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2025年01月09日

TOP of TOPアスリートの1秒・1mmを競う世界、ルールはルールで仕方ない、しかし都合良くチョコチョコ変えられたんじゃ潰しや忖度が疑われて当然

2025年、明けましておめでとうございます。
これは調べないと、と思うことが有り、
ほったらかしと成っているブログですが
久しぶりに書きます!

ーーーーー
そう、スキージャンプの高梨沙羅選手が、
「飛んだ後にスキー板規定違反って何じゃあー!」
という件です。
X(twitter)でも荒れており、様々なメディアさんも記事化してる件。

皆さん御立腹です、、、
そりゃそうでしょう、日本が誇る沙羅ちゃんですからね。

画像1.png
格式高き我らのスポーツメディアである兜カ藝春秋・Numberさん
回答記事を出されていますね。

ただ、内容は正しくも、一般の方々は納得できていないようですね。
なので、もう少し掘り下げてみようと思います。

やはり、この問題の主因は「BMI(体格指数)ルール」である事は間違いない。
以下出典、中日新聞

画像5.png

では、もっと具体的かつ客観的に、高梨沙羅選手に当てはめて検証してみよう。
ネットに転がってるデータだと、身長152cm・体重44kgらしい。
ただ、いつのデータか分からない。
上記の問題となったW杯・第9戦(オーストリア・フィラハ)30位、
2025年1月6日時点の身長・体重を知りたいが、
画像2.png
FIS(国際スキー・スノーボード連盟)の公式サイトの最新データとして
身長・体重の記載はない。
よって、以下、仮定で考えるしかない。
この時点でも「身長152cm・体重44kg」と仮定しよう。
28歳なので身長はもう止まっているはず。
体重はちょっと判らんね、、、
それと、ヘルメット・グローブ等の装備品の重量は省略させて。

で、FISの「スキー板の長さを決めるBMIルール」を調べると、
このような情報が公開されています(P.27の下)
画像3.png

ここから、
高梨沙羅選手の身長152cmのデータだけ引き抜くと、こうなります。
画像4.png

体重44kgの前後5kg位、
つまり39.9kg〜50.0kgを表にしてみると、こんな具合。
「体重10kg」の間に、
BMI計算と規定倍数を経た「板長さ22cm」もの差が有る!
刻み方で言えば、「31段階」と言えばいいのか?

前後5kgも上下する選手は流石にいないので、
高梨沙羅選手の体重が1kgの間を上下したとしよう。
と考えれば、
 ・44.8kgの場合は、スキー板211cm
 ・44.5kgの場合は、スキー板210cm
 ・44.2kgの場合は、スキー板209cm
 ・43.9kgの場合は、スキー板208cm
 ・43.6kgの場合は、スキー板207cm
僅か1kgの違いで、スキー板が3cmも違ってくる。
この体重の刻みは0.3kg、
つまり僅か300gの差が、勝負の差に表れてくる事を意味する。
高梨沙羅選手は、300gの体重減が起こると、
1cm長過ぎの規定違反に成ってしまうという事。

過酷だよね、
TOP of TOPアスリートの1秒・1mmを競う世界は。
しかし、その為の「ルール」だから、全員「ルール」を守るしかない。

しかししかし、この非道(?)で過酷なルールの設定側にも問題がある。
このボクシングのような体重管理を求める競技なら、
FIS側ももっと改革すべき点がある。

@BMI算出の基準となる「大会前」の身長・体重を情報公開するべき。
 「基準データは、大会開始12時間前とする」等のルールは有る?
 そりゃ有るだろう。
 しかし、選手・関係者は知らされていても、ファンは分からない。
 実際、FIS公式サイトに掲載されていないからね。
 これはファンが置き去りにされている。
 こんなに体重が重要な競技なのだから。
 (ボクシング等の格闘技は、明確な基準と情報公開が有るよ)
 1週間前だか、1日前だか、1時間前だか知らぬが、
 (ジャンプ選手に聞けばすぐ判るが、もう22時なので電話を控える)
 その時間差(基準計測と大会後計測の時間差)によっては、
 他競技から批判が出るかもね。

A「大会後」の計測も同様に情報公開するべき。
 事前計測の日時と、事後計測の日時の間隔が長い程、選手は大変。
 (この為に、ボクサーのように水抜きが必要になってたりすると、
  別問題としてFISは叩かれるだろうな)
 この時間差が分かったら、またブログ書こうかな。
 時間差によっては食事制限が必要に成ったり、
 過度な体重コントロールを強いられるだろうし。
 ボクシングのような体重別階級制が求められるかもしれないし。


<現時点での結論>
なぜ飛んだ後にスキー板長さが問われるのか?というSNSの疑義には、
スキージャンプは空を飛ぶ競技なので、軽さ(体重と身長の関係)が影響する。
この軽さの有利・不利を平等化する為に、体重(実際はBMI)管理を監視している。
この監視は、飛ぶ前と飛んだ後で行われる。
体重と身長の関係がスキー板長さを決めるので、
スキー板長さは変わらずとも、体重が飛ぶ前後で変わってくる事を管理するので、
今回のような事件(?)が発生する。
(大会前の事前測定で体重増やし、飛ぶ時は体重減らして飛距離を出す等の不正)

しかし、問題の本質は、
ここまでボクシングのような体重管理を求められる競技である事を
殆どのファンは知らないし、
この体重管理を絶対ルール化しているFIS側に、
それほどに重要だという姿勢(時間差ルール訴求や情報公開)が見受けられない事。
ファンに判りやすい推進をしてほしい。

高梨沙羅選手には、「それでも頑張って」としか言えない。
ルール改善があるなら、選手団・スポンサー企業・仲裁機構・IOCを巻き込んで
改善させる手段が無くも無いが、それは関係者に任せて、
競技者としては、現行ルール上でやるしかない。
ひたすら頑張って欲しい。

ーーーーー
PS・前述Number記事に、他国選手も失格になっているのだから、
  「恣意的に特定の国や選手を狙っているとは言えない」と記載されているけど、
  そうなのかな?
  リザルト等の表面的にはそう見えるかもしれないけど、
  元々、大金持ちの欧州貴族から始まったスポーツには、
  アジア人潰しは今も残っているのではないかな。
  スキーは最近チェックしていないけど、モータースポーツや社交ダンスや、、、
  特に元々貴族スポーツの現場を調べてほしいな。
  (今は無きアスリートエールで100競技以上の1500選手をケアしてきたので、
   いろーんな現場報告を聞いているので、「スポーツは美しい」が成り立たんな、
   と思わざるを得ない表面化しない地下話にショックを受けた日も有りまして。
   競技名・選手名といったエビデンスは言えんけど。)

posted by sports777 at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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