マイナー競技アスリートでも、物資サプライを受けている選手は多い。
競技道具が戦績を左右する競技だと、それが如実に見えますよね。
「サプライヤーは居るけど、スポンサーが居ないんで困っています・・・」と発言する選手が多いが、
資金スポンサーより物資サプライヤーを獲得する方が容易である事は間違いないが、
基本的には同じ「契約」である事を忘れてはならないですよ。
資金スポンサーは、直接的な現金。
これは、遠征費・練習施設費などの、物質と言えないモノに使われる経費が、使途となる。
物資サプライヤーは、間接的な現金と言えます。
物資サプライヤーは、間接的な現金と言えます。
競技用具を本来は購入する金額を、ゼロにしてもらえるのだから、
現金を間接的に頂いた事と同じ。
つまり、2つは同格であり、
モノを頂く位なら契約書は不要でしょ、という時点で間違っている。
メーカーから、契約書は面倒だからいいよ、と言われたとしても、
「いや、間違いの無いように作らせて下さい」というのが、アスリートの役目。
何故、サプライヤーをスポンサーと同格に契約書が必要?
だって、間接的な現金なのだから、そこにサプライヤーメリットが発生するでしょ。
その内容を書面で交わさない時点で、間違いが起こる可能性がある。
現金を間接的に頂いた事と同じ。
つまり、2つは同格であり、
モノを頂く位なら契約書は不要でしょ、という時点で間違っている。
メーカーから、契約書は面倒だからいいよ、と言われたとしても、
「いや、間違いの無いように作らせて下さい」というのが、アスリートの役目。
何故、サプライヤーをスポンサーと同格に契約書が必要?
だって、間接的な現金なのだから、そこにサプライヤーメリットが発生するでしょ。
その内容を書面で交わさない時点で、間違いが起こる可能性がある。
ウェアを提供してもらって、色が気に入らないからと、友達にあげてもいいのですかね?
ウェアを提供されたのにも関わらず、ライバルメーカーのものを着用していいのですかね?
提供したサプライヤーは、練習時も試合時にもメディア出演時にも着用しているはずと考える。
それが、実際は違うとなると、法的な話にも成りかねない。
特に、ウェアに関わらず、ライバルメーカー(競合社)というものには、
アスリートが考える10倍、20倍、ビジネス社会ではシビアなものです。
たまたま洗濯していて競合メーカーウェアのものを着用している時に、
サプライヤーの方に会ってしまった、又は、写真を見られてしまった・・・・とか、
これは、アスリートが考える以上に、大変な事になります。
自分がメーカー社長の立場だったら、どう思うか、想像すればすぐ判りますよね。
(競合社からも同じサプライを受けていた、なんて事が発覚したら、それは損害賠償もの。
石川遼がトヨタから協賛されている時に、アウディで事故りましたよね。
トヨタは千万単位を投資していたのだから、トヨタ車に乗っていると思ったろうなあ(笑)
ただ、それが契約書に記載されていなければ、石川遼は、トヨタ車以外の競合メーカー車に
乗ってもいい。法的に問題ない。
しかし、法的にOkだったとしても、社会的に、仁義的に許されないでしょうね。
だからトヨタから契約を切られ、結果的に千万単位を失った。
無免許問題が前面に出ていますけど、仁義面の理由も大きいと関係者に聞いています。)
故に、頂いたウェアを、こういう場面で着用します、という契約書は必須なんです。
(それを省略するしない、はサプライ会社と協議しなくてはなりません)
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石川遼がトヨタから協賛されている時に、アウディで事故りましたよね。
トヨタは千万単位を投資していたのだから、トヨタ車に乗っていると思ったろうなあ(笑)
ただ、それが契約書に記載されていなければ、石川遼は、トヨタ車以外の競合メーカー車に
乗ってもいい。法的に問題ない。
しかし、法的にOkだったとしても、社会的に、仁義的に許されないでしょうね。
だからトヨタから契約を切られ、結果的に千万単位を失った。
無免許問題が前面に出ていますけど、仁義面の理由も大きいと関係者に聞いています。)
故に、頂いたウェアを、こういう場面で着用します、という契約書は必須なんです。
(それを省略するしない、はサプライ会社と協議しなくてはなりません)
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で、話を元に戻しますか。。。。
企業とのキチンとした関係を、
物資サプライヤー企業と複数構築する事で、
資金スポンサー獲得率は上昇します。
何故?
サプライヤー企業もスポンサー企業も、法人格ですから、
小さな物資といえども、そこに信頼関係が無くては続かない。
例え戦績TOPでも、人間的な信頼関係が築けなくては1年で切られる。
例え戦績下位でも、サプライ企業への感謝の意を持ち、
サプライメリットを追求している選手なら継続してもらいやすい。
要は、
スポンサー企業が、
この選手はサプライ企業との間に良好な関係がありそうだから、
投資しても大丈夫かな?とプラス側に読むからです。
マイナー競技アマチュア選手はスポンサーメリットを全うしないとか、
持ち逃げしちゃう例もあるとか、
そういうネガティブ情報は社会では情報がすぐ回りますし、
企業も認知しているケースが多い。
だから、企業はリスクのある個人と取引をしたくない・・・・
だから、マイナー競技アマ選手は、サプライヤーは獲れても、
資金スポンサーが獲れない、という日本のスポーツ事情になっている。
(よって、マネジメント会社所属に所属していない選手より、
所属している選手なら法人取引となるので有利、とも言えてしまう。)
マネジメント会社・無所属選手の、資金スポンサー成約に関わるリスクの減らし方は、
そのような観点からも、
既に多くのサプライヤー企業さんと取引きしていますから私は安心ですよ、
という事が言えなくてはならないし、そこをアピールする必要性がある。
このように、
サプライヤーゼロ選手より、サプライヤーを複数保有している選手の方が、
資金スポンサー獲得率は高くなる、、、、、
こういう事が言えます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おまけ
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物資サプライヤーの物資とは、何でもいいんですよね。
これを知らないマイナー競技選手が多いですね。
殆どの選手が、競技関係用品だと思い込んでいます。
中古車から車をサプライして頂いたり(最近、サーフィン高橋みなと選手が成約してた)、
八百屋から野菜をサプライして頂いたり(祈AT OFF佐々木さんセミナーでも事例有り)、
PCでも、酒でも、トイレットペーパーでも何でも有りです。
モノじゃなくて、サービスでもいいんですよね。
エステとか整体とか掃除とかタクシーとか。。。
世の中の殆どの商品とサービスには価格が付いています。
価格とは、金額的な価値であり、
サプライヤーシップは、金額的な価値を投資して頂く仕組みなので、
何でもいいんですよね。
但し、注意しなくてはならないのは、
100円分を頂いたら、100円分の価値を選手がサプライヤーに返す、
100万分を頂いたら、100万分の価値を選手がサプライヤーに返す必要がある。
もらいっ放しが一番良くない。
もらえるんだから「もらっておく」という発想は危険極まりないです。
そもそも、「もらう」と「頂く(投資してもらう)」は、似て非なるものですしね。
サプライ物資をして頂いて、つまり、間接的な“現金”を投資して頂きながら、
何のリターンも返さない思考や行動は、必ず後でしっぺ返しが来ますよ。
本質的には、契約書に関わる、法的なリスクとなる。
(サプライメリットを実行しなかったので損害賠償請求されるとか)
又、契約書が無くても、社会的なリスクとなる。
(あの選手は最低限の約束も守らないという社会的信用の失墜とか)
又、仁義面でのリスクにもなる。
(あの選手には2度と提供しない、業界全体に教えて孤立させてやるとか)
故に、物資サプライヤーやサービスサプライヤーという
企業と良好な関係を築いて、
そこで構築した人間関係・信頼関係・安心力・評判を、
資金スポンサー候補企業からの投資に
結び付ける事が重要です。
企業と良好な関係を築いて、
そこで構築した人間関係・信頼関係・安心力・評判を、
資金スポンサー候補企業からの投資に
結び付ける事が重要です。
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