こんな記事が転がっていました。
サイゾーウーマン2014年4月14日
マスコミ関係者は見た! 「ファンに暴言を吐いたコワ〜イ芸能人」
芸能人の一部は、カメラが止まった瞬間にファンサービスも終わる?
といった記事なのだが、
これに似たような事を、常々、アスリートに対して伝えています。
アスリートという職業人として喰っていくなら
(世界を目指してTOPを狙うアスリートなら)、
私人ではなく、公人という意識を持つべきと。
これは、キッズ&ジュニアに対しても、
シニアのマイナー競技アマ選手にも、直面談した選手には伝えるようにしています。
例えば、超簡単に言うと・・・
自分はまだ無名だから、何をしたって誰も気付きやしない・・・
これが私人の考え方。
いつ何時、どこででも、誰に見られているか判らない、常にビシッとしていなきゃ・・・
これが公人の考え方。
サイゾーウーマン2014年4月14日
マスコミ関係者は見た! 「ファンに暴言を吐いたコワ〜イ芸能人」
芸能人の一部は、カメラが止まった瞬間にファンサービスも終わる?
といった記事なのだが、
これに似たような事を、常々、アスリートに対して伝えています。
アスリートという職業人として喰っていくなら
(世界を目指してTOPを狙うアスリートなら)、
私人ではなく、公人という意識を持つべきと。
これは、キッズ&ジュニアに対しても、
シニアのマイナー競技アマ選手にも、直面談した選手には伝えるようにしています。
例えば、超簡単に言うと・・・
自分はまだ無名だから、何をしたって誰も気付きやしない・・・
これが私人の考え方。
いつ何時、どこででも、誰に見られているか判らない、常にビシッとしていなきゃ・・・
これが公人の考え方。
要は、自分の社会的ポジションをどう意識立てて行くか、というところですね。
全ての面(言動・思考・行動・服装・・・)で、
多くの人々に見られている(注目されている)と意識して、
模範となる的確な人間像を見せると言いますか、
誰に見られても(会っても)、恥ずかしい面を見せないと言いますか、
誰に対しても、喜ばれる対応をすると言いますか、
極端な話、アスリートも、タレントや政治家と同等と考えるべきだと言いたいのです。
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芸能人=メディアに出て有名になってナンボ、という人種は、
基本的に公人意識が無くてはならないし、世間も公人的な視線を向ける。
有名人になれば成る程に、ヨレヨレのジャージでコンビニで弁当を買えなくなる(笑)
社会の目があるから。
(社会とは、既存ファン・潜在ファン・それ以外の全てを指す)
アスリートはそうなのでしょうね?
例えば、浅田真央・石川遼が、それだけそういった事を指導されているか知らないが、
(意外とそういう面は、改まって教育されていないでしょうね。
メディアトレーニングとはちょっと違いますからね、こういった事は。)
アスリートは芸能タレントとは異なるので、
細かい点では異なるのですが、
基本的にTV露出があり、多くの国民に顔が認知され、一般ファンが多くいる点では
芸能タレントを変わりない。
この観点からは、芸能タレントの延長的な意味で、公人意識が必要になる。
じゃあ、マイナー競技アマ選手はどうなのでしょうね?
趣味の延長でスポーツをやっているのなら、別に私人でもいいのですが、
世界を狙う選手は、自分を高める意味でも公人意識を持たなくてはならない。
過去にあった話で・・・
・酔い潰れて裸で道路に寝ていた選手
・そんな格好でよく電車に乗れたね?と思える程の服装で来た選手
・学生のように居酒屋で暴れる選手
・知人には挨拶ができても、見知らぬ人には挨拶もできない選手
・基本的な言葉遣いができない選手
・インタビューで四字熟語の意味を間違えて使っていた選手
・サイン書いてみて、との問いに、サイン書いた事ありませんと答えた選手
これらはどういう事なのでしょうか?
自分は有名ではないから、何をしたっていいでしょ、的な一般人の考え方では、
一流の選手にはなれない、可能性もある。
有名になってから、世間の目を気にすればいい、では遅過ぎる。
そういう意識では、多分、変われるチャンスが来ないと思います。
(勿論、指導して変わる機会はありますが)
逆に、無名でも、自意識を高く持ち(決して自信過剰になれと言うのではない)、
自分をブランディングできている選手も居る。
あなたは芸能人かいっ!?と思える程に、服装から言動から行動まで
しっかりした無名選手も居ますよ。
私人意識と公人意識。
個々の問題だから強制はできないが、
TOPアスリートになる=多くの国民の応援を受ける=企業スポンサーを多く集める
こんな方程式を目指すなら、
自分を高める意識を、競技外でも持ち合わせる事を推奨します。
これは、自信過剰とは全く異なる。
自分に自信を持つと言うよりも、
自分は全ての人々に注目されているのだから、模範的な人間にならなくちゃ、
といった意識を持つべき、というものです。
これらは、アスリートと社会の関係、という所にも通ずる話。
例えば、
普通のサラリーマンなら、
会社の看板を背負った場では、良き社会人で、誰にでも適切な接し方をするかもしれない。
しかし、会社を離れたプライベートになると、
喫茶ウエイトレスや居酒屋バイトに横柄な態度で接したり、電車や公道で迷惑行為をしたり、
酔って喧嘩する人もいるでしょう。
要は、会社にバレなきゃいいじゃん的な意識ですよね。
(無論、こういう意識のサラリーマンは少ないと信じたいが(笑))
これを、例え無名でも、マイナー競技TOPアスリートに置き換えてみましょうか。
喫茶ウエイトレスや居酒屋バイトは、初対面でも、
自分のファンになってくれるかもしれない潜在ファンだ。
電車で高齢者に籍を譲った場面を、横から見ていた人が実は知人の知人かも?
いつどこで誰に見られているか判らない。
ファンを1人でも増やす為にも、模範的な社会人であれば、
思わぬところで道が開けてくる事もありますしね。
故に、競技をしている時だけ良ければいいってもんじゃ無い。
競技外の場面でも、しっかりとした社会人対応が求められる。
それが公人意識であり、社会との関係の作り方でもあります。
マイナー競技アマ選手には、もっともっと公人意識を持って、
自分を高めて欲しいです。
それはプロ意識の1つでもあり、
結果的に、応援者・支援者の増大に直結する。
それは更に、
資金調達や戦績UPにも直接的に影響を及ぼすものだ!
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