩田が買い取るよ。

これをそこまでして購読してほしい事由は、
今後の「スポンサー獲得への意識」を変革できるからだ
本来、¥390万分のセミナーを受けて到達できる内容とも言える、これは大袈裟では無い。
まして、意識変革に成功できれば、企業スポンサー¥100万単位で、大きな資金調達となる。

この価値ある、たった1ページの記事内容が、
“人脈”というキーワードで有名な、内田雅章氏の言葉。

前述の記事内容は、日本プロゴルフ協会主催の2014プロテスト合格者に向けたPGAセミナーで、
エグゼクティブ・コネクションを多く持つ“人脈の神様”である内田氏が、
新人ゴルファーの為に「スポンサー獲得法の導入部分」を伝授したものだ。
(日本プロゴルフ協会は、講師に内田氏を招聘した事は正解。
 銀行屋や金融系のコンサルでは、アスリートの心に刺さらないし、
 野球・サッカー系のスポーツコンサルじゃ、他競技のパーソナル獲得に展開できないしね)

「スポンサーが求めるのは、優勝や戦績だけではない」・・・
「経営者を喜ばせる事がスポンサー獲得への第一歩」・・・
「スポンサーばかり見ていればいいというものではない」・・・

まさしく、アスリートエールセミナーの講義内容と同じです(笑)
同じ内容でも、内田さんが話すと説得力あるでしょ?
岩田が話すと、本当なの?と受け取るかもしれないけど、
かの内田氏が伝えているんですよ、アスリートの皆さん、これは実行しなきゃね!

※スポンサーは、戦績では無く、スポンサーメリットを求めている
 =戦績下位でも、スポンサー売上・ブランドUPに貢献できればスポンサー契約は可能
※経営者は自社利益(スポンサーメリット)や自社貢献に対して喜ぶ
 =協賛金をもらう(take)事ばかり考えず、企業のメリットを提示(give)する事を主体とする
※「スポンサーの顧客(潜在ファンとも言える)」を喜ばせれば、スポンサーは喜ぶ
 =自分のファンを固定化していれば、そのファンはスポンサー企業の顧客に成り得る


とにかく、アスリートの皆さん、1ページ¥390は、買う価値有りですよ。
上記にあえて記載していない内田さんの導入策も記載されていますので、
購読してみて下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内田さん、スポーツ界に警鐘を有難うございます。
御存知の通り、大会スポンサー不足、パーソナルスポンサー不足はゴルフだけじゃ無く、
スポーツ界全体の課題です。
スポーツ外から、スポーツ界はレベル低いね、と言って頂いた方が良い状況。
もうポジティブ指導の時代を超えた限界域に入っている為、
ケツを引っ叩いてでも実行させないと間に合わない状況と考えています(特にマイナー競技)。

各競技のNFでの講演は単発的になりがちで(そうなると実行者は2割以下)、
継続的なスクール形式ですと参加者もまばらになり(意識・金の問題)、
故に、指導する側も色々工夫をしなくてはならない状況です。

いずれ、専用スクールを作るので、内田さんを講師に招聘したいですね。
スポーツ界の資金調達は、ビジネス資金調達の世界に比べて非常に遅れていますので。


内田さんのこういう本もありますよ、面白いですよ。



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上述の内田さんは、アスリートの皆さんがスポンサー獲得活動に動く為の
きっかけを与えて頂けている。
これを、キチンとアクションして、成約させなければならない。

その為にも、更に踏み込んだ実行策をayセミナーで取得してほしい。
https://www.facebook.com/AthleteYell/events
一般社団法人アスリートエールは、マイナー競技選手の資金難状況を配慮して、
無料でボランティア提供しています。

企業スポンサー獲得には、大きく言うと、
@コネ(人脈)、Aセールスシート(スポンサーメリット提示)、Bプレゼン力・・・・
これを揃えなければ、協賛金を得る事はできない。
(寄付金なら@orBだけでも有り得るけど、長続きしない)

真にアクションを起こせる選手のみ、ayセミナーに来てほしいです!!!

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2015年01月25日

格闘技興行(選手)に学ぶファン構築と観戦誘引・・・自分が競技普及させると発言するマイナー競技選手は格闘技興行を観に行って!

先日、久しぶりにMMA・池本誠知選手(いや、今や社長だ)と電話で話しました。
DREAM,K-1のリングにも上がっていた第3代DEEPウェルターチャンピオンで、
現在は、ジム経営で成功されている。
関西総合格闘技のベースを作った選手であり、地元ファンに称えられているカリスマの1人だ。

大阪と東京で、中々、日常的に会う事はできない間に引退されましたが、
以下左は、チャンピオンを獲った時のリング上の写真。
以下右は、引退時の写真。
池本さんのファン数は、100人、200人のレベルじゃない。
(勿論、ファン数が多いのは池本さんだけじゃないけど)

池本タイトル.jpg池本引退.jpg

格闘技ファンの方々は、¥5000以上のチケットを購入して、応援する選手の興行(観戦)に行く。
お金を払ってでも、その選手の戦いを観たい、応援したい、、、、という「気」があるから行く。
(選手(格闘家)は、試合前に減量と戦いながらも、チケット販売もしなくてはならない、という
 格闘技興行のデメリットもあるが、それは別機会に記事にします。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

他競技(マイナー競技)で、このような状況(ファンと選手の関係)を殆ど目にした事が無い。
(関係者が胴上げとか、祝勝会に人を集める等はあるけど、やはり重要なのは現場でしょ)
他競技(マイナー競技)の1人の選手が、自分のファンを数百人単位で大会に誘引している?
しかも、5000円以上の有料、かつ、年間何回も。。。。。
他競技(マイナー競技)の1人の選手に、試合中に大声援や怒号が起こる?
他競技(マイナー競技)選手が、ファンに食事やキャバにガンガン連れて行ってもらえる?(笑)


これが、
「他競技(マイナー競技)の協会と選手が学ぶべき1つ」だと言いたい。


多くのマイナー競技選手が、「自分が活躍する事で競技普及させます!」と口にする。
「あたなが優勝すると何人、新規競技者が増えるの?何人が目標なの?」と問うと、
答えられない選手が多い現実。

そりゃあ判るよ、この競技はマイナーと言われるものの、単純に面白いし、
工夫の仕方で競技人口は増やせるよね、というケースもあるのだが、
しかし、あなたが活躍すると本当に競技普及に結び付くの?
あなたが優勝する全日本選手権は観客数を何人増やせるの?
その観客数の内、あなたのファン数は何人なの?
という問いには、観客数は知らない、聞いた事が無いという返答もある。
観客数を何人から何人に増やせるかも描いてないで、
じゃあ、「普及」って何を指してるの?と・・・・


じゃあさ、まず、自分のファンを多く作って会場に来てもらって、
選手の中であなたが一番、観客動員数が多いといった実績の元で、
協会に改革案(競技普及費くれとか)を交渉するとかね、
もっと具体的に、競技普及って何だっけ?という質問に、
バシッと答えられないとね、、、、、と話をする事が非常に多い。

・・・・・・・・

メディア使いは?広告費は?普及費は?仕掛けは?目標設定は?着地点は?
協会にもの言える役職取ったの?政治力は?

競技普及っていう夢を語るのは自由だけど、そんなに簡単なものでは無い。
選手1人で変革したいなら、それなりの覚悟力と能力が必要。

まずは、格闘技興行を観戦しに行って、
何故、この選手はこんなにファンが多いのだろう?
何故、金を払ってまで会場誘引できているのだろう?

自競技を普及させたいと発言する選手は、まずは格闘技興行を観に行って、
その答えを探ってみてほしい。
自分のファンを大会に動員できないのに、自分が勝っても普及にならないんじゃないの?
ここはあえて、厳しく問いたいです。
(引退してからでいいので、本気で普及に取り組んでもらう為。その時は全面協力したい。
 勿論、現役中からできる事はやるべき。ただ、本格的に普及活動するとなると、
 現役を続けていられないですよ(笑)時間も金も労力も掛かるからね。
 なので現役中にできる事は、自分のファン数を多くして、大会に動員する事なのでは?)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
他マイナー競技の選手だけでなく、協会の方々も考えて頂きたいのだが、
100人出場する大会で、
1選手が有料観戦者100人動員できたら、観客数1万人で、チケット収入も安定。
何故、協会は、選手のファン構築を教育・指導・推奨しないのですかね?
(NFの資金調達の原点は、ファン創りにある。
 魚屋だって八百屋だって百貨店だって、超ブランドだって同じですよ、皆、努力してます。
 予算が無いからできません、なんて言葉は、廃業・自滅を意味するから、
 予算が無いなりに成功を追求しています。
 売れなきゃ潰れるので、買うファンを日々開発している。)

こういった小さな動きを仕掛け、それを大きな動きに変換するのが協会・連盟の仕事で、
メディア・政治などプラス要素も活用しながら、ファンが増えた方が、
財政上も良いに決まってる(企業スポンサーも獲得しやすくなるし)。

なので、NFも選手も、
格闘技みたいな興行と競技大会は違う、なんて低レベルな話をせず、
学ぶ所は学ぶ、盗む所は盗む的な発想で、
様々な大会(興行含む)を観た方が良いですよ。
高額な御偉いコンサルタント的な先生を頼ると、
プロ野球・Jリーグ、又は海外の成功事例程度しか出てこないので、
マイナー競技に変換できない、という課題にぶつかった、という相談も少なくない。

いやいや、もっと小さな現場にも、学ぶ事は沢山あると思いますよ。
スポーツ以外の、飲食店・専門店・車・アイドルなど多岐に渡って、
普及のヒントがバンバン落ちていますよ。
posted by sports777 at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月12日

物資サプライヤーを複数成約させて、資金スポンサー獲得に備えよ!企業契約に向けて、信用・安心感を構築すべし!

図1.png


マイナー競技アスリートでも、物資サプライを受けている選手は多い。
競技道具が戦績を左右する競技だと、それが如実に見えますよね。

「サプライヤーは居るけど、スポンサーが居ないんで困っています・・・」と発言する選手が多いが、
資金スポンサーより物資サプライヤーを獲得する方が容易である事は間違いないが、
基本的には同じ「契約」である事を忘れてはならないですよ。

資金スポンサーは、直接的な現金。
これは、遠征費・練習施設費などの、物質と言えないモノに使われる経費が、使途となる。
物資サプライヤーは、間接的な現金と言えます。
競技用具を本来は購入する金額を、ゼロにしてもらえるのだから、
現金を間接的に頂いた事と同じ。
つまり、2つは同格であり、
モノを頂く位なら契約書は不要でしょ、という時点で間違っている。
メーカーから、契約書は面倒だからいいよ、と言われたとしても、
「いや、間違いの無いように作らせて下さい」というのが、アスリートの役目。

何故、サプライヤーをスポンサーと同格に契約書が必要?

だって、間接的な現金なのだから、そこにサプライヤーメリットが発生するでしょ。
その内容を書面で交わさない時点で、間違いが起こる可能性がある。



ウェアを提供してもらって、色が気に入らないからと、友達にあげてもいいのですかね?
ウェアを提供されたのにも関わらず、ライバルメーカーのものを着用していいのですかね?
提供したサプライヤーは、練習時も試合時にもメディア出演時にも着用しているはずと考える。
それが、実際は違うとなると、法的な話にも成りかねない。

特に、ウェアに関わらず、ライバルメーカー(競合社)というものには、
アスリートが考える10倍、20倍、ビジネス社会ではシビアなものです。
たまたま洗濯していて競合メーカーウェアのものを着用している時に、
サプライヤーの方に会ってしまった、又は、写真を見られてしまった・・・・とか、
これは、アスリートが考える以上に、大変な事になります。
自分がメーカー社長の立場だったら、どう思うか、想像すればすぐ判りますよね。
(競合社からも同じサプライを受けていた、なんて事が発覚したら、それは損害賠償もの。
 石川遼がトヨタから協賛されている時に、アウディで事故りましたよね。
 トヨタは千万単位を投資していたのだから、トヨタ車に乗っていると思ったろうなあ(笑)
 ただ、それが契約書に記載されていなければ、石川遼は、トヨタ車以外の競合メーカー車に
 乗ってもいい。法的に問題ない。
 しかし、法的にOkだったとしても、社会的に、仁義的に許されないでしょうね。
 だからトヨタから契約を切られ、結果的に千万単位を失った。
 無免許問題が前面に出ていますけど、仁義面の理由も大きいと関係者に聞いています。)

故に、頂いたウェアを、こういう場面で着用します、という契約書は必須なんです。
(それを省略するしない、はサプライ会社と協議しなくてはなりません)

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で、話を元に戻しますか。。。。

企業とのキチンとした関係を、
物資サプライヤー企業と複数構築する事で、

資金スポンサー獲得率は上昇します。

何故?
サプライヤー企業もスポンサー企業も、法人格ですから、
小さな物資といえども、そこに信頼関係が無くては続かない。
例え戦績TOPでも、人間的な信頼関係が築けなくては1年で切られる。
例え戦績下位でも、サプライ企業への感謝の意を持ち、
サプライメリットを追求している選手なら継続してもらいやすい。
要は、
スポンサー企業が、
この選手はサプライ企業との間に良好な関係がありそうだから、

投資しても大丈夫かな?とプラス側に読むからです。

マイナー競技アマチュア選手はスポンサーメリットを全うしないとか、
持ち逃げしちゃう例もあるとか、
そういうネガティブ情報は社会では情報がすぐ回りますし、
企業も認知しているケースが多い。
だから、企業はリスクのある個人と取引をしたくない・・・・
だから、マイナー競技アマ選手は、サプライヤーは獲れても、
資金スポンサーが獲れない、という日本のスポーツ事情になっている。
(よって、マネジメント会社所属に所属していない選手より、
 所属している選手なら法人取引となるので有利、とも言えてしまう。)

マネジメント会社・無所属選手の、資金スポンサー成約に関わるリスクの減らし方は、
そのような観点からも、
既に多くのサプライヤー企業さんと取引きしていますから私は安心ですよ、
という事が言えなくてはならないし、そこをアピールする必要性がある。

このように、
サプライヤーゼロ選手より、サプライヤーを複数保有している選手の方が、
資金スポンサー獲得率は高くなる、、、、、
こういう事が言えます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おまけ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
物資サプライヤーの物資とは、何でもいいんですよね。
これを知らないマイナー競技選手が多いですね。

殆どの選手が、競技関係用品だと思い込んでいます。
中古車から車をサプライして頂いたり(最近、サーフィン高橋みなと選手が成約してた)、
八百屋から野菜をサプライして頂いたり(祈AT OFF佐々木さんセミナーでも事例有り)、
PCでも、酒でも、トイレットペーパーでも何でも有りです。
モノじゃなくて、サービスでもいいんですよね。
エステとか整体とか掃除とかタクシーとか。。。

世の中の殆どの商品とサービスには価格が付いています。
価格とは、金額的な価値であり、
サプライヤーシップは、金額的な価値を投資して頂く仕組みなので、
何でもいいんですよね。

但し、注意しなくてはならないのは、
100円分を頂いたら、100円分の価値を選手がサプライヤーに返す、
100万分を頂いたら、100万分の価値を選手がサプライヤーに返す必要がある。
もらいっ放しが一番良くない。
もらえるんだから「もらっておく」という発想は危険極まりないです。
そもそも、「もらう」と「頂く(投資してもらう)」は、似て非なるものですしね。

サプライ物資をして頂いて、つまり、間接的な“現金”を投資して頂きながら、
何のリターンも返さない思考や行動は、必ず後でしっぺ返しが来ますよ。
本質的には、契約書に関わる、法的なリスクとなる。
(サプライメリットを実行しなかったので損害賠償請求されるとか)
又、契約書が無くても、社会的なリスクとなる。
(あの選手は最低限の約束も守らないという社会的信用の失墜とか)
又、仁義面でのリスクにもなる。
(あの選手には2度と提供しない、業界全体に教えて孤立させてやるとか)


故に、物資サプライヤーやサービスサプライヤーという
企業と良好な関係を築いて、

そこで構築した人間関係・信頼関係・安心力・評判を、
資金スポンサー候補企業からの投資に
結び付ける事が重要です。
続きを読む
posted by sports777 at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月10日

戦績?情熱?企業スポンサーはその先をチェックする。社内決裁をスムーズにする企画書でスポンサーメリットをプレゼン!

2図.png

本日は、ay登録選手のセールスシートのチェックを2本ほど、、、、、

企業スポンサーを得たいと言う相談は、切羽詰まって時間が無いケースが多い。
え、あと2ヵ月で1000かいっ、
え、1ヵ月後に600必要だと?
もっと早く来てよ〜と言いたくなるケースが少なくない(笑)

自身の過去最短記録は、1週間で1000の実績あるから、できなくはないけど、、、
アスリートには1週間で1000はちょっと無理でしょうけど、
2ヵ月で1000は無理とは言えないな、本人に覚悟力次第。
(ay最短記録は、スキー小島選手の3ヵ月で550万だな)

で、
「じゃあ、とりあえず企画書見せてよ」と問うと、
プロフィールが出てくる・・・・
「いや、プロフィールじゃなくて、セールスシートの方を見せて」と問うと、
「セールスシートって何ですか?」と。。。。。。
「えっ、プロフィールで2ヵ月内に1000契約しようとしてたの???」
このようなケースもある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スポンサーシップはビジネスです。
協賛案件には必ずセールスシート(企画書)が必要です。
企画書不要で成約可能なんて教えてるケースがあるようですが、
アスリートに嘘を教えちゃいけないよ(笑)

そもそも、企画書に記載するスポンサーメリットが契約内容になるのだから、
そこを口頭で済ませるなど、絶対に有り得ない。
例えワンマン社長がOKしても、社内決裁上、
紙という物質に書かれた約束事の文字が無ければ、請求書も領収書も作れず、
法務上・会計上、まずい事になるし。
スポーツに限らず、全ての協賛案件に企画書という書類が必要です。

で、それを完成させるのに、アスリートが学びながら作っていたら1ヵ月掛かる。
プランニング会社に依頼したら、15〜30万は請求される。
デザイン的に格好いい企画書を作っても意味が無い。
企業は内容(スポンサーメリット)を見るので、内容が明確で有益なら、
デザイン力は不要(まあ、格好いいに越した事は無いけど)。
パワーポイントを使える知人に3万で作ってもらいました、というケースもあるけど、
内容がダメダメなら、安かろう悪かろうな企画書になってしまう。

F1の場合、映像プレゼン主体であっても、必ず約束事が書かれた紙の物質がある。
(凄く豪華で写真アルバムみたいなものが多いけど。
 そりゃ金額が億単位だから、紙も豪華になるわな)
F1などは、スポンサーメリットとしてTV視聴率が重要になるので、
世界中のTV局の視聴率データが前年度実績として、書類(本みたい)になっている。
Jリーグだってプロ野球だって、著名個人選手だって紙の物質(企画書)がある。

プロフィールだけで交渉なんて、有名芸能人だけだわ。
まあ、芸能タレント事務所にアスリートが所属する場合、
セールスシート無しで、プロフィールだけで営業会社に営業代行させるケースもあるが、
結局、営業会社がペーパーを作るハメになるからねえ。
著名選手でもスポンサーが付かない、、、との相談には、
そりゃアスリートは芸能人じゃないんですから、いくら有名でもプロダクションが
企画書を作らないとダメですよ、営業代行会社任せではダメっ、とアドバイスする。
(時には、うちで作成依頼を受ける事もある)

このような訳で、セールスシート(企画書)作りは、交渉時の武器であるから、
時間を掛けて、キチンと約束事を記載した、ちゃんとしたモノでなくてはならない。

で、企画書の次に営業交渉。
多くの選手が、飛び込み営業をする・・・
過去、凄かったのは、
1年間で500社回っても成約ゼロでしたと言うレーサー・・・・・・
年500社って凄いなあ、営業マンの鏡だな、、、、って、違うよ、
なんでそんな無駄な事やってんだよ、、、、と。

もっと戦略的に、労力を少なくする為に、
ああしてこうしてそれして・・・と改善させるのだが、
この営業交渉=プレゼン時に、
いかに相手のメリットを効率的に伝えるかが勝負になる。

アスリートにプレゼンがうまくなれ、というのも筋が違う。
武骨な話し方でも、緊張しまくってどもってもいいんです。
大事なのは、覚悟力を見せる事は当然のこと、スポンサーメリットが伝えられればいい。
話すのが苦手でも、企画書にそれが記載されていれば、
「ここに書いてある事を僕はキチンと実行します!」と言えればいい。
(だから、そういう観点からも、セールスシートは重要)

で、そのプレゼンの場をセットするのには時間が掛かると認識した方がいいです。
飛び込みにならないように、コネを探す時間もありますし。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このような訳で、
アスリートが基本的に1人で企業スポンサー獲得活動を行うには、
一般的には、まずスポンサーシップ成約までの流れを認知し、
(その為にも、ayセミナーに来て下さい)
企画書作成になんだかんだで1ヵ月。
営業戦略とコネ戦略で1ヵ月。
アポ獲りとプレゼンで1ヵ月。
最短でも3ヵ月以上掛かると考えておいた方が良いです。

但し、
本人の覚悟力次第で、この最低でも3ヵ月は要するという壁を越えられる。
2ヵ月で行けるかもしれない。
1ヵ月で決着を付ける選手も現れるかもしれない。

企業スポンサーが欲しい、と発言する選手は非常に多い。
しかし、本気で準備して、実行するのは、
世の中の法則なのか?
8:2の確率で、実行者は2割となる。

やるか、やらないか?
実行するか、しないか?
資金調達は、たった、この2つの選択でしかない。
どんなに凄いテクニックとノウハウを得ても、やらなきゃ結果は出ない。
宝くじも買わなきゃ当たらない。

覚悟を持って、本気でやるとなったら、小島君の記録を破る選手は現れるであろう。

で、まとめ!!!
無料企画書チェック、受けますよ!

https://www.facebook.com/kazumi.iwata
fbにメッセージ下さい。

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2015年01月04日

正月返上のアスリート多数。スポンサー獲得に自分の都合は関係無い、企業スケジュールに合わせよ。

図1.png

あけおめ、ことよろ。


昨年末、スポンサー獲得活動に関わる相談に来た選手には、
申し訳ないけど、この年末年始の人様が休んでいる期間こそ、
スポンサー獲得に向けた活動をしなくちゃね、と話していました。
(御蔭で、こちらも正月が無いけど、そんなのどうでもいい、
 教える側は、結果と実績は命だからね)

そもそも、なんで、この時期に焦らなくちゃいけないの?という話。
スポンサ一シップを得やすい時期がある事を、皆さん御存知だろうか?

そもそも論として、金をもらう側(アスリート)と、金を出す側(企業)は、
どういうパワーバランスにあるのか?
スポンサー獲得活動を少しでも経験している選手なら判ると思いますが、
もらう側に1mmの主導も無い。
出す側が全てだ。
ここをキチンと認識しなければならない。

いかに投資されるか?を考えなくてはならない。
企業にとって、スケジュール面だけのモノサシで考えると、
いつ交渉すべきなのでしょうか?
企業の内情を理解していれば、答えは簡単に出てくる。
そう、
もらう側は、出す側(企業)のスケジュールや都合に合わせる事が基本。

そこに、正月やら誕生日やら冠婚葬祭なんて関係ない、というのが実情。

実際、いつが確率が高いか?
ayセミナーに来て下さい。
http://www.athleteyell.jp/report/ay-seminar/
いくらでも伝えます。

ただ、そんな時期選びも、戦略の1つに過ぎない。
もっと大きな土俵で、大きな視点でスポンサーシップを捉えるべきなんです。
それによって、スポンサー獲得率は大幅向上します。
騙されたと思って実行してみてほしい、こちらは傾向と対策をデータ化しています。
1000人以上のデータです。

先程、述べたように、スポンサーシップを得たいのならば、
自分本位というか、自分のレールに乗ってもらうとか、自分のスケジュール観で行くとか、
それは企業に通用しません。
お金を出す側=企業のモノサシに乗らなくては。
つまり、言い方を変えれば、選手視点では殆ど成約できない(ゼロでは無いですが)。
企業視点で考える所に、スポンサーシップ成約率がある、と言っても過言では無いです。

私自身、ビジネススポンサー獲りで、何百回、何千回、チャレンジしてきたし、
企業TOPと直接話をさせて頂きました。
自分でも経営を何度も経験して、起業家支援もしてきた中で、
いかにアスリートが自競技のスポンサーシップ(投資)を獲得するか、
これは、誰が何と言おうと、王道も近道も無く、
お金を出す側の企業に、人間・競技・努力を認められるのは当然のこと、
いかに企業の業績に貢献できるのか?
これを示さない限り、スポンサーシップは成立しないし、
それを示せない選手に、企業は投資すべきでは無い!
(そうでないと、スポーツの価値が下がる)

こういったスポーツ環境の中で、いかに投資を受けるかを考えなくてはならない。
テクニック、メソッド、、、、、確かにあります。
しかし、それだけで成約する事に異議を唱える。
(そんなのは、セールスレターだけで儲けるといった低レベルな話に過ぎない)

少なくとも、潟Xポーツゲイン、一般社団法人アスリートエールは、
セールスレター的な低レベルな事を教えている機関では無い。

例え、戦績が低くても、例え戦績無しのキッズでも、
投資されるべき人間にしか、テクニックやメソッドを伝授したくない。
これが本音だ。
そうしないと、スポーツの価値を高められない。

皆、大変なのは判るよ、
金が無いと戦績が上げられない競技も多いしね。
しかし、人様から金を投資される、という事を、深く追求した方が良い。
それが成約への近道だから。

そういった中で、
自分本位の、もらう(take)だけの思考では無く、
自分が企業に対して何ができるの?という与える事(give)を考えないといけない。
(このtakeとgiveの考えは、私も、皆AT OFF佐々木氏に教えて頂いた)

そういった視点で考えると、
何故、正月返上なのか?
いつ企業提案した方が有利なのか?
それは、テクニック論として、答えは自ずと見えてくる。

真に、スポンサー獲得を目指す選手、
ayセミナーに来てね。
http://www.athleteyell.jp/report/ay-seminar/

メールで話すより、
電話で話すより、
ay管理画面の動画セミナーを学ぶより、
マニュアル教材で自習するより、
なんと言っても、顔と顔を見合わせて、魂ぶつけて話す方が、
スポンサー獲得への近道です!
posted by sports777 at 05:27| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
スポンサー獲得講座マニュアル.jpg
『スポンサー獲得講座・マニュアル教材』
◆このような企業が獲得しやすい!=ターゲット選定法
◆このような企画書が成約しやすい!=Pull型企画書構成法
◆このような交渉が成約しやすい!=ベネフィット・プレゼン法
◆その他、習得ポイント多数の全220ページ

数十社に交渉しても獲得できなかった選手が
¥数十万〜数千万の資金スポンサー、サプライヤー獲得の実績!