■ソース(2015年8月30日・弁護士ドットコム)
■概要
「ギャラを示さない仕事」に峰なゆかさん困惑、フリーランスはどう対処すればいい?」
「ギャラがわからない」「無償」。フリーランスで仕事をする人のもとに舞い込む、
そんな困った依頼に対応する方法を、元AV女優で、漫画「アラサーちゃん」の作者として
知られる峰なゆかさんがツイートし、話題となった。
峰さんはこれまで、ギャラの額が明記されていない仕事依頼メールに対して
「『ギャラを教えて下さい』の一文だけ返信するシステムにしていた」そうだ。
・・・・・
フリーランスで仕事をする人に仕事を依頼する場合、発注側はギャラを明記する必要が
あるのだろうか。「聞きづらいけど知りたい」フリーランスの人は、どう対処すればいいのだろうか。
下請法に詳しい新井哲三郎弁護士に聞いた。
・・・・・
●フリーランスは「下請法」で保護される
「フリーランス契約は下請法で保護されます。発注側は、ギャラを明記する義務があります。
発注する側には、下請代金を明記した書面を交付する義務があります(下請法3条1項)。
発注側がこれに反すると、場合によっては罰金等の処分を受けることがあります」
新井弁護士はこのように述べる。ただ、仕事を請け負う側が「ギャラを明示してくれ」と強気に
出ることが難しいケースもあるのではないか。
「そうですね。たしかに、ギャラが明示されないまま仕事が進んでしまい、蓋を開けたら思っていた
以上に低額だったというケースもあるでしょう」
・・・・・
●さりげなくギャラの明示を求める
「対処法という点から考えた場合、やはり後から権利を争うのは困難です。
『聞きづらい』と遠慮するのではなく、峰さんのように『ギャラを教えて下さい』と聞いてみる
ことが一番だと思います。
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このような記事に上がっていました。
マイナー競技アスリートと関係無い???
いやいや、大有りですよ。
マイナー競技選手は、常日頃からメディアを誘引する為にも
パーソナルブランディングをしっかりして、全国ネットよりも地方メディアを大事にして、
常に情報発信者であれと、セミナーや個別コンサルで話しています。
(その手法の詳細は、また別途話します)
問題は、それらが機能して、メディアからオファーがあった場合の対処法だ。
(これが上記の記事とリンクする)
オファーの受け方は大きく2つに分けられる。
このような記事に上がっていました。
マイナー競技アスリートと関係無い???
いやいや、大有りですよ。
マイナー競技選手は、常日頃からメディアを誘引する為にも
パーソナルブランディングをしっかりして、全国ネットよりも地方メディアを大事にして、
常に情報発信者であれと、セミナーや個別コンサルで話しています。
(その手法の詳細は、また別途話します)
問題は、それらが機能して、メディアからオファーがあった場合の対処法だ。
(これが上記の記事とリンクする)
オファーの受け方は大きく2つに分けられる。
@メディアから選手に直接オファーが来る。
(電話番号などは判らない為、fbメッセージ・ブログ等でのコンタクトが多い)
Aマネジメントを通してオファーが来る。
言わずとも予測できるでしょうが、トラブル・泣き寝入りするのは@が殆ど。
マイナー競技選手程に、ギャラ相場も判らず、ゼロと言われても言い返せず、
挙句の果てに、振込が1年無かった事例もある(結果的に気付いて、出金させたようだが)。
又、収録当日にfb等で情報を出してしまい、生放送を謳うメディアにコテンパンに叱られたり、
著作権を無視した写真提供が、後で写真家と揉めたり、、、
一般社団法人アスリートエールは、こういった事例をデータ収集していますので、
マネジメント会社に所属していない選手を守る為にも、
マネジメント会社同様のオファー・コーディネイトをしています。
メディア経験が少ない選手程に、コーディネイトの重要性が判らないので、
自分で直接やりたがる選手も少なくないが、
そういう場合は、自分でやるなら自分でやって、と我々は引くが、
「あの時のギャラはいくらだったの?」と聞くと、
「え、ゼロですけど・・・」
「はあ?最初の問合せメールにギャラ書いてあったでしょ、CCで貴方も確認済みでしょ?」と。
契約書も請求書も無しに、1年前の案件じゃ、今更取り返せないよ。。。
(だから、うちがちゃんとコーディネイトするよ、って言ったのに(笑))
又、どこからオファーが来るか、と言う点でも大きく2つ。
@局から来る。
A下請の制作プロダクションやキャスティング会社から来る。
当然、リスクがあるのはAだ。
経験あるディレクターなら心配無いが、
経験あるディレクターなら心配無いが、
テレビ業界も人材不足なのでしょう、20代アシスタントディレクターになると、
おいおい、そりゃないでしょ、って場面が無数に出て来る。
近年、業界のレベルダウンが見え易くなってきている。
局や上層部なら、そんな現場の話も知らないだろうな、報告されていないはずだから。
近年、業界のレベルダウンが見え易くなってきている。
局や上層部なら、そんな現場の話も知らないだろうな、報告されていないはずだから。
質が低下している。
・・・・・・・・・
あえて事例を挙げよう。
特に最近のTVはひどいケースがある。
局から直の案件であれば、ないがしろにされるケースは少なかったが、
近年のテレビ界は、制作費コストダウンの大号令の元で、
オファーを掛けて来るのは、下請プロダクションや、孫請けのキャスティング会社。
50%位の確率で、ひどいわ(笑)
出演費の金額提示が無い事を指摘すると、「局が決めてくれないんです」と言う。
それを引き伸ばさせて、収録当日になる。
次の日に、どうなりました?と聞くと、「いやあ、ゼロなんですけど」と・・・・
選手が直オファーを受ける場合、このパターンが非常に多い。
つまり、「操作」されて、ギャラゼロにさせられるケースもある。
(勿論、我々が調整に入る場合、そもそも、収録日までに金額が決まらない場合は、
(勿論、我々が調整に入る場合、そもそも、収録日までに金額が決まらない場合は、
オファーを断る事がある。それと、上記記事に記載されているように、
必ず、書面で記録を取るし。)
しかしながら、
そういった「操作」では無く、本当に最初から正当にゼロというケースもあるので、
キチンとした受け手(選手)の判断力が必要となる。
マイナー競技選手は、「ギャラゼロ」というのは、少なく無い実情も知るべき。
我々法人が対応しても、出演費はゼロなんですが。。。。という案件もある。
その場合、視聴率や告知方法等を聞いて、PRの価値額を算出する。
この番組に出る事は10万円相当だ、と判断した場合、
ギャラゼロでも仕方無いよね、むしろ御得だね、というケースも有り。
だから、媒体価値を知らずして、
単にメディアに出るからギャラがもらえる、というのは安易。
(特にマイナー競技選手は)
テレビもそんな具合なので、ラジオ・雑誌・新聞なども同様。
・・・・・・・・・・・・
先日、東北地方の紙媒体で、某選手にオファーが来た。
ギャラは?と尋ねたら、
「うちはマイナー競技選手やアマ学生選手の掲載が多いので、支払った事が無いです」という
返答が来たので、
「あなたね、支払った事が無いのでゼロですなんて説明は無いだろ、
対象選手はマイナー競技と言ってもプロ選手だぞ。
この位の発行部数なので、PRのバーターという事で、ゼロにして頂けませんか?
というのが筋だろ、あんた、何年この商売やってんだよ」と、選手を守ったわ(笑)
必ず、書面で記録を取るし。)
しかしながら、
そういった「操作」では無く、本当に最初から正当にゼロというケースもあるので、
キチンとした受け手(選手)の判断力が必要となる。
マイナー競技選手は、「ギャラゼロ」というのは、少なく無い実情も知るべき。
我々法人が対応しても、出演費はゼロなんですが。。。。という案件もある。
その場合、視聴率や告知方法等を聞いて、PRの価値額を算出する。
この番組に出る事は10万円相当だ、と判断した場合、
ギャラゼロでも仕方無いよね、むしろ御得だね、というケースも有り。
だから、媒体価値を知らずして、
単にメディアに出るからギャラがもらえる、というのは安易。
(特にマイナー競技選手は)
テレビもそんな具合なので、ラジオ・雑誌・新聞なども同様。
・・・・・・・・・・・・
先日、東北地方の紙媒体で、某選手にオファーが来た。
ギャラは?と尋ねたら、
「うちはマイナー競技選手やアマ学生選手の掲載が多いので、支払った事が無いです」という
返答が来たので、
「あなたね、支払った事が無いのでゼロですなんて説明は無いだろ、
対象選手はマイナー競技と言ってもプロ選手だぞ。
この位の発行部数なので、PRのバーターという事で、ゼロにして頂けませんか?
というのが筋だろ、あんた、何年この商売やってんだよ」と、選手を守ったわ(笑)
勿論、選手に経緯を説明して、当人の了解の元で、丁重にお断りした(笑)
これ、選手が直接オファーを受けていたら、PRのバーターにしていいものなのかどうなのか、
判らない状態で、受けていた可能性がある。
そうなると、「安受け・マイナスブランディング」になるリスクもあったはずだ。
(メディアなら何でもいいと思ったらダメ。アスリートもキチンと媒体を調べないとね。)
・・・
また、こんな事も有ったな。
アスリートエールの問合せに、キャスティング会社から選手指定でオファーがあり、調整を開始。
収録日や場所などの調整はスムーズに行ったのに、出演費は?と尋ねたら、
「やっぱり、この案件は無くなりましたのでゴメンナサイ」とのメールが。
(メディアなら何でもいいと思ったらダメ。アスリートもキチンと媒体を調べないとね。)
・・・
また、こんな事も有ったな。
アスリートエールの問合せに、キャスティング会社から選手指定でオファーがあり、調整を開始。
収録日や場所などの調整はスムーズに行ったのに、出演費は?と尋ねたら、
「やっぱり、この案件は無くなりましたのでゴメンナサイ」とのメールが。
数ヵ月後に判明した事だが、
実は、こちらにそのメールを送る直前に、選手当人へfbメッセージで接触して、
アスリートエールを通さずに、選手と直接取引を開始していたのだ。
その目的は、
キャスティング会社のコスト(ギャラ)ダウンが目的なのは一目瞭然。
我々、相場の判る者が調整に入ると、
キャスティング会社は相場のギャラを支払わなくてはならない。
しかし、選手と直接なら、相場を知らない選手を
法外な低いギャラ、若しくはギャラゼロで使えるという、ずるい思考だ(笑)
(2つの例の法人名を挙げる事もできるが、まあ、いいわ。もう1度再発を見つけたら公開する)
・・・・・
このような感じで、
特にテレビ番組・出演オファーは、下請けや孫請けの20代ADが話相手だと、
いい加減にしてよ、というケースが年々増加傾向。
マイナー競技選手だからって舐めるな、プロデューサーが電話して来い、
という事が何度もある。
選手が収録現場で待っているのに、
留守電だけで当日キャンセル、なんていう失礼極まりない対応に対しては、
選手以上にこちらがブチ切れて、下請・孫請けの社長にクレーム。
しかし、選手サイドにも問題がある場合も少なくないよ。
業界の常識や相場も判らずにやるから、自ら問題を作ってしまう事もあるからね。
当日ドタキャンなんて、もう競技できなくなるぞってレベルだし(笑)
自分で調整をしていて、ギャラがこんなに低いんですけど、どうにかできないですか?
って過去の話をこちらに相談されても返答できんよ(笑)
契約書がなかったとしても、やり取りのメールは無いの?と聞くと、
全部電話で話していました、と・・・・
選手サイドも、情報武装しないといけません。
(アスリートエール登録選手は、マネジメント会社同様の調整を提供しています)