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2016年08月17日

華やかなステージの裏舞台、五輪の度に言い続けるしかない・・・競技資金は戦績に直結する

■ソース
2016年08月16日/週プレNEWS
自転車BMX・長迫吉拓(22歳)
「17歳でスポンサー探し…BMXに人生を捧げた長迫吉拓がリオ五輪でメダルを獲る!」
■抜粋
・・・
しかし、そこで資金難という壁が立ちはだかったバイトで遠征代を稼ぎつつ、親からも援助を受けていたが、
バラ園の経営難により、その援助が切れたのだ。
「親にはそれまで支えてくれて、本当に感謝しています。本当に家族があってこその今があります」という長迫は、
本格的にスポンサー探しを始めた。

「17歳くらいだったので何もわからず、企画書やプロフィール資料を作るにも周りの大人に聞いて
いろいろと工夫したり。400社くらいお願いしたんですが、門前払いだったり、
話を聞いてくれてもBMXという競技も知らないので、その説明からしなきゃいけないんですよ。
正直、僕があたったところで見つかったところはないです。本当に苦しい時期でした」

同級生は高校に通い青春を送る中、週6でバイトをしながら、右も左もわからず営業回り――その成果も出ない
結局、知り合いから知り合いへツテを辿(たど)りスポンサーを獲得できたが、
自身のブログでも「2011−2013年の生活は、今考えるだけでもしたくない。」と振り返っている。
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既にリオ五輪が中盤を超えたが、
例年のようにマイナー競技選手の資金難に関する記事があったのでピックアップ。
五輪選手でもこのような現実。
周りに正確な答えも落ちておらず、17歳で大変だっただろう。
400社回る前に、周辺の大人が先に気付いてあげれば、、、と今言っても遅いが、
過去も未来も、このような資金難選手が居るのですから(生れるのですから)、解決策が必要。
(だって、金は戦績に直結するのが現実ですし)

その対処法は1つ。
正しい資金調達方法を教える機関を作れば良いはず。
その主体は、本来、文科省かスポーツ庁であろう。
10歩譲って、JOCかNFかな。
この話は当ブログの初期段階から記載しているのだが、国レベルでの改善は見られない。
なので、うちは、民間で細々とセミナーや個別面談で実施しているが、
スケールが小さいのは判っている・・・
でかくして、マイナー競技選手達のsafety netになるには、、、、
国に協力願いたいなあ(笑)
(先日もスポーツ庁で話したのですがね、進むかな?)

現状のままだと、2020東京五輪以降、確実に資金難選手は増える。
スポーツビジネスで金を動かして行こう、とする動きも大事だが、
もっとベースの部分をどうにかしないとね。
子供達にとって、憧れの存在に成る各競技のTOP選手が資金難で開花しないとか、
資金難で海外遠征行けずに上のカテゴリーに登れないとか、
スポーツの未来にも影響するわ。
(2050年、子供の数が現在比で半分になるから、スポーツのターゲットは子供でなく、
 高齢者の生涯スポーツにシフトする???
 日本はそのような社会になっても、世界は競技スポーツを最先端で追い続けるので、
 日本人のTOP選手を減らしてはならない、絶やしてはならない。その為にどうするか!?)

posted by sports777 at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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