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■概略
ひところに比べて女子スポーツの種目が増えて、スポーツの世界でも女性の台頭が進んでいる。
しかし、スポーツを継続する上でカギを握るスポンサーサイドが
女子スポーツをどの程度魅力に感じているかの調査が英国で行われ、
0.5%しか魅力に感じていないことが5日わかった。
英ガーディアン紙によると、スポンサーが男性スポーツに対する魅力度61.1%の一方で、
女性はわずかに0.5%という結果が出たという。
まだまだ、商業ベースで見ると厳しい環境にあることがわかる。
英スポーツ相ヒュー・ロバートソン氏は、「商業部門で見れば続けていくことが難しいという結果だ」
と失望していた。
また、これは商業ベースだけの話では終わらない。
こうした環境は国民生活にも影響が出ると見られているからだ。
現在、英国女性の半数は、健康のために必要な十分な運動がなされていないとも見ている。
国は、今後20年の間に英国女性が肥満傾向になるという予測も立てている。
ただし、来年のロンドン五輪でインパクトを与えることができれば、評価をくつがえすことができる
という見方もあり、今後の活躍しだいでは、こうした低評価を覆すことも可能だという。
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是非、日本でも大手リサーチ会社に調査してほしいところだが、
このイギリスの結果は、
そもそも絶対数が違うし、男子メジャー競技が前面に出過ぎている事での
機会損失も相当影響しているはず。
商業的価値が全く同じ、男子・女子の個人アスリートを同時提案された場合、
女性アスリートを選ぶ企業は、日本国内においては多いと予感する。
(確かにそういう目で提案した事がないから、予感程度だが)
イギリスでは、スポーツを健康に紐付けた方向性が進んでいると聞くので、
ロンドン五輪で上記の数値が動く事を望むが、
それにしても、
61.1%vs0.5%というのは、極端だな。
日本では、どうだろう、女性10%は超えるのではないかな???
同じ商業価値の男女を比較した場合、
クライアント側から見れば、そんなに性別を気にする事は無いのでは。
商業的価値が同じなのですから。
ただ、マネジメントという観点から見ると、男女で変わってきます。
いろいろなマネージャーと話す事がありますが、
やはり男女の特性があるので(細かくは言いません(笑))
男の方が扱いやすいとか、いやいや女性の方が理解力があるからいいよ、
という方もいます。
まあ、それは、男女差というよりも、人固有の問題でもあるのですが。
クライアント担当者、又、経営者が男性なら、
女性アスリートの方が支持を受けやすい、と言えるケースも多々ありますよね。
なでしこjapanに続き、女性アスリートがもっと社会的地位を上げる時代が、
日本国内では進むのではないでしょうか。
マイナー競技では、既に各競技で名を上げている女性選手が沢山いますしね。
まだ全国ネットになっていない選手が多いだけです。
女性アスリートへ投資する企業、今後も率先して探します。
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