本日16日、GLADIATOR49にて、
ボストン在住の逆輸入ファイター・松田干城は、
支援者の名前を記載した国旗を羽織って、リングインする。
これは、紛れも無く、
「名前=応援心(支援心)」を背負って闘う事を意味する。
応援者の応援メッセージが書かれたモノを頂く形と、
支援者の名前を自筆で書く形は、似ているようで全く別物。
今回はスポーツファンディングに掛け合わせているので、
投資をして頂いた方=記載対象の支援者と位置付けた。
試合2日前、減量時の苦しい時に、本人が作業する。
Japanese Styleかもしれないが、
本人への支援者認知を高める事でのモチベーションUP、
http://www.athleteyell.jp/matsuda_tateki/sports_funding.html
スポンサーシップの意識UP、支援者満足、支援者の更なる支援度UP・・・
多くの意味・意義が込められている。
御名前記載をスポンサーメリットとした、シンプルなスタイルなので、
全ての競技選手に活用できる、小さな資金調達の1つとなる。
しかも、いわゆるクラウドファンディング的に、
短期プロジェクト型への投資だから、
目標(試合等)に向けた速効性や感情移入に関与してくる。
但し、アスリートエールがやるファンディングでは、
これは短期で終わらせられない。
競技資金は、長期的に継続的に必要になるから。
だからこそ、ファン固定化の基礎作りの一環に、本件を位置付けた。
本件を繰り返し、その度にファンが新しいファンを呼び、増加し、
固定化する事をイメージする。
継続支援金を得るには、ファン満足は絶対だ。
そのコミュニケーション・ツールになればいい。
(クラウドの欠点はぶつ切れや慣れにある。これを埋める、
中長期的なファンディングを目指さなければならない。
だから、応援を受ける(メッセージをもらう)ではなく、
あえて、応援への感謝を選手自ら書き、応援者に提示する事とした。
応援者目線なのか、選手目線なのかで、国旗の物理的意味も変わる。)
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実は、もう1つの大事な意味もある。
それは、本件は格闘技選手でスタートしたいと、ひそかに願っていた。
日本の格闘技界のファイトマネーはチケットバックが殆ど。
選手が試合前のトレーニングを重視しなくてはならない時期に、
主催者からチケットを売ってこいと言われる(笑)
販売益の一部がギャラ(ファイトマネー)になるので、
売らなきゃギャラが生まれない。
営業力がある選手、後援会がしっかりしている選手、親族が動く選手、
こういった選手で無ければ、ギャラは少ない。
(勿論、100%チケットバックではなく、固定給を設定している興行もあるが)
格闘技界はこのスタイルが当たり前と考えていいのだろうか?
各興行には御世話になっているから、本来言いにくいのだが、
あえて言う。
興行サイドがもっともっと努力すれば、選手負担も減る。
他のアマチュア競技大会と格闘技興行は全く別物だから、
これは仕方無いという業界関係者もいる事でしょう。
しかし、
放映権料は局の意向に左右されるとしても、
協賛収入をフルで努力している興行を見た事が無い。
(チケット収入へ結ぶ集客も、まだまだやる事があるはず)
それは、TOPクラス興行のセールスシートを殆ど見ているから明確に言える。
悪いけど、それじゃ協賛してもらえませんよ〜、
という内容が、どこの興行にも共通する。どこの興行もだ。
全ての興行と言って過言ではない。
この結果が、選手負担というツケに回ってくる。
勿論、選手も営業に努力すべきだ。
アマでなく、プロなら、集客にも気を使い、顧客満足に努めるべき。
ただ、興行サイドもそれは同じ事。
永い格闘技興行の歴史で、そんなに簡単にシステムが変わる訳が無いのは
無論、認知している。
それならば、選手側から変えればいい。
資金調達の幅を持たせて、ファイトマネー以外の収入は選手サイドから作れないのか?
ここを本気で考えている。
本件は、それのOne of themに過ぎない。
格闘技は幼い頃から好きである。
但し、業界人になるつもりは無い。
常に、外からの目をkeepしていないと変革ができなくなる。
同様に、スポーツビジネスをやりつつも、
スポーツ界から1歩外に立つ事を心掛けている。
何事も、中に入り過ぎると、慣れてしまう事がある。
自分は、慣れが怖いので、慣れない環境を自ら作るタイプだから仕方ない。
格闘技でbetterな方法が確立してくれば、他競技にも流用波及できる。
だから、一番難しい格闘技界が、最初の壁とする。
ラベル:松田干城 松田千城 グラジエーター tateki matsuda スポーツファンディング クラウドファンディング GLADIATOR 49 マツダタテキ チャンピオン 協賛 スポーツ ミニスポンサー 寄付 アスリート 資金調達
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