■ソース(2014.12.09産経スポーツ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141209-00000526-sanspo-spo
■概要
スカッシュ関係者、採用時の負担の軽さを強調 東京五輪採用可能性で
国際オリンピック委員会(IOC)が五輪開催都市に複数の実施種目追加を提案できる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141209-00000526-sanspo-spo
■概要
スカッシュ関係者、採用時の負担の軽さを強調 東京五輪採用可能性で
国際オリンピック委員会(IOC)が五輪開催都市に複数の実施種目追加を提案できる
権利を認めたことで、2020年東京五輪参加の道が開けたスカッシュの関係者が9日、
東京都内で会見した。
これまで3度、正式採用の候補に挙がりながら涙をのんできたスカッシュ。
梶田幸子日本協会事務局長は「IOCが希望する競技の条件に一番合っている」と有利性を強調。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
久しぶりのブログ。
上記記事のスカッシュには頑張ってもらいたい。
候補競合の野球・ソフト・空手に比較すると、社会認知度で不利と言われているが、
そこを何とか勝ち取らなければならない。
で、ここから、スカッシュに関係なく、一般論ですが、
過去のアスリート面談で、「自分が活躍する事で五輪競技にします!」と発言する選手に
数多く会ってきた。その数、10人どころではない、数十人かな、いや、もっとかな。
確かに、マイナー競技でも、その業界では名が通る選手達であり、その気持ちは判る。
しかし、五輪競技種目に採用される過程は、そんなに甘いものじゃないので、
もっと戦略的に、中長期的に考えなければならない。
http://www.joc.or.jp/olympism/charter/chapter5/52.html
これが、JOCで記載している条件の一部だ。
五輪競技承認には7年を要し、
それ以前に、75ヵ国4大陸での競技実績が必要だし、
その法人格と言いますか、どれだけしっかり競技大会ができてるの?
という点が問われる。
つまり、日本で世界一選手が生まれ、メディアにバンバン出て有名になったとしても、
自競技を五輪に引っ張り上げるには、
自分の活躍とは全く別のステージでの努力が必要、という事。
そこには政治力も金も必要で、
ぶっちゃけ、現役一選手の片手間のPR努力で手に負えるものでは無い。
故に、本気で五輪競技化を考えるのであれば、
日本国でのNFをしっかり固めて、他国のNFをまとめあげ(ここも大きな壁になる)、
十年単位での戦略を考えなければならない。
NF理事になるのは当たり前。
役員会を強引にでも引っ張れるリーダーシップが必要。
既に、World Gamesなどで実績のある競技であれば、
公開競技からの政治力かな。
ロビー活動ができる優秀な人材を引っ張ってこないとね。
・・・・・・・・・
ここまでは五輪に関する事だが、
五輪どうこうを関係無く、
競技を「普及させる」と言う選手も非常に多い。
1人の選手の活躍で、多少、人気が出るケースは過去にもあった。
バドミントン・オグシオの時は、バドミントンのノウハウ本がバカ売れして競技人口も増えたし、
浅尾美和でビーチバレーは、スポーツ新聞を賑わせた。
他にも色々事例があるけど、
何をもって「普及」とするのか?
競技人口は○人とか、メディア露出広告換算値で¥○億出すとか、
明確な目標設定が必要ですよね。
基本的に、1人の選手の活躍だけで、競技普及というのは難しいですよ。
その裏側には、必ず仕掛け人がいるし、その裏の努力を選手は理解できているかな?
単にタレントを担げばいいのではなく、
その裏側には、深い戦略があるケースが多いのを、選手は知る必要があります。
戦績TOPを取る事と、普及させる事は別物と考えた方がいい。
それくらい「普及」というものは、簡単なものではないと認識すべき。
じゃあ、どうするか?
まずは、自分を投げ売ってでも競技普及させたる、っていう覚悟を持つ事ではないでしょうか。
中途半端な活動ではなく、それに徹する位の環境も必要で、
自分の財産と時間を全部投入する、くらいの勢いが必要。
(マイナー競技普及には、ベンチャー企業創業者の精神が必要)
マーケティングやPRや広告の知識は勿論、
メディア人脈も必要だし、
政治力も必要だし、
金も必要だよね。
だから、本気で「普及」をアクションしたいマイナー競技選手は、
様々な視点で、多角的な勉強をして、数多くの営業活動を行って下さい。
そこに、普及への覚悟が見られれば、本気で支援する人々が集まり、
自分の力に、他の力が合わさって、可能性を高める事ができるでしょう。
戦略無くして、簡単に普及・普及と発言するだけでは、
マーケティング人や経営者から、クスッと笑われてしまいます。
この選手は社会を判ってないなあ、と。
なので、
自分が戦略立てや活動ができないのであれば、
それをできる人達を、たくさん味方に付けられる「人(選手)」に成ればいい。
ビジネスの世界も一緒で、
全部自分でできないのは当たり前。
そういう時は、「それをできる人」を使えばいい。
(但し、「使える」側に立てる人格やリーダーシップを要する)
自分もマイナー競技に関わっていますから、
無論、競技普及に貢献しているつもりです。
裏側では、対企業や対メディアで、常に個人選手売り込みや競技説明をしてる。
各競技の個別強化戦略は、依頼があれば参戦します。
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久しぶりのブログ。
上記記事のスカッシュには頑張ってもらいたい。
候補競合の野球・ソフト・空手に比較すると、社会認知度で不利と言われているが、
そこを何とか勝ち取らなければならない。
で、ここから、スカッシュに関係なく、一般論ですが、
過去のアスリート面談で、「自分が活躍する事で五輪競技にします!」と発言する選手に
数多く会ってきた。その数、10人どころではない、数十人かな、いや、もっとかな。
確かに、マイナー競技でも、その業界では名が通る選手達であり、その気持ちは判る。
しかし、五輪競技種目に採用される過程は、そんなに甘いものじゃないので、
もっと戦略的に、中長期的に考えなければならない。
http://www.joc.or.jp/olympism/charter/chapter5/52.html
これが、JOCで記載している条件の一部だ。
五輪競技承認には7年を要し、
それ以前に、75ヵ国4大陸での競技実績が必要だし、
その法人格と言いますか、どれだけしっかり競技大会ができてるの?
という点が問われる。
つまり、日本で世界一選手が生まれ、メディアにバンバン出て有名になったとしても、
自競技を五輪に引っ張り上げるには、
自分の活躍とは全く別のステージでの努力が必要、という事。
そこには政治力も金も必要で、
ぶっちゃけ、現役一選手の片手間のPR努力で手に負えるものでは無い。
故に、本気で五輪競技化を考えるのであれば、
日本国でのNFをしっかり固めて、他国のNFをまとめあげ(ここも大きな壁になる)、
十年単位での戦略を考えなければならない。
NF理事になるのは当たり前。
役員会を強引にでも引っ張れるリーダーシップが必要。
既に、World Gamesなどで実績のある競技であれば、
公開競技からの政治力かな。
ロビー活動ができる優秀な人材を引っ張ってこないとね。
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ここまでは五輪に関する事だが、
五輪どうこうを関係無く、
競技を「普及させる」と言う選手も非常に多い。
1人の選手の活躍で、多少、人気が出るケースは過去にもあった。
バドミントン・オグシオの時は、バドミントンのノウハウ本がバカ売れして競技人口も増えたし、
浅尾美和でビーチバレーは、スポーツ新聞を賑わせた。
他にも色々事例があるけど、
何をもって「普及」とするのか?
競技人口は○人とか、メディア露出広告換算値で¥○億出すとか、
明確な目標設定が必要ですよね。
基本的に、1人の選手の活躍だけで、競技普及というのは難しいですよ。
その裏側には、必ず仕掛け人がいるし、その裏の努力を選手は理解できているかな?
単にタレントを担げばいいのではなく、
その裏側には、深い戦略があるケースが多いのを、選手は知る必要があります。
戦績TOPを取る事と、普及させる事は別物と考えた方がいい。
それくらい「普及」というものは、簡単なものではないと認識すべき。
じゃあ、どうするか?
まずは、自分を投げ売ってでも競技普及させたる、っていう覚悟を持つ事ではないでしょうか。
中途半端な活動ではなく、それに徹する位の環境も必要で、
自分の財産と時間を全部投入する、くらいの勢いが必要。
(マイナー競技普及には、ベンチャー企業創業者の精神が必要)
マーケティングやPRや広告の知識は勿論、
メディア人脈も必要だし、
政治力も必要だし、
金も必要だよね。
だから、本気で「普及」をアクションしたいマイナー競技選手は、
様々な視点で、多角的な勉強をして、数多くの営業活動を行って下さい。
そこに、普及への覚悟が見られれば、本気で支援する人々が集まり、
自分の力に、他の力が合わさって、可能性を高める事ができるでしょう。
戦略無くして、簡単に普及・普及と発言するだけでは、
マーケティング人や経営者から、クスッと笑われてしまいます。
この選手は社会を判ってないなあ、と。
なので、
自分が戦略立てや活動ができないのであれば、
それをできる人達を、たくさん味方に付けられる「人(選手)」に成ればいい。
ビジネスの世界も一緒で、
全部自分でできないのは当たり前。
そういう時は、「それをできる人」を使えばいい。
(但し、「使える」側に立てる人格やリーダーシップを要する)
自分もマイナー競技に関わっていますから、
無論、競技普及に貢献しているつもりです。
裏側では、対企業や対メディアで、常に個人選手売り込みや競技説明をしてる。
各競技の個別強化戦略は、依頼があれば参戦します。
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