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2014年04月11日

プロ意識3=アスリートは自らの価値額を知る

ちょっとシリーズ化しちゃった(?)プロ意識について、
アスリートは自分の価値を知るべき・・・・という点で書いてみます。
これは、スポンサーシップを獲得したい、という点で非常に重要です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
マイナー競技アマ選手からの資金調達の相談は非常に多い。
殆どが、今、企業スポンサーを取らなくは、
もう競技を辞めなくてはならない・・・・といった切迫した状態で連絡が来る。
当ブログ・facebook・アスリートエール・弊社HPを通じて連絡があったり、
又、紹介という形で直接面談する形となる。
北は北海道、南は沖縄から(いや、これ本当)、
キッズ&ジュニアの場合は、わざわざ家族で新幹線に乗って来てくれる。

自分は、スポーツ界に入ってまだ5年程度だし、スポーツ界なんてまだまだ良く知らない。
別に知ろうとも思わない。
自分なんか頼りにしてくれなくても、
スポーツスポンサーシップを語れる御偉いさんが沢山いるであろう。
しかしながら、スポーツビジネスを始める前は、いわゆるビジネススポンサーシップも
突き詰めていたので、その辺りを察して、頼りに来てくれるのであろうか。
そもそも、「ビジネススポンサーシップ>スポーツスポンサーシップ」だから、
ビジネススポンサーシップの方が、高度であり、難度が高いに決まっている。

そんな訳で、マイナー競技アマ選手から、業界では名の知れた選手まで対応している。
で、当ブログでは、読者になって頂けているマイナー競技アマ選手にスポットを当てて、
スポンサーシップを獲る為のプロ意識、というテーマで書いてみます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
資金不足で切羽詰まった選手は・・・

 ・どうしても来月までに企業スポンサー300万を得たい!
 ・モータースポーツは金が掛かる、数千万を得たい!
 ・高慢な選手だと、20%渡すから、3000万獲れる?
  なんて、初対面に対してアホな挨拶言葉を掛けてきた選手もいる。
  (この手の社会を知らない選手は、当然断って、心折ってから帰る)

このようなケースがあるのだが、
企業スポンサー獲得へのテクニック論は、ここでは省いて、
(緊急を要する方は、マニュアル教材でまず基礎を学んで下さい)
スポンサー獲得へのプロ意識、という視点で言いますと、
「まずは自分の商品価値を知れ」という言葉に凝縮されると思います。

アスリートは人間なので、表現が悪いかもしれないが、
協賛金というお金が動く限り、世の中のモノ・サービスに置き換えられ、
企業の投資金=協賛金を出してもらう限り、
それ相応の価値のモノ・サービスでなければならない。
簡単に言うと、以下@のように、
仮に単位を¥100万としよう。
企業協賛金として¥100万を得たいなら、
選手の価値額が¥100万でなければならない。
これ、当然ですよね、世の中の全てがこうでなくてはならない(例外もあるけど)。
皆さん、
¥100万の車購入に、¥120万払う奴はいないし、
例えば、その車が¥80万の価値しかないんじゃないの?という場合、
だったら、¥80万だったら買うよ、、、てな事は日常的ですよね。
だから、スポーツスポンサーシップも図@でなければならないんです!
図1.png

ところがどっこい、マイナー競技アマ選手の場合で多いのが、図A。
自分の価値額が判らず、とりあえずこの位(この図では¥100万と仮定)として、
1年後に、¥40万の価値額しかなかったとなると、
企業が先行で払った¥100万の内、純粋な協賛金額は¥40万で、
残り¥60万は、元が取れなかったという事になる。
(企業から見れば、¥60万を寄付した事になってしまう)
これがよくある1年で切られるケースだ。

この原因はどこにあるのか?
突き詰めると、
・自分の価値額を認知していないアスリート側にある。
・プロ意識を持たず、協賛金額分の価値をリターンする努力を怠るアスリート側にある。
(但し、何度も言うように、アスリート本人よりも、これらを教えないスポーツ界全体の
 責任である。特に、国・文科省・JOC・協会・監督・コーチは、これらを何十年も
 指導していないという点で、責任重大である。アスリートが可哀相だ。)

これを回避して、永続的に協賛して頂くにはどうしたらいいか?
自分の価値額を知り、協賛金額以上の価値を提供する図Bを追求する事だ。

良く判らない、マネジメント会社がやってくれるだろうし・・・と言う選手もいるだろう。
マネジメント会社なんてピンキリ。
ここまで指導している所は数少ないし、@になっていない案件も沢山ある。
何でもかんでもマネジメント会社頼りではなく、
最低限、この程度の基礎は選手本人が認知できていないと、
マネジメント会社に、してやられちゃうんじゃないですかね?(笑)

別にそこまで知らなくてもいいんじゃないの?という選手もいるだろう。
それは本人の自由なので強制するつもりは無い。
但し、結果的にAの状態に有る程に、企業業績が悪くなった時、
又、Aの実情がバレた時に、切られます。
でかい額ほどに、次年度が大変になって、最終的に選手本人が困る事となる。

ですから、
アスリートは、社会の中に置かれた自分の商品価値額というものを、
自ら知らないと、自分を売り込めない、とも言えてしまう。

¥100万欲しいから¥100万下さい・・・あなたは¥100万の価値があるのですか?
と企業に問われたらどう答えますか?
¥1000万掛かるから¥1000万欲しい・・・あなたは¥1000万の価値があるのですか?
と企業に問われたらどう答えますか?
企業は、¥100万の価値額に対して¥100万しか払わない。
企業は、¥1000万の価値額に対して¥1000万しか払わない。
だから、スポンサーを得ようとする選手は、
必要額があるなら、それに見合った自分の価値額を作らなければならない。

スポンサーシップはビジネスです。
よって、スポンサーシップを要するなら、ビジネス感覚で、価値額を取引しなくてはならない。
スポンサーを得ようとする時点で、プロ意識が必要、という事となる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

じゃあ、どうやって、自分の価値額を算出するの?という質問が出るはずだが、

例えば、視聴率○%のTVでスポンサーロゴを露出できる・・・・というケースなら、
その広告(メディア露出)換算費が、1つのモノサシとなる。
(ゴールデンタイムで○秒露出したら¥○○○万相当とか。これは専門的な話であるが、
 広告代理店マンやメディア業界人に聞けば教えてくれるでしょ。判らなければ私が教えます。)

例えば、発行部数○万部の雑誌や新聞でスポンサーロゴを露出できる・・・・というケースなら、
そのスペースの広告出稿費を換算値に置き換えていい。

例えば、メディアになんてまだまだ出られる立場じゃない、という選手でも、
じゃあ簡単な例で言うと・・・駅前で、スポンサー企業のチラシを巻くとする。
駅前のティッシュ配りの御姉さん、判りますよね。
あれって、企業が広告代理店やコンパニオン会社に依頼する場合、
いくらで発注しているか、そんな豆知識も知っておいてほしい。
そうだなあ、御姉さんの手元に入るのが日給¥1万としよう。
しかし、企業は、広告代理店やコンパニオン会社に¥2万は払っていますよね。
じゃあ、選手が企業貢献の為に、月に10日チラシを配ったら、
10日*2万=¥20万の価値額と仮計算していいんじゃないですかね。
自分だけでなく、家族や知人まで巻き込んで、10人体制で企業の為に
チラシを配ったら、単純計算すると、¥20万*10人=¥200万と計算されちゃいますね。
(これは極端な例なので、実際はもっと細かい計算になりますが)
普通のバイトでも、日給いくら、という働き=給与という、お金の算出の仕方がありますよね。

例えば、観客人数○万人の前で、全員に見えるように企業ロゴを露出する。
1人当たりの広告額を¥○と設定すれば、観客人数を掛け算すれば、ロゴの価値額も
計算できる。というか、しなければならない。

まあ、これ以外にも沢山ありますが、
上記は1つの例として、
とにかく、自分の商品価値を数値で知ろうとする努力が必要という事。
アマならこんな事は知らなくてもいい。
しかし、¥1でも動くスポンサーシップを望む選手なら、
プロ意識を持って、学習するべき。
だって、自分の商品価値額を知らなければ、
正当な協賛金額を要請できないでしょ。
¥100万の価値額があるのに、企業に¥50万しか出せません、と言われたら、
金額が少ないからと断らなくてはならないし。
企業が¥100万出すと言っても、自分の価値は¥70万しか無いから、
¥70万で御願いします・・・と言った方が永い関係が作れる。

というように、最初から全部を知れと言っても難しいので、
せめて、プロ意識を持って、これらを知ろうとする努力を持ち合わせて欲しい、と願います。

企業とアスリートの関係は、50:50であるべき、というのが弊社のスポーツビジネス信条。
企業負担が多過ぎてもダメ(図A)。
企業が得をし過ぎてもダメ。
企業が投資する金額と、アスリートの得る協賛金額は、50:50の関係を築くべき。
これが中長期的に支援する、支援される、という公正公平な関係である。
一方が得をしてたり、一方が損をしてたりのスポーツスポンサーシップは、清算されるべき。
(これ、意外と、メジャー競技でも結構ありますよ。その金額おかしいですって案件が。)

キチンとしたスポンサーシップが、マイナー競技アマ選手の間でも普及するように、
これを目指して、あえて厳しい意見を出し続けます、ここは曲げられない。
posted by sports777 at 02:07| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月10日

プロ意識2=アスリートのファン対応

アマでもプロ意識を持て・・・・・って、どういう事?
プロアマの定義は競技によっても異なるし、
そこはまた別途、長文で語らなくてはならないが、
今記事は、それは置いておいて、、、、

プロ意識って、
最終的にはアスリート自身の、選手として、人としての確立に繋がるはず。
アマは、一生懸命戦って2位でも、頑張ったね、2位でも凄いよって賞賛されてOK。
プロは、2位は100位と同じ。1位を獲らないと価値無しと、言わざるを得ない。
(ちょっと厳しい言い方だけど)

¥1でもスポンサーシップ(サプライヤー含む)を得たら(金が動いたら)、
アマ意識じゃまずい、プロ意識を持たないと。
金が動くって事はビジネスだし(ここでは寄付金ではなく協賛金を指す)、
1位はメディアに掲載されてスポンサーロゴ露出に貢献できても、
2位はメディアに載らずに、スポンサーロゴ露出貢献できない。
たったこれだけでも、スポンサーリターンの可否に関わってくるし。

スポンサー対応だけではなく、ファン対応も同じである。
ファンコミュニケーションは、既存ファンの満足に繋がり、
新規ファンの誘引・増大に繋がる。
いかにファンを意識しているか、、、、、これが問われる。
(日本の実業団選手などは、ここが欠落しているケースが多い)

例えば・・・
この写真は、スポーツ先進国USAの、NASCARの写真を
ネットで拾ってみた。
図2.png
続いて、比較しやすいように、スポーツ発展途上国Japanの
レース界の写真をネットで拾ってみた。
(無作為にピックアップしたので、特定人を選んでいる訳ではない。
 説明用に、キーワードで探しただけです、あしからず。)
図1.png
この違いは何であろう?

USAでは、キッズが写真を撮って下さいと要望してきた時、
選手が子供の目線に合わせて、ひざまずいて写真に納まる
ケースが多いと言う。
USA選手からJapanのケースを見ると、
選手が椅子に座ったまま、子供が立って写真を撮るなんて
有り得ない・・・・と言う意見もある。
これは、4輪レース界だけの話では無い。
(たまたま判り易いように4輪が例となっただけ)

キッズにとって選手は、夢の人であり、憧れの人である。
そのキッズは、将来、自競技を背負ってくれるかもしれない、
競技人口を広げてくれるかもしれない、
ファンを増やしてくれるかもしれない・・・・
ファン1人への対応が、ファン全体への意識として
表してしまう場がアスリートにはある。

単に、ひざまずいて写真を撮れと言っているのでは無い。
単に、子供の目線で写真を撮れと言っているのでは無い。
そんな事は小さな事だ。
もっと大事な大きな事として捉えるべき。
アスリートにとって、ファンって何なの?・・・・・って事です。
これが判らないようであれば、アスリートという職業人として危険だ。

(これも、前記事同様に、突き詰めれば、アスリートの責任では無く、
 それらを指導していない、国・文科省・監督・コーチの責任である。)

例えば、
選手が協会から遠征の補助をもらう・・・
選手によっては、協会の金周り担当者にペコペコする者もいる。
(世渡り上手なサラリーマンと同じか?(笑))
その遠征費補助金って、誰が投資してくれてるの?
その協会担当者ではないですよね。
協会は、JOCから得ている。(選手会費や協賛金もあるが)
JOCは、文科省やtotoから得ている。
文科省は、国から得ている。
国は、国民から税金として得ている。
totoも、元は国民の宝くじ購入費。
平たく簡単に言えば、こうだ。

選手が企業から協賛金を得る・・・・
選手によっては、この企業にさえ、ぺこぺこしていればいいと
考える選手もいますよね。
じゃあ、企業の協賛金って、出所はどこ?
その企業の商品を買う、国民ですよ。

国民という言葉に着目してほしい。
見ず知らずの国民は、選手の潜在ファンである。
知っている国民は、選手の既存ファンである。
お金の出所は、補助金でも協賛金でも何でも、
最終的な出所って、国民の財布なんですよね。

これが判れば、国民=ファンの重要性が少しは伝わったかな?
JOCや協会や企業は、間接的に投資してくれる存在・機関であり、
本当の出所は「ファン」である。
ファンを重視すれば、これらの機関は投資せざるを得ないケースだってあるし、
直接的に小口協賛金を投資してくれるかもしれない。

金だけじゃない。
応援心や支援心という「気」を与えてくれる。
この「気」は、モチベーションを上げ、技術を上げ、戦績を上げてくれる。
アスリートにとって、ファンとは、
資金面でも精神面でも、自分を高めてくれる存在である。

自分と直接面談する選手や、セミナーで会った選手には、
必ず、この話をしようと努力しているつもり。
ファン軽視の選手は、必ずどこかでしっぺ返しが来る・・・・という
都市伝説的なものも、無くは無い。

マイナー競技アマ選手の場合は、有名プロ選手以上に、
プロ意識を持ち、ファンコミュニケーションに努めてほしいですね。
それは、自分の為だから。
posted by sports777 at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プロ意識1=アスリートのスポンサー対応

facebookが便利で、完全にブログが疎かになってきました。
最近のブログは月1ペースか、、、、長文伝達はブログと位置付けようかな。
頑張ります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、今回はマイナー競技アマ選手のプロ意識を取り上げ、
その1つであるスポンサー対応について気付いた事を書きます。
更に、スポンサー対応の1つである、「戦況報告」について。

ジェットスキーのアマ世界チャンピオンを2度制した、小原聡将選手。
http://www.athleteyell.jp/ohara_toshiyuki/
小原選手は、ドバイ・マレーシア等を始め、世界中の大会を回っている。
ドバイで優勝した時は、王族からトロフィーを受け取るなど、
大学1年生なのに、グローバルな奴だっ(笑)

コミュニケーションに長けて、
ビジネス感覚を持ってスポンサー対応ができる選手は非常に少ない。
五輪に出ている著名選手でもできない事を、小原君はササッとできてしまう。

で、小原君は、いつもいつもいつも、試合が終わると以下のようなワードで
作成したレポートを、スポンサー・サプライヤー・支援者に送付している。
1年に10大会に出た場合、10回送ってくる・・・徹底してるよね、忘れる事無く送ってくる。

↓ 一番最近のレポートは量が少ないかな。いつもはもっと大量だっ(笑)
図1.png

これによって、細かい戦況が判るし、
ブログやSNSでは語られない状況やエピソードも判る。

ファンサービス(ファンコミュニケーション)と、スポンサー対応を
キチンと区分しつつ、各者に適した報告対応をしている、というものだ。

毎回毎回、このようなレポートを作るのは、時間も労力も要する。
しかし、その戦いの場を作ってくれている人々=スポンサーへの
対応を決して怠らず、レポートという形で毎回、試合後にすぐ送付してくる。
アスリートにとって、簡単そうで難しい事だよね。
面倒くさいしね(笑)
しかし、小原君のように、世界を飛び回って、帰国すれば大学に行って、
国内戦にも参戦している、超多忙な世界チャンピオンでも、
このような対応をしているのですよね。

自分も、相当な数のアマアスリートと会ってきたけど、
(個別面談で500人以上、セミナーや会話を合わせれば数千人かな?)
毎回送ってくる選手は、
ジェットスキー小原君とラフティング阿部さん(The River Face)位だな。
時々送付してくる選手もいるけど、99%の選手がここまでやっていないよね。

これって、どういう事か?
結果的に、次のスポンサーを獲る確率論に影響してくるんですよねえ。
競技で強いだけでなく、律儀な人間性をアピールできる面もあって、
「こういう選手は応援したいよね」という気持ちを広げる事となる。
応援者を少しでも増やしてあげたい、
スポンサー候補者を紹介したい、
小口でも協賛したい、
このような応援心を誘引する事となる。

小原君や阿部さん(TRF)は、これらを狙ってやっている訳ではない。
自然と身に付いた、感謝心からの行動であろう。
今、このような対応ができていない選手は、
戦略的であってもいいと思う。
今日からでもスタートするべきだ。

ビジネスでは、売り手心理より顧客心理になって、
売る側ではなく、モノやサービスを買う側の立場に立った思考が、
ニーズを掴み、商売として成功しやすい。

アスリートの場合も同じだ。
ファンやスポンサーの気持ちになって、
自分が応援する立場だったら、応援する選手にどうしてほしいか、
どう対応してくれたら自分は喜ぶか?
これを、今度は自分が実行する側に立つ。
こうする事で、ファンやスポンサーは増える!

マニュアル教材にも書いてあるけど、
スポンサー獲得には、「相手の立場で考える」ことが必須。

レポートは、スポンサー対応としては、やはりPCメールで送付すべきですね。
スポンサーシップはビジネスなので、
ビジネスではSNS類(facebook、mixi、LINE、ブログ)は使用すべきでない。
1人1人、個別アドレスに、Eメールで送付すべき。
(ファンコミュニケーションは、SNSでOK。但し、SNS類は、ファンもファン以外の方も
 見るオープンなものだ。よって、本来は、ファンだけが読めるクローズドが望ましい。
 そこで、アスリートエールのメルマガ機能を使うべき。
 ファンにしか読めないクローズド情報=情報の価値が上がるからね。)

これらの、アスリートの命である戦績を伝える行為。
戦績は結果であり、その結果に至る戦況(経緯)を詳細に伝える、毎回伝える・・・・
これって、プロ意識が伴っていないとできないよね。

負けたら、ショックで?、SNSでさえ報告を怠る選手もいる。
これはプロ意識ゼロで、プロなら失格だよね。アマなら仕方無いとも言えるけど。
ファンやスポンサーは、勝っても負けても、経緯や結果を待っている。
リザルト報道競技なら、ニュースを見ればいいけど、
マイナー競技ほどに速報が無い。
であれば、自分で報告するしか無い。
事故で病院に運ばれた、、、なんてケースなら仕方無いけど、
応援者・支援者の心理を理解できていれば、試合後に速報を出し、
その後、詳細をメルマガ等で報告する・・・・・・これがプロ意識の1つ。
これができていないとすると、
極端に言うと、ファン・スポンサー軽視、とも受け取れてしまう。
これじゃ、スポンサー獲得には不利だよね(笑)
(こういう情報って、なんだかんだ言っても、広がるものだし。)


以前にも記載しましたが、
2輪モトクロスの成田亮選手は、凄いよ。
http://www.athleteyell.jp/narita_akira/
ファンコミュニケーションとして、試合後に必ず、
動画報告をyoutubeに載せて、ファンに報告している。
試合会場に行けないファンは、これで戦況・リザルトを詳しく知る事ができる。
https://www.youtube.com/watch?v=O6BaWG3SbPE
(こういう形ね)

野球やサッカーではヒーローインタビューがありますよね。
マイナー競技だと、TV中継すら無い。
じゃあ、自分で作っちゃえって事で、ファンに向けた動画メッセージを送っている。
成田選手は、プロ意識高いよね。

是非、多くのマイナー競技アマ選手に、
小原選手や成田選手を見習ってほしい。
アマチュア選手でも、プロ意識を持って、アスリート職種を全うする。
ファンやスポンサーの心理を考えて対応する。
これが、新たなファン開発や、新たなスポンサー獲得に繋がるからね。

プロ意識って大事なんですよ。
自然と身に付いている選手もいるし、
考えながら身に付けた選手もいる。

PS・実業団選手は、プロ意識の無い選手が殆ど。
   そもそも、企業所属だから、セミプロって感覚なのか、
   別にスポンサーは不要だし、ファンなんてゼロでも給料もらえるし、
   って感覚になっちゃうんですかね。
   アスリートとしての意識に欠けるよね。
   この思考が、日本のスポーツをおかしくする・・・・と言っても過言ではない。
   まあ、日本のプロアマ定義も曖昧だし、
   ファンやスポンサーを大事にすべしという教育も無いし、仕方無いかね。
   となると、これらはアスリートの責任では無く、
   スポーツ界を仕切る重鎮や構造の問題だわね。


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おまけ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分は日本一を目指しているので、トレーニングを最優先しているので、
ぶっちゃけ、SNSなどでファン対応している時間が無いんですよねえ・・・
という発言をする選手が、時々いるんですよね。

こういう場合は、このように聞く。
・あなたは24時間中、毎日20時間くらいトレーニングしているの?
・あなたの競技資金はどこから来ているの?
・あなたのファン人数は何人?

いくらトレーニングが忙しいって言ったって、10分もPCやスマホに向かう
時間が取れない生活って、本当?
もしそれが本当なら、身体を壊すトレーニング法だから、
トレーニング時間を逆に減らした方がいいんじゃない?と言いたくなる。

バイトが生活の生命線?忙しいから10分もPCやスマホに向かえない?
ファンやスポンサーが増えれば、バイトを止める事もできて、
トレーニング時間を増やす事が出来て、戦績が上がるのにね(笑)
(そこにはファン人数も影響してくる)

日本一を目指す選手が時間が無い?
あなたよりもっと時間が無いと言える、
世界を飛び回って、世界一を獲っている選手が、
キチンとファンコミュニケーションやスポンサー対応時間を作っているのに?

何故、冒頭のような発言が出るのか?
ファン軽視・スポンサー軽視と読まざるを得ない。
ファンやスポンサーの位置付けが理解できていないのと、
ファンやスポンサーが戦績を上げるものだという理解が無いのだと思う。
これを教えるのが、本来は、コーチや監督の役目だよね。
コーチや監督は、
技術だけではなく、アスリートとしての生き方とか、社会での役割とか、
アスリートとしての金の作り方とか、
そういった事も指導できないといけないよね。
技術指導者以前に、人間指導者というか、人生の先輩というか、
そのような指導者がスポーツ界に増えないといけないよね。

ただ強けりゃいいってもんじゃない。
ただ速けりゃいいってもんじゃない。
スポーツの社会的ポジションが問われる。


posted by sports777 at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月02日

マイナー競技アマ選手のオンライン対策は99%、改善が必要。それじゃファン・協賛は掴めないでしょ。じゃあどうする?

ソチ五輪も落ち付いて、代表選手達のJOCリストを再確認していた時に、
アスリートのオンライン対策について書いておいた方が良いかなと考え、
以下、探ってみたいと思います。
(当ブログ読者のマイナー競技アマチュア選手をモノサシに書いてみます)

ソチに行った日本代表選手でも、
大きく分けて、@公式サイトを持っているor A持っていない選手に分けられます。

@公式サイトを持っている選手の中でも、簡単にいうと以下に分けられる。
  a・選手自らが構築しているケース=これは極僅か=実際はbのケースも有り
    http://teamakira.com/ (レンディング陽)
  b・支援者(知人、後援会、サプライ会社、スポンサー)が作成しているケース
    http://www.saratakanashi.com/ (高梨沙羅)
    http://yuzuru-hanyu.jp/ (羽生結弦=今、工事中)
    http://www.itodaiki.com/ (伊東大貴)
  c・マネジメント会社や所属先が用意しているケース
    http://happy.woman.excite.co.jp/team-aiko/ (上村愛子=スポビズさん)
    http://maimao-asada.com/ (浅田真央=IMGさん)
A公式サイトの無い選手は、
  d・殆どは、ブログ・twitter・facebookをオンライン情報発信ツールに使用。
  e・全くオンライン対策を行っていない選手までいる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※そもそも、何故オンライン対策が必要なの?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これをキチンと語るには、産業革命までさかのぼる必要があるけど(笑)
まあ、そんな時間はないので、超簡単に言うと・・・
五輪中継でも雑誌でも何でも、微かにでもアスリートの自分に気付いてくれた人がいたら、
その人は、どうやって、あなたという存在に辿り着くのですかね?
インターネットが無い時代は、マイナー競技は殆どTV・新聞に露出されないから、
どんなに勝ち続けても、個人の人間力や社会的影響を持たずして、
マスコミを味方にできなかった・・・
つまり全国認知のチャンスは、超マイナー競技やアマ選手には無かった。
これは、ファン獲得やスポンサー獲得にも影響する事であり、
例えば、資金難という課題は、負のマイナススパイラルで解決しにくかった。

しかしながら、今のようなネットが当たり前の時代となり、
TV・新聞などのマスコミュニケーションに頼らずも、
個人で情報発信をする事が容易になった、これはインターネット様のお陰であります。
つまり、マスメディアの露出を待っていなくても、
自ら自分を世に売り込めますよね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※オンラインで情報発信をすれば、どんなメリットがあるの?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
全国の見知らぬ方を、自分のファンにする事ができるかもしれない。
ファンの一部には、自分への投資者がいるかもしれない。
見知らぬ法人からスポンサー依頼が来るかもしれない。
メディアから出演依頼があるかもしれない。

さあ、今日の当記事の核心に入ってきました。

ぶっちゃけ、上記を意識せずに、単なる日記情報を書いている選手が殆どなんですよね。
資金難で困っています・・・という選手の多くが、
何時に起きた、何食べた、何が面白かった、、、、などの日常日記を書き、
PV数を聞くと、そんなに読んでいる人数が少ないなら、書いても意味無くねえ?という
問いに答えられないケースが非常に多いです。

そう、そもそも、何で情報発信するの?という問いが出る事自体がレベルが低過ぎる。
どんなにマイナー競技でも、アスリートはタレントと同じような「公人」意識を持つべき。
いつ何時、どこでも、誰かしらから見られている(注目されている)という意識を持ち、
私人ではなく公人として振る舞う位のプロ意識が欲しいところです。

で、情報発信とは、
基本的に自分を世の中の多くの方に知って頂き、できればファンに誘引し、
できればスポンサーになって頂き・・・・・
このような図式を作るべきであり、目的のない日記なら時間の無駄なので、
その分、トレーニングに時間を当てた方がいい。

オンライン情報発信って、競技と同じ。
目的を設定して、それに則した情報発信をすべき。
それは、ファンを配慮したものとすべき、と表現を置き換えられます。

自分が小さい頃、憧れの選手がいましたよね。
勿論、憧れの選手が、何時に起きたのか、何を食べたのか、何をしてるのか、等の
日常情報をネットで見て、身近感と言いますか、遠く無く、近い存在を
ブランディングの一環とする事もできますが、
もっとファンを配慮した内容であれば、もっとファンが増えるかもしれない、と
思えませんかね?
アスリートは、アスリートという職業者とも言えるので、
アスリートで無ければ判らない事や、アスリートだから考えられるような内容の方が、
自分を売り込みやすいのでは?
キッズ&ジュニアは置いておいて、少なくともメディアや企業は、
戦績だけでなく、選手の差別化ポイントや優位性を見つけたいと考えていますよ。

夕飯何食べた、何が楽しかった的なレベルの話題だけでは、
別にアスリートで無くても、面白い文章を書く人はいくらでも居ますし。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※ブログ・SNSでは不十分。公式サイトが必須。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
超簡単に説明してきましたが、ここまでで、
オンライン対策の目的とかメリットが判って頂けたでしょうか?

で、ここからが本日のメインディッシュです。

ブログ、facebook、twitter、mixi等は、情報波及ツールに過ぎません。
ファンの受け皿、企業・メディアの受け皿は、
本来は「公式サイト」でなければならないのです。

(つまり、前述の@でなければならない)

ブログ・fb等で、選手個人のプロフィールがパッと判りますかね?
その選手の戦績=実力がパッと判りますかね?
仮に、いいなと思われた時に、問合せができますかね?
マネジメント会社所属で無いから、リスク有りと思われませんかね?

ブログ、facebook、twitter、mixi等だけでは、このような課題があります。
確かに、全ての情報をブログに記載する事はできるかもしれませんが、
webサイトの世界では、3秒ルールとか、0.3秒心理みたいなものがあって、
折角、ファン・支援者・サプライ・資金提供といった関心を持ってもらっても、
それを逃している確率がどんなに高い事か・・・

その証拠に、先日も、某選手へのメディア出演がアスリートエールに来ました。
その選手を調べてみると、
google検索上は、1位・本人ブログ、2位アスリートエール個人ページという順で、
その選手はブログ上に問合せ先のアドレスを掲載している。
にも関わらず、2位の当方に問合せが来る(これ非常に多いんです)。
何故、このような事が起こるのか?

情報発信の仕方ですよね。
アスリートエールの各選手の個人ページは、「公式サイト代わり」なんです!
前述のAの方々を、いかに@の態勢に持って行くか、
こういった事を考えて対処しているつもりです。

資金難の選手は、まともに発注すると¥15〜30万は掛るホームページを作れない。
 (学生や知人にボランティアで作ってもらうケースもありますが、
  やはりプロが作らないと、安かろう悪かろうになってしまう。
  殆どが、格好良く作ろうとして、公式サイトの意義を忘れている例が殆ど。
  公式サイトは見てもらってナンボ。問い合わせてもらってナンボ。
  格好良さなんて関係ない。)

仕方無く、無料のブログ、facebook、twitter、mixiを使い、
これでオンライン対策はできていると、大勘違いする。
確かにこれらで名を広げる事もできなくは無い。
うまい人は結構なPVを稼いでいる選手もいる。
しかし、PVやいいねが多くても、
サプライヤー・スポンサーに結び付けられていない例が殆どだし、
単なるオンラインの人気者?としか言えないのでは?
うまい選手は、実直にPVをファン開発→支援者増大→協賛取り、
というラインに乗せている。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※結論
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何故、オンライン情報発信(対策)が必要か?
それはどんなメリットをもたらすのか?
ブログ、facebookでは何故ダメか?
公式サイトこそ、アスリートを世に示す王道であり、
社会と選手を繋ぐ最強ツールであるのは何故か?

こういった事が、短い前述の説明で御判り頂けましたでしょうか?

じゃあ、¥15〜30万払って、公式サイトを作れって言うんかい!?
という質問が沢山上がってくると思いますが、
答えは、
「はい、それを無料でアスリートエールで作って下さい」。


別に営業的に言っているのではありません。
アスリートエールは一般社団法人ですので、
公平・公正にアスリートのメリットを追求しています。
ですから、我々は赤字でも、アスリートエールを運営しています。

各選手ページのgoogleロボット対策も、SEO対策も行っていますし、
リアル場面でも、選手リストを企業に紹介したり、
メディアからの問合せに対して、細かい仲介もしているつもりです。
○○県在住の女子アスリートで推奨できる選手を1名ピックアップして下さい、
等の企業協賛マッチングも進んで行っています。

公式サイトを持っていない、マイナー競技アマチュア選手達へ。
無料のアスリートエールで、公式サイト代わりとして機能する、
アスリートエールページを、今すぐ作成して下さい。
アスリート・ファーストという観点から、
メリットの多いツールのはずです。



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2014年02月24日

マイナー競技の定義って何? えっ、競技人口24人でいいの?

■ソース(週刊プレNEWS・2014年02月24日)
http://news.livedoor.com/article/detail/8567004/
■概略
今から練習すれば、大人でも東京五輪を目指せる競技がある!
笹川スポーツ財団のリサーチ「中央競技団体現況調査2013」の
競技人口を見ると、ウエイトリフティング競技人口が約4000人の為に、
今から練習すれば、2020年の東京五輪に間に合うかも・・・・という記事。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここで、改めてマイナー競技の競技人口をチェックしたくて調べたが、
2012データしか見つからなかった為に、
下記に「中央競技団体現況調査2012」の競技人口(登録者数)を
多い順に並べてみる。

(但し、下記に注意しなければならない
 @これは2012年版である
 Aキンボール、ラフティング、フリーダイビング、格闘技等、
  まったくもって全競技が網羅されていない
 B回答なしが異様に多い
  法人格無しなら百歩譲って仕方無いが、五輪競技で、しかも財団・社団の
  法人格を持つNFが、日本スポーツ界でのシンクタンク的な存在の
  笹川スポーツ財団のアンケートに答えないでどうする?
  日本のスポーツ界を考えているのか?
  国費を得ていながら、この対応はいかがなものでしょうか?)


※「中央競技団体現況調査2012」の競技人口(登録者数)

日本サッカー協会(公財)                           927671

日本バスケットボール協会(公財)                615458

日本ソフトテニス連盟(公財)                      450899

日本バレーボール協会(公財)                     375253
日本陸上競技連盟(公財)                         319354
日本卓球協会(公財)                               304620

日本バドミントン協会(公財)                       245612

合気会(公財)                                          244813

日本グラウンドゴルフ協会(公社)                190434

日本ゲートボール連合(公財)                      162238

全日本柔道連盟(公財)                             146001

日本水泳連盟(公財)                                118714

日本ラグビーフットボール協会(財)              109887

日本ハンドボール協会(財)                           92670

全日本空手道連盟(公財)                           80652

全日本銃剣道連盟(公社)                           40000

日本体操協会(財)                                     32195

全日本ボウリング協会(公財)                       25000

日本ダンススポーツ連盟(公社)                    20853

日本トライアスロン連合(公社)                      20000
日本アイスホッケー連盟(公財)                     19401
日本バウンドテニス協会(一財)                     18500
日本モーターサイクルスポーツ協会(一財)       17657
日本ホッケー協会(社)                                 10391
日本レスリング協会(財)                               10200
日本セーリング連盟(公財)                                9650
日本チアリーディング協会(公社)                        9440
日本スケート連盟(公財)                                   9360
本ライフル射撃協会(社)                               6842
日本ビリヤード協会(社)                                   6500
日本自転車競技連盟(財)                                6484
日本馬術連盟(公社)                                      5449
日本フェンシング協会(社)                               5316
日本ペタンクブール協会(公社)                        5075
日本カヌー連盟(公社)                                    5071
日本ゴルフ協会(公財)                                    4775
日本ウエイトリフティング協会(一社)                   3869
日本ライフセービング協会(特非)                       3856
日本ボディビル連盟(社)                                  3483
日本フライングディスク協会(特非)                    3193
日本水中スポーツ連盟(特非)                          3100
日本カーリング協会(公社)                               2541
日本エアロビック連盟(社)                               2420
日本パワーリフティング協会(社)                        2412
日本スカッシュ協会(公社)                               2084
日本綱引連盟(社)                                         1933
日本ドラゴンボート協会(一社)                          1500
日本オリエンテーリング協会(公社)                    1369
日本マウンテンバイク協会(特非)                        960
日本山岳協会(社)                                           645
日本水上スキー連盟(特非)                               472
日本ローラースポーツ連盟(特非)                        427
日本セパタクロー協会                                        393
日本バイアスロン連盟(一社)                              337
日本ミニゴルフスポーツ協会(特非)                   302
日本ラケットボール協会(特非)                          293
全日本空道連盟(一社)                                 200
日本カバディ協会(一社)                                141
日本近代五種協会(公社)                                24
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
全日本軟式野球連盟(公財)                T56940
日本ソフトボール協会(公財)                T10679
少林寺拳法連盟(一財)                            T1182


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
全日本アーチェリー連盟(公社)                      回答なし
日本アームレスリング連盟                              回答なし
日本アマチュアボクシング連盟(社)                 回答なし
日本アメリカンフットボール協会(社)               回答なし
日本キャスティング協会                                 回答なし
日本クリケット協会(特非)                             回答なし
日本クレー射撃協会(社)                              回答なし
日本サーフィン連盟(一社)                            回答なし
東京スカイダイビングクラブ                            回答なし
全日本スキー連盟(財)                                 回答なし
日本スポーツアクロ体操協会                          回答なし
日本スポーツチャンバラ協会(公社)                 回答なし
全日本テコンドー協会(公社)                          回答なし
全日本なぎなた連盟(財)                               回答なし
日本ファウストボール協会                               回答なし
日本ペタンク連盟(一社)                               回答なし
日本ボート協会(公社)                                   回答なし
日本ボブスレーリュージュスケルトン連盟(一社)   回答なし
日本野球連盟(財)                                       回答なし
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本オゴルフ協会                         登録制度なし
全日本弓道連盟(公財)                          登録制度なし
全日本剣道連盟(一財)                          登録制度なし
日本相撲連盟(財)                                登録制度なし
日本テニス協会(公財)                           登録制度なし
日本武術太極拳連盟(公社)                   登録制度なし
日本落下傘スポーツ連盟                        登録制度なし


これらを記載した理由は、マイナー競技って何だっけ?という再考である。
競技人口が少なくても、五輪競技でメディア露出がある競技もあるし、
御国からお金が降ってくる競技もあるし、、、、
競技人口がやや多くたって、観客数が相当少ない競技もありますよね。

自分の場合、スポンサーシップを専門としているので、
スポンサーシップをモノサシとした時のマイナー競技を、
以下のように設定している。
 ・非TV中継競技
 ・非リザルト報道競技
 ・非五輪競技
 ・観客微少競技


これらが絶対的に、日本のスポーツ界で弱い競技種と言える。
だからこそ、そこを支援したいという信条を持っているつもり。
難しいからこそサポートの意義を感じる。

金が豊富で、ピラニアのように多人種が群がる競技にはあまり関心無し。
利権の奪い合いや、利権を見ながらペコペコしたビジネスなんて不要。
金が無く、多くの者が避けて通るマイナー競技を考える事が大好物だ。

近代五種は日本ではたった24人?
警察・自衛隊で占める競技は、もうちょっと民間意識で頑張らないとね。
セパタクローは、興行では無く、全日本への観客誘導が重要だ。
水中スポーツは、思ったより多いな、水泳界と絡んで変革は有り得る。
ハンドボールも意外と多いな。しかし数年前から始まっている
競技人口UP作戦はどうなったのかな?
フリーダイビングは数年前は100名程度が、今は300名程だと言う、
頑張っている方だと思う。
MMA、キックボクシングは、興行が多過ぎて、しかも統括機関が無いから、
競技人口はジムを数えるしかないけど、
意外と、興行の観客席はコアファンで毎回埋まるから、
どうにか横の連携で、もっとスポーツとしての確立ができるはず。

まあ、個々の見解は置いておいて、、、、、
言いたい事は、個人選手の資金調達では無く、
NF競技団体の資金調達である。
確かに、競技人口が多い程に、競技者から金を集めやすいし、
五輪競技なら御国から金を引っ張り易い。

しかしながら、賞金も無い、運営費もマジで無い、国の支援も無い、、、、
無い無い尽くしの競技が多数存在する中で、
競技人口の多い団体の全てが、選手の為に、競技の為に、
資金面もPR面も何もかも、努力しているとは言い難い。

国費が投入されたソチ五輪が終わった。
戦績によって、予算確保のにらみ合いも既にスタートした事だろう。
大事なのは、自己営業、自己努力。
競技人口10万人単位の競技種でも、自ら、
マイナー競技で金が無くて困っている・・・・等と発言する者が多数いる。
1万人未満の競技種がどれだけ苦労しているか知るべきだ。

特に1万人未満の競技種の団体、頑張ってほしい。
自分にできる事があれば、参戦させて頂きたいですね。
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五輪は御祭りだから敗者の弁あり。世界選手権・W杯は勝者の弁だけ。それが意味する事とは?

■ソース(2014年2月23日・日刊スポーツ)
http://sochi.headlines.yahoo.co.jp/sochi/hl?a=20140223-00000027-nksports-ent
■概略
ソチ五輪「敗者の弁」に思う
熱戦が繰り広げられたソチ五輪がいよいよ幕となる。日本人選手のメダル獲得など今回もさまざまなドラマが生まれたが、記者の習性としては、やはり「敗者の弁」に注目してしまう。デリケートな状況で搾り出される言葉にその人らしさが出るし、マイクを向ける側の難しさがあらためて身に染みるのだ
テレビを見ていてつらかったのは、表彰台を逃したスピードスケート加藤条治(5位)長島圭一郎(6位)両選手の試合後インタビュー。決まりなのでインタビューエリアに来たものの、2人とも悔しさで何も話したくないオーラがいっぱい。ひるんだインタビュアーも質問を見失ったのか、かみ合わないやりとりで後味の悪さが残ってしまった。
「悔しいです」「分かりません」。応援する人も見ている公式インタビューでひと言しか話さないなら、それこそが個性。無難な慣用句よりよほど人間味がにじんでいるのだから、聞き手はそのまま「ありがとうございました」と切り上げれば良かったのにと思う。テレビの習性として尺が必要なのか、オランダ勢の分析とか気持ちのコントロールとか、まとまらない質問が続き、ぶっきらぼうなやりとりだけが垂れ流されてしまった。そのへんを心配したスタジオ解説の堀井学氏が、視聴者に「悔しくて情けない気持ちをくんでやってほしい」と涙目でわびていたのが印象的で、ある意味でこれもソチ名場面になった。
聞き手の力量と本人の人柄がかみ合っていたのは、スキー・ジャンプ女子4位の高梨沙羅選手。インタビュアーは五輪経験豊富なNHK工藤三郎アナウンサーで、選手の気持ちに寄り添いつつ的確な質問がさすがだった。「どうですか、初めてのオリンピックが終わって」。17歳の孫を励ます60歳みたいな優しい声に勇気を得たのか、高梨選手は「皆さんへ感謝の気持ちを伝えるためにここに来たので、いい結果を出せなかったことはすごく残念です」と、立派な第一声を述べた。
世界戦では無敵でありながらの4位。「いつもの大会とオリンピックは違うところはありましたか」(工藤アナ)「やることは一緒と挑んでいたつもりでしたが、やはりどこか違うところがあるなと感じました」(高梨)。4年後がある人への質問とあって、こちらが聞きたいことをちゃんと聞いてくれたし、高梨選手もきちんと答えてくれた。最後に工藤アナが「よく頑張りました」。これには高梨選手も思わず涙ぐんでうなづいていたけれど、泣かないように必死にインタビューを受けていた17歳の責任感がよく分かった。

今大会の「敗者の弁」で個人的に最も感銘を受けたのは、女子モーグルの上村愛子選手。5度目の五輪出場で、7位→6位→5位→4位ときて悲願のメダル獲得に臨んだ大会だった。誰もが「獲らせてあげたい」と見守ったが、結果は4位。腫れ物に触るようなインタビューは選手本人も見る方もつらいと案じていたら、上村選手は自分から「聞きづらいでしょうけど、まっすぐ聞いてください」ととびきりの笑顔を向けた。こんな時でも相手を気遣い、自分から先手を打ってくれる人柄に圧倒された。
インタビューでは「自分らしい滑り」ができたと納得しており「すがしい気持ち」と何度も語った。「失敗なく攻めて滑りたいというのが3本全部かなったので、すがすがしい気持ちになるんだなぁ、って」。最後の五輪とあって、受けた質問には言葉を尽くして明るく語り、カメラには泣きまねポーズをして愛子スマイルを見せてくれた。16年間を総括し「メダルはないんですけどね、頑張ってよかったと思います、はい」。プレーも言葉も振る舞いも、何もかもがかっこよかった。

負けたばかりの選手にあれこれ聞くなという意見もよく耳にするけれど、勝った人の喜びだけ伝えるスポーツ競技って面白いのだろうか。敗者のすごさが伝わって初めて勝者の偉業が輪郭を持つ。血のにじむ努力をしたのに明暗が分かれてしまうところに共感とドラマがあり、ライブで発せられた言葉が、その人と競技の魅力を際立たせるのだ。頑張ったのにスルーされることほど淋しいものはない。コメントを求められるのは「この人について知りたい」と思わせる魅力があるからで、インタビューエリアに呼ばれることは、すごいことなのである。
もちろん、聞く側、メディア側のスキルアップも求められるのは当然のことで、自戒を込めて肝に銘じるばかりである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

非常に考えさせられる記事である。
五輪独特の記事と言ってもいいのではないだろうか?

そもそも五輪は、既に御国を絡めた御祭り的なポジションになっているので、
アマチュア大会から、いつしかプロに近い形(特に金の面で)に定義が代わり、
視聴者・応援者も、独特の視点で観戦するようになった。
これは完全に、五輪サイドの方向性に、全世界の人々が乗って観ているので、
間違い無く、これこそがモノサシになっている。

しかしながら、
五輪をプロの方角へ導くのであれば、それを世界に報道するメディアも、
五輪をアマではなく、IOC様が定義を変えたように、プロの視点で観る必要があるのでは?

五輪競技でも非五輪競技でも、世界選手権・W杯などで、
1番以外の2番のインタビューが、メディアにガンガン掲載されるだろうか?
(いや、本来して欲しいのに、紙面の都合、放送時間の都合で、出さないですよね?(笑))
アスリート達は、仮にそれがプロなら、
2番に語る必要も無いと認識できているはず。
(いや、できていないなら協会・監督・コーチが指導しなければならない)
そもそも論として、敗者の弁など存在しない。
そんな放送時間・記事スペースがあるなら、
もっと1番を称えよ、というのがメディアのモノサシでしょ?
プロとアマがごっちゃになってるよ。

じゃあ、五輪はどっちなの?と再度、確認したい。
都合のいい時だけプロ仕様で、別の都合ではアマ仕様の対応ではまずいのでは?

無論、五輪で敗者の弁に価値がある、って事をそもそも論として否定はしていないのだが、
キチンと全て共通したモノサシで、スポーツ・アスリートを捉えて報道すべきであり、
五輪が世界選手権・W杯とは違った御祭りスポーツだから・・・・なんて考えなら、
芸能ニュースにとどめるべきで、
yahooのソチ特集で語られるべきではない。
そもそも、スポーツの重鎮達は、どう思っているのでしょうね?
1人1人、直面談で、レコーダー回して聞いてみたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
非五輪競技選手からしたら、
1番になれば地上波インタビューが入る事自体が凄い価値、って事になるし、
殆どの競技大会で2番の声などは画面・紙面に出ない。
敗者の弁などで、メディアに名前や声を取り上げてもらえる事自体が有り得ない世界観。

しかしながら、負けたとしても、その選手のファンは確実にいる訳だし、
五輪ともなれば、初めて知った選手でも、同じ日本人として応援したくなる。当然だ。
だからメディアは2番でも3番でもメディアに乗せる。
アスリートは、五輪だけの特典と考えた方がいい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
そもそも、これらの敗者の弁は、選手視点・メディア視点・ファン視点だけで語られてはいけない。
金を投資している協賛企業の視点を忘れてはならない。
そもそも、金が無けりゃ開催すらできない、という大会も多いからね、五輪に限らず。

仮に、1番選手に投資しているパーソナルスポンサーが居たとします。
2番のインタビュー時間なんていらないでしょ、それなら1番のインタビュー時間を
増やせよ、って思考になる。
2番のパーソナルスポンサー企業は、2番なのにインタビューされちゃって、
うちのロゴがTVに出てラッキー!広告露出効果換算額は○○○万円だな、って事になる。
地上波や新聞上のインタビュー(敗者の弁スペース)は、金額に換算できる。
五輪もそれ(金)を追求している訳だから、
周辺だって当然、特に投資者の企業は、IOC以上に投資効果をシビアに見るだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分は、マイナー競技アマ選手に対して、
例えアマ競技でも、パーソナルスポンサーを求めるならプロ意識を持てと伝えている。
2番は要らない、1番しかプロの世界では価値が無い、と伝える。
その理由の1つに、1番は勝者インタビューに出て、スポンサーロゴを露出して、
投資効果を回収して頂ける。
一方、2番はインタビューもされず、スポンサーロゴを露出できず、スポンサーシップの
価値をリターンさせる事が困難・・・・
こんなところにも、1番と2番の差が出るしね、、、、と伝えなければならない。
そこに敗者の弁などは存在しない。
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2014年02月18日

アスリートの家族関係・・・・弟の為に姉が、商売の為に父が、

ここのところ、アスリートの家族関係の記事が続き、
また参考となる記事があったのでピックアップしてみます。
読み方は人それぞれ。
人生それぞれ。

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■ソース(2014年02月18日・女性自身)
http://news.livedoor.com/article/detail/8546586/
■概要
羽生結弦 金メダルの陰に「夢捨てて支えてくれた姉の存在」
・羽生の活躍を支えてくれた姉の存在を紹介している
・二人でスケートをしていたが、経済的な問題もあり姉が夢を諦めたそう

・姉は「弟のために」と羽生を献身的にサポートしてきたとのこと
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■ソース(2013年12月27日・日刊ゲンダイ)
http://gendai.net/articles/view/sports/146917/2
■概要
ソチ五輪のエース高梨沙羅 報道陣を激怒させた「焼き肉事件」
・スキー女子ジャンプの高梨沙羅が、報道陣を激怒させた事件があるという
・高梨の父親や関係者から取材に来てほしいと、報道陣に連絡が入った
・内容は自分の焼肉店の宣伝だったため、報道陣が激怒したとのこと
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2014年02月11日

アスリートの家族関係・・・・放任?内助の功?毒親?

ここ2回の記事が、アスリートの家族関係で、
以下に参考になる記事があったのでピックアップしてみます。
読み方は人それぞれ。


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■ソース(2014年02月04日アメーバニュース
http://news.ameba.jp/20140204-115/
■概略
浅田真央、破産危機乗り越えた実家と、姿を消した父

昨年からは、ずっとコーチを務めてきた父・勝美氏以外に、
初めてプロコーチの佐々木孝則氏がツアーに帯同。
4月に発表した、交際中の中学時代の同級生との婚約もあり、「親離れがきっかけになって、
スランプから抜け出せるのでは」という見方もあった。
しかし、最近では「実は、まだ親離れができていない」という声が上がっているのだ。

現に、7月末に発売された『石川遼自伝 僕の歩いてきた道』(講談社)には、
その“父子密着”ぶりが表れている。

この本では、遼自身が少年時代から現在にいたるまでを振り返っているのだが、
日曜の夕方は家族そろって『笑点』を鑑賞し、謎かけを行って“発言力”を磨いたり、
高校1年のときにプロ転向を父に宣言すると、「スポンサー企業の年輩の方々をおまえが
ご接待できるのか? 遼は日経平均って分かるか?説明できないだろ(後略)」と言われ、
その後一週間かけて日経平均を勉強するなど、中には凡人には真似できない
石川家のオリジナリティあふれる教育法も。
しかし、遼は「将来、何を目指すにしても一流にならなければ意味がない」と教育を施してきた
父に対する感謝を綿々と綴る。さらに感謝を超えて、まるで“フォロー”するような言葉も目立つ。

以前、「遼で飯食ってんだから、余計なことを書いたらどうなるかわかってるんだろうな」という
マスコミに対する勝美氏の発言が報道されたことがあったが、遼が書く勝美氏は、
そういったマスコミで語られる“息子を支配しようとする父親像”を否定するような内容。
しかしこの本がすごいのは、そういった遼のフォローも空しく、すべてを父が覆してしまう点。
マスターズ優勝という大きな夢を掲げ、美しく自伝は締められるのだが、
なぜか最後の最後に、「解説と補足」という勝美氏による謎の章が設けられているのだ。

その内容は、“いかにプロゴルファーに必要な人間力をしつけてきたか”というもの。
しかも、遼自身が父への感謝も織り交ぜながら自伝内で取り上げているエピソードが完全に
重複しており、自分のおかげ感をアピールしているようにしか読めない“毒親”感に溢れている。
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■ソース(
http://www.asagei.com/16683
■概略
福原愛「“不肖の父”急逝でわかった“絶縁”までの親子修羅」

「2008年の終わり頃を最後に、一度も会っていない状態にありました」
──10月16日、卓球の「愛ちゃん」こと福原愛(24)がマネジメント事務所を通じて出した
父・武彦氏逝去に関するFAXの中身は驚愕すべきものだった。

「以後は電話やメールでのやり取りも、一度もない関係となりました」
武彦氏の死去が公表されたのは、来春の世界卓球選手権団体戦の記者会見後。

「福原にしてみれば父親との関係について、よっぽど触れられたくなかったのでしょう。
10代前半の多感な時期から常に父親との関係に悩まされてきただけに、
関係者にとっても親子関係についてはある種のタブーでした」

そもそも福原父子の冷えきった関係が露呈したのは04年。
この年5月、福原は弱冠15歳にして、アテネ五輪の出場を決めたが、
時をほぼ同じくして福原家に“異変”が起きていたのだ。

わずか4歳の時に「泣き虫愛ちゃん」として福原が注目されてきた時から夫唱婦随で
娘を支えてきたはずの両親が離婚していたことが発覚。
「武彦さんは90年から建設会社を営んでいました。代表は妻が務めていましたが、
経営はうまくいかなかったようです。事業に絡んだ連帯保証によって1億4000万円もの
負債を抱えてしまったそうで、結局、家族の知らないうちに金額が膨れ上がってしまった。
負債の原因は武彦さんが会社の金を使い込んだからとの話もありました」

だが、福原の卓球選手としての成長は、武彦氏の存在抜きに語ることはできない。

「福原の競技生活を支えたのが武彦さんでした。練習環境を整えるために
仙台、大阪、青森などに拠点を移し、専用卓球場も所有。
卓球王国である中国出身のコーチも招くなど、自営業とはいえ資金の捻出が容易でない
ことは想像がついた。
借金報道があった時は『そういうことだったのか』と思いましたね」

その後、福原は明石家さんまとの勝負に負けて泣いてしまうけなげな姿などが茶の間の
人気を集め、一躍国民的アイドルに成長。CM出演料は卓球選手としては破格の1本3000万円。

「バラエティ番組に出すぎの感もありましたが、父親の借金という理由があったのでしょう」
しかし、福原がいくら稼いでも会社の経営は好転せず、結局は倒産の憂き目に。
その頃から債権者による督促も相次ぐようになった。

「債権が第三者に譲渡されるようなことになれば、福原の稼いだ金が差し押さえられるような
事態も考えられました。離婚も家族に迷惑がかからぬようにするための偽装だったと
聞いています。離婚によって武彦さんは個人として負債を背負った。そのうえで自己破産
することによって借金を帳消しにし、家族を守った。
そうするしか選択の余地がなかったのでしょう」(前出・記者)

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■ソース(2008年1月22日・朝日新聞)
http://www.asahi.com/edu/student/tensai/TKY200801210273.html?ref=recc
■概略
レスリング選手、吉田沙保里のお母さん・幸代さん:3 各地で大会出場、家族旅行代わり
午後7時。三重県一志町(現・津市)の吉田家に10人の子どもが集まった。
「明日の沙保里」をめざす中学2年から3歳の男女で、4人は世代別の全国大会優勝経験者。
夫・栄勝が1985年、沙保里の兄2人と始めた「一志ジュニア教室」。
入門者が増えたため、89年に敷地内に道場を建てた。天井が低く、屋根と壁のすき間から
外気が直接入る鉄骨組み。夏は暑く冬寒い。沙保里も高校卒業までここで練習した。
2年前に建て直し、高い天井に大きな扇風機が回るきれいな建物に変わった。

「母屋の建て直しは後回し。我が家ではすべてレスリング優先なんです」

一志ジュニア教室には月謝がない。幸代は専業主婦で、栄勝は三重県の職員。
練習場の建築費300万円は借金で賄った。沙保里と次男が国際大会に出るようになると、
公的補助がある次男でも遠征の負担は1回30万円ほど。これでさえ苦しいのに、
五輪競技ではない女子には補助がなく、負担は1回50万円を超した。

生活は厳しかった。家族5人の食費は1日500円。
幸代は余計なものは買わないように100円玉5枚だけを握りしめてスーパーに通った。

「北は青森から南は鹿児島まで夫が車を運転し、多い年は年間17大会に出場しました。
家族旅行代わりでしたね」
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■ソース(2012年6月19日・NHK「キラキラ子育て」・・・スポーツ子育て)
http://www.nhk.or.jp/yokohama/kirakira/2012_06/01.html
■概略
元女子プロテニス選手・杉山愛さんの母で、コーチも務めた杉山芙沙子さん
・正直私はアスリートを育てようと思ったことは一度も無く、期待に沿う答えかわかりませんが、
 彼女が引退する最後の9年間をコーチとして一緒に仕事したんですけれども、
 その中でやっぱり一番大事にしていたのは母として子どもとの距離感、
 コーチとして選手との距離感、それをすごく大事にしてきたことは間違いないですね。

・彼女が常に選択し、その間でアドバイスを求められたら母としてアドバイスしたこともありますし、
 コーチとしてアドバイスもしてきました。ベースは彼女がいろんなことを選んでいったことに
 私が後ろからついていくみたいな形でしたね。
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2014年02月09日

世界100位以内に入らないとスポンサーは付かない???

つい先日も、某選手から相談された。
これまで親の投資で競技を続けてきたが、家計が破綻して、
もうサポートを依頼できない。
で、企業スポンサーをどうしても獲得したいと。
しかし、コーチに相談したら、こう言われたと言う。
「世界100位以下で、スポンサーなんて付く訳がないだろ、動くだけ無駄」と。

おいおい、またか・・・

コーチや監督から、この手の指摘をされるケースがスポーツ界では多い。
特にテニスが多いですね。
おいおい、コーチさん、監督さん、それはあなたの過去経験からの話でしょ?
と笑い飛ばす。
そりゃあ、一部上場企業の個人協賛を受けるのは難しいですわ、
TVにガンガン露出されて、メディアにチヤホヤされるレベルこそ、
スポンサーが沢山付く、それ以外は皆無、のように見る人もいる。
じゃあ、その過程にいる選手は、
企業スポンサーを依頼する事さえ、諦めろって言うのか?

上場企業の1000万単位をポンポン獲るのは確かに難しいですよ。
しかし、超マイナー競技のアマチュア選手でも、1000万単位を得ている選手はいますよ。
例え、TV露出の無い競技でも。

仮に1000万を要する、だから上場企業しか有り得ない、
上場企業なら、世界100位位までの戦績でないと投資してくれない、、、、
といった思考回路になっている監督・コーチが意外と多いのですが、
じゃあ、中小企業200万*5社じゃダメなの?
じゃあ、後援会で1000集めるのはダメなの?

(テニスの場合はワッペン1社というケースが殆どなので、更に高額になると、
 実業団的な発想での協賛企業を望む選手・感得・コーチが殆どだけど、
 本当にそれしか解決方法が無いの???あるんじゃないですかね。)

失礼ながら、監督・コーチは競技技術上の先生であり、
資金調達のプロでは無い。
競技上の関係が長い程に、監督・コーチの言う事が絶対、、、、と考える
アスリートもアスリートの家族も非常に多い。

一度、そのように言う、監督・コーチを連れて来て頂きたい。
アスリート以上に、徹底的に手法を教えます。
TV中継競技で無くても、五輪競技で無くても、
一般認知されている競技なら、そんなに難しく無い。
(競技そのものが判らん、と言われる競技は少し時間を要しますけどね)

監督・コーチが間違った知識を選手に伝えたらまずいですよ、スポーツ界。
posted by sports777 at 13:52| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アスリートの親子関係、親のサポートとは?子の受け方とは?

■ソース(2014年02月09日・読売新聞)
http://news.livedoor.com/article/detail/8519295/
■概略
高橋大輔の両親、身を削って息子の夢支える
ソチ五輪フィギュアスケート高橋大輔選手(27)が9日、現地入り。

「ソチでは楽しんで下さい 父」「最後の夢に向って楽しんで おかん」――。
地元・岡山県倉敷市の知人らが五輪のためにつくった寄せ書きには、
身を削って息子の夢を支えてきた両親の言葉も添えられていた。

高橋選手は、とび職の粂男(くめお)さん(68)、理容師の清登さん(64)夫婦の
四男として、倉敷市で生まれた。自宅は家賃3万7000円の平屋建ての借家。
決して裕福ではなかったが、温かい家庭で育った。

気弱で優しい4人兄弟の末っ子は、小学校ではいじめっ子の格好の標的。
友達のかばんを持たされ、よく泣きべそをかきながら帰ってきた。
自分で解決させようとした両親は「また泣かされたの?」と言っただけで、
あえて突き放した。
小学2年から始めたスケートは、嫌なことを忘れられる「逃げ場所」だった。

その頃、広島市で世界選手権のエキシビションが開かれた。チケット代は1万円。
清登さんは何とか家計をやりくりして、コーチに連れて行ってもらった。
リンク代やスケート靴などフィギュアは費用がかかる。
「正直、やめてもらいたい」と思ったこともあったが、「最高だった」と目を輝かせて
帰ってきた息子を見て、続けさせる決心をした。

清登さんは理容仕事が終わると、毎日深夜12時まで弁当店でのパート。
大会衣装は全て手作り。小学3年で初めて出た大会は、余った紫色布でキラキラの衣装を作った。
「派手すぎて恥ずかしかったんじゃないかな」。心配もしたが、
高橋選手は文句一つ言わずに中学生まで手作りの衣装を着ていた。

スケート靴は1足を大事にはき続けた。エッジと呼ばれる刃の研磨代を浮かせるため、
粂男さんが油につけ込んだ砥石(といし)で研いだ。スケート経験はないものの、
夜遅くまで練習を続ける息子に、身ぶりでジャンプの仕方をアドバイスした。

「夕飯だけはみんなそろって」。それが家族の決まりだ。
兄3人は、弟が帰宅する夜10時頃まで夕食をとらずに待った。
スケート代を捻出するため、一家の食費は1日1500円程度。ぎりぎりの生活だった。

高橋選手は高校からプロのコーチ指導を受けることになったが、両親がコーチに伝えたのは
「義理を欠いたら、いつでもやめさせてください」のひと言。
大会を見に行くこともなく、そっと見守り続けた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

前記事(2014年02月07日)後に、いいタイミングでアスリート家族の記事が
あったので、ピックアップしてみます。

前記事では、親の子に対するサポートの距離感、
子が親に支援される距離感、、、、これらの距離感が大事と記載しました。

全ての家族が様々な面で異なるので、
どのような距離感が正解です、というのは無いですが、
高橋大輔選手の家族の距離感は理想でしょうね。

親は観戦にも行かないから、世間からは、一見、親が支援していないようにも
見えるかもしれないが、いやいやいや、見えないところでは、
一家破綻前まで家族で応援(支援)している。

・・・・・・
スポンサー企業が付かないと、もう破綻です・・・との相談は少なくない。
金の掛かる競技は、キッズ&ジュニアでも年1000万を超える例がザラ。
これまではどのようにしてきたのですか?と聞くと、
企業スポンサーは付いて頂けないと思い込み、
大黒柱の父の収入の殆どを投資し、それでも不足なので、
親戚に頭を下げて集金していましたと。
衣食住の全てをコストカットして、貯金も使い果たしてしまい、
もう親戚にも借りる事ができず、他兄弟の学費も払えず、
もう競技を辞めてほしいと、先日話したところ、
最後の兆しとして、面談に来ましたと・・・・

資金調達の方法はいくらでもある。
企業スポンサーが付かなくても、数百万なら数ヵ月で集められる。
そんな話を父母に対して話し、競技続行を試みる形にするのですが、
その前に、
父母の年収は?
この子を最終的にどのようにしたいのですか?
本人はどう思ってるの?
競技引退は何歳ですか?
いつ世界一を獲るの?
世界一を獲るまで、いくら掛かります?
それまでの資金調達をどう考えています?
セカンドキャリアはどう考えています?
結婚、出産、家購入などは?

それはそれは細かくリサーチして、アスリートとしての人生設計を聞き、
親の手が離れるタイミングや、親のサポート無しに競技を極められるか、
こんな事を予測する。

結果的に、家族生活の負担を減らさなくちゃいけないし、
子も自立して、競技に臨まなくちゃいけないし、
競技生活だけでなく、人生生活を何んとなくでも描いて、
アスリートの前に、社会人にしなくちゃいけない。

親は子の為に、全てを捧げて大成する事を願う。
それを形にした、距離感が近過ぎるなあ、と思えるケースと、
もうちょっと近づいてもいいのだけどなあ、と思えるケースと、
どちらが正しいとは言えないまでも、
最終的には、
「子の為」を優先して、サポートの具合や距離を決めるべき。

本当に、その近過ぎる距離は、将来の「子の為」になるのか?
本当に、その遠すぎる距離は、将来の「子の為」になるのか?
これが、各家庭におけるモノサシになるのではないですかね。

アスリートを子に持つ家族で、世間が想像しやすいのが、
石川遼家族、浜口京子家族、杉山愛家族・・・・
この方々は、結構、報道されているから、参考になるかも。
(個人的には、近過ぎると思うが)

全財産を使ってでも、子のアスリートとしての大成を願う親がいます。
それは親の人生だから、その色が濃くても、他人がとやかく言う必要なし。
思いっきり、ステージパパ、ステージママでも良いと思います。
しかし、親が亡くなった後の、子の人生を考えると、
近過ぎてもダメ、
逆に、全く無関心で支援ゼロでは、親子関係が希薄で、
中には崩れかかっている例もある。
だから、遠すぎてもダメ。

この距離感は、各家庭で異なるので、一概に言えないが、
一度、アスリートの子を持つ父母は、再考してみてはいかがでしょうか。
又、アスリート自身も、サポートという観点で、
親との関係を再考してみてはいかがでしょうか。

・・・・・・・・・・・
ちなみに、サポートゼロ家庭に対しては、
親の前で人生設計図を書かせて、
この子の人生全体を予測した上で、今を考えて頂けないでしょうか?
と、サポートに参戦してもらえるように依頼する事が多いです。

posted by sports777 at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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