6月9日(土曜)am8:15〜9:28
タイトルは『開幕間近!ロンドン五輪 どう支える?“お金がない”選手たち』
シビアな話を判り易くまとめられて解説されていたと思います。
アスリートエールの話も少し取り上げて頂きました、
NHKさん、ありがとうございます。
スポーツ評論家・玉木正之氏も話していましたが、大事なのは、
資金難選手が資金が落ちてくるのを待っているのではなく、
自ら資金調達のActionを起こすべきという事。
アスリートがストイックに戦績だけ目指していればいい昔とは違い、
現代は、アスリートも社会との関わりを持って、
自分の存在を示しながらも、社会と繋がらなくては生きていけない、、、、、
近代五種・黒須さんも、ライフル・小西選手も、
最近JOCアスナビで就職先が決まった。
番組内では、それは五輪内定だからでしょ、という意見があった。
まさしく。
五輪を目指す過程の選手、又、非五輪競技選手に、そんな話は出ない。
だから問題だ。
もっと、広いセイフティネットが必要だし、プラットフォームを作らなくてはならない。
タニマチの話も出ましたが、
寄付金に近いタニマチ方式の資金調達には無理が有り、
そもそも寄付金はアスリートを育成しない。
対価を要せず、お金をもらえる・・・という感覚を作るから。
スポーツで喰って行くなら、スポーツで稼ぐ感覚をアマ時代から
教えないでどうする?
自分はそういう私見を持っていますから、今後もアスリートの資金調達は、
寄付金獲得よりも、厳しく不利な協賛金獲得を推奨していきます。
タニマチは、何もせずに資金調達できるという、良い面ばかりが言われますが、
現実にタニマチ寄付金を受けている選手の苦労をもっと知るべき。
ここでは中々書けないが、タニマチ寄付金だからこその問題もある。
学校(部活)スポーツの課題も話題に上がりましたね。
山本先生は立場上、学校部活の歴史と良さも語っておられましたが、
番組でまとめに入っていたように、学校スポーツから地域スポーツクラブ型へ、
数十年単位の移行期間を設けても良いから、移行へ・・・というのは賛成。
確かに歴史を作ってきたシステムではありながら、
その体制上、スポーツ全体の有益性には繋がっていない確率が高い。
そんな訳で、キリが無いので止めますが、
非常にコンパクトにまとまっていたと思います。
さすがNHKさん、短時間でのまとめをありがとうございました。
(Tさん、次の機会があれば、もっともっと選手の資金難に切り込んで下さい。
次は非五輪競技選手を主に、スポーツ界全体を斬って頂きたい。)
黒須さん、中川さん、伊藤君、お疲れさまでした。
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