ボストン在住のMMAファイター・松田干城(マツダタテキ)を発掘したのはオンライン。
ネットサーフしていた時に偶然見つけたのは、偶然ではなく、必然だったのであろう。
http://www.athleteyell.jp/matsuda_tateki/
http://ameblo.jp/tech8mma/
http://tatekitechmatsuda.com/official_website/top.html
・・・・・・
全空連で空手をやっていた父から格闘技を止められ、野球やサッカーに流れていたが、
幼い頃から格闘技が好きであり、憧れていた。
男に生まれてきた限り、幼くても、闘う事、強くある事には大きな関心があった。
究極は生死を問う、リスクある闘いに男を見てきた。
結果的に自分はプレイヤーにはなれなかったが、それを行う男達に敬意を抱いてきた。
一瞬の隙も作れない、時には生を失う。
我々生命体は、精子の段階から闘いを植えつけられている。
競わなければ敗れる、負ければ死を意味する、
そんな場面を一般の普通の人間でも、何度も経験して生きる。
それを形に見せているのが、闘いであり、それがルールを付帯して競技となった。
日本では、
様々な経緯を経て、格闘技の社会的なポジションが低いのが事実。
スポーツとはかけ離れ、不良の喧嘩の延長、愚連隊の好む疑似競技という印象を
今でも持つ人は多い。
確かに闘いは、いつの日か、エンターテイメントの延長となってきた。
そこに金が動き、観る者を意識し、見世物の1つになったのかもしれない。
しかし個人的には、いつも、「命を賭けたリスクある闘い」として映る。
これは競技を超えた、精神のぶつかり合いとして捉える。
様々なスポーツがあるが、格闘技は別物として位置付けている。
それは、ビジネスにも通ずるものと考えている。
本来、自分がやりたい。
しかし、人生上、できなかった。
やるからには1番を求める気質上、今からスタートする事はない。
だから、応援者に回るしかない。
基本的に、リングに上がる勇者全員をリスペクトする。
命の危険もある土俵に上がっていく者は勇者だ。
だが、もっと近づいて観るには、自分の精神と一体化できる勇者を見極めたい。
これがファンの始まり。
更に近づいて観るには、選手密着しかない。
そして、自分の信条に近い者を探す。
松田干城は、自分の信条の変革というワードにマッチした、大きなポテンシャルがある。
格闘技のイメージを変えてくれるかもしれない。
格闘家のイメージも変えうる。
そして、2番でなく、1番を目指している。
ブレイク前だから、伸び代が大きい。
日本帰国から、16日の試合の2日前=今日までは長いようで非常に短かった。
120人の応援席を手配するのも大変だったが、これもいい経験をもらった。
26歳に学ぶ事も多い。
さあ、あと2日で本番だ。
格闘技界にとっては、たった1つの試合に過ぎないが、
本人にとって、そして、後ろに控える自分にとっては一大事だ。
たった1試合に人生がかかってくるから。
闘いとはそういうものだ、だから他競技とは違う。
この1試合で死ぬかもしれない。他競技では中々有り得ない。
だから、1mmも隙を作れない時間が来る。
松田干城の生き様を見てやってほしい。
UFC街道に乗れるか乗れないか、16日の経緯と結果で決まる。
人生の査定の場である。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121211-00000003-gbr-fight
http://efight.jp/news-20121211_8958
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