アスリートのオンライン対策について書いておいた方が良いかなと考え、
以下、探ってみたいと思います。
ソチに行った日本代表選手でも、
大きく分けて、@公式サイトを持っているor A持っていない選手に分けられます。
a・選手自らが構築しているケース=これは極僅か=実際はbのケースも有り
http://teamakira.com/ (レンディング陽)
b・支援者(知人、後援会、サプライ会社、スポンサー)が作成しているケース
http://www.saratakanashi.com/ (高梨沙羅)
http://yuzuru-hanyu.jp/ (羽生結弦=今、工事中)
http://www.itodaiki.com/ (伊東大貴)
c・マネジメント会社や所属先が用意しているケース
http://maimao-asada.com/ (浅田真央=IMGさん)
A公式サイトの無い選手は、
d・殆どは、ブログ・twitter・facebookをオンライン情報発信ツールに使用。
e・全くオンライン対策を行っていない選手までいる。
※そもそも、何故オンライン対策が必要なの?
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これをキチンと語るには、産業革命までさかのぼる必要があるけど(笑)
五輪中継でも雑誌でも何でも、微かにでもアスリートの自分に気付いてくれた人がいたら、
インターネットが無い時代は、マイナー競技は殆どTV・新聞に露出されないから、
つまり全国認知のチャンスは、超マイナー競技やアマ選手には無かった。
これは、ファン獲得やスポンサー獲得にも影響する事であり、
例えば、資金難という課題は、負のマイナススパイラルで解決しにくかった。
しかしながら、今のようなネットが当たり前の時代となり、
TV・新聞などのマスコミュニケーションに頼らずも、
自ら自分を世に売り込めますよね。
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全国の見知らぬ方を、自分のファンにする事ができるかもしれない。
ファンの一部には、自分への投資者がいるかもしれない。
見知らぬ法人からスポンサー依頼が来るかもしれない。
メディアから出演依頼があるかもしれない。
ぶっちゃけ、上記を意識せずに、単なる日記情報を書いている選手が殆どなんですよね。
何時に起きた、何食べた、何が面白かった、、、、などの日常日記を書き、
PV数を聞くと、そんなに読んでいる人数が少ないなら、書いても意味無くねえ?という
問いに答えられないケースが非常に多いです。
そう、そもそも、何で情報発信するの?という問いが出る事自体がレベルが低過ぎる。
どんなにマイナー競技でも、アスリートはタレントと同じような「公人」意識を持つべき。
いつ何時、どこでも、誰かしらから見られている(注目されている)という意識を持ち、
できればスポンサーになって頂き・・・・・
その分、トレーニングに時間を当てた方がいい。
オンライン情報発信って、競技と同じ。
それは、ファンを配慮したものとすべき、と表現を置き換えられます。
勿論、憧れの選手が、何時に起きたのか、何を食べたのか、何をしてるのか、等の
ブランディングの一環とする事もできますが、
もっとファンを配慮した内容であれば、もっとファンが増えるかもしれない、と
思えませんかね?
アスリートは、アスリートという職業者とも言えるので、
アスリートで無ければ判らない事や、アスリートだから考えられるような内容の方が、
自分を売り込みやすいのでは?
キッズ&ジュニアは置いておいて、少なくともメディアや企業は、
戦績だけでなく、選手の差別化ポイントや優位性を見つけたいと考えていますよ。
夕飯何食べた、何が楽しかった的なレベルの話題だけでは、
別にアスリートで無くても、面白い文章を書く人はいくらでも居ますし。
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オンライン対策の目的とかメリットが判って頂けたでしょうか?
で、ここからが本日のメインディッシュです。
ファンの受け皿、企業・メディアの受け皿は、
本来は「公式サイト」でなければならないのです。
(つまり、前述の@でなければならない)
ブログ・fb等で、選手個人のプロフィールがパッと判りますかね?
その選手の戦績=実力がパッと判りますかね?
仮に、いいなと思われた時に、問合せができますかね?
マネジメント会社所属で無いから、リスク有りと思われませんかね?
確かに、全ての情報をブログに記載する事はできるかもしれませんが、
webサイトの世界では、3秒ルールとか、0.3秒心理みたいなものがあって、
折角、ファン・支援者・サプライ・資金提供といった関心を持ってもらっても、
それを逃している確率がどんなに高い事か・・・
その証拠に、先日も、某選手へのメディア出演がアスリートエールに来ました。
その選手を調べてみると、
google検索上は、1位・本人ブログ、2位アスリートエール個人ページという順で、
その選手はブログ上に問合せ先のアドレスを掲載している。
にも関わらず、2位の当方に問合せが来る(これ非常に多いんです)。
何故、このような事が起こるのか?
情報発信の仕方ですよね。
アスリートエールの各選手の個人ページは、「公式サイト代わり」なんです!
こういった事を考えて対処しているつもりです。
資金難の選手は、まともに発注すると¥15〜30万は掛るホームページを作れない。
(学生や知人にボランティアで作ってもらうケースもありますが、
やはりプロが作らないと、安かろう悪かろうになってしまう。
殆どが、格好良く作ろうとして、公式サイトの意義を忘れている例が殆ど。
公式サイトは見てもらってナンボ。問い合わせてもらってナンボ。
仕方無く、無料のブログ、facebook、twitter、mixiを使い、
これでオンライン対策はできていると、大勘違いする。
確かにこれらで名を広げる事もできなくは無い。
うまい人は結構なPVを稼いでいる選手もいる。
しかし、PVやいいねが多くても、
サプライヤー・スポンサーに結び付けられていない例が殆どだし、
単なるオンラインの人気者?としか言えないのでは?
うまい選手は、実直にPVをファン開発→支援者増大→協賛取り、
というラインに乗せている。
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※結論
何故、オンライン情報発信(対策)が必要か?
それはどんなメリットをもたらすのか?
ブログ、facebookでは何故ダメか?
公式サイトこそ、アスリートを世に示す王道であり、
社会と選手を繋ぐ最強ツールであるのは何故か?
こういった事が、短い前述の説明で御判り頂けましたでしょうか?
じゃあ、¥15〜30万払って、公式サイトを作れって言うんかい!?
という質問が沢山上がってくると思いますが、
答えは、
「はい、それを無料でアスリートエールで作って下さい」。
別に営業的に言っているのではありません。
アスリートエールは一般社団法人ですので、
公平・公正にアスリートのメリットを追求しています。
ですから、我々は赤字でも、アスリートエールを運営しています。
各選手ページのgoogleロボット対策も、SEO対策も行っていますし、
リアル場面でも、選手リストを企業に紹介したり、
メディアからの問合せに対して、細かい仲介もしているつもりです。
○○県在住の女子アスリートで推奨できる選手を1名ピックアップして下さい、
等の企業協賛マッチングも進んで行っています。
公式サイトを持っていない、マイナー競技アマチュア選手達へ。
無料のアスリートエールで、公式サイト代わりとして機能する、
アスリートエールページを、今すぐ作成して下さい。
アスリート・ファーストという観点から、
メリットの多いツールのはずです。