http://www.townnews.co.jp/0205/2011/07/15/111533.html
■概略
フロンターレスタッフ執筆の本が脚光
地域密着を掲げ、様々なプロモーション活動を展開するサッカー
Jリーグ・川崎フロンターレ。
「試合の勝敗に左右されないクラブ作り」を方針にファン拡大に力を注ぐ。
このほど、同クラブのスタッフが15年の経験をもとに、スポーツの持つ
可能性を訴えた本を執筆し、脚光を浴びている。
本のタイトルは『(スポーツでこの国を変えるために)僕がバナナを売って
算数ドリルをつくるワケ』。
6月17日に発売され、一週間足らずで早くも重版が決まり、売れ行きは上々。
著者の天野春果さんは川崎フロンターレに入社して今年で15年目。
これまで様々なプロモーション活動の仕掛け人として知られる。
昨年9月に執筆依頼を受け、フロンターレでの取り組みに一定の考え方が
まとまったことから、出版に踏み切った。
この中で天野さんは「クラブ作りの鍵を握るのは行政、街、スポンサー、
サポーター、ボランティアなどとのつながり」。「集客の鍵は郷土愛にある」と、
「スポーツを活用し、街を豊かにする」ことの大切さを訴える。
近年、日本の大学や専門学校ではスポーツビジネスが花盛りだが、
大概はいわゆる移籍金や放映権といった話題ばかり。
天野さんから見ると、こうした話題は「スポーツビジネスのほんの一部に過ぎない」
と言い切る。
むしろクラブ経営は「泥にまみれながら手間暇をかけてじっくり作物を育てる
有機農業に近いものである」と強調し、日本におけるスポーツビジネスへの認識を
変えてもらうためにも出版したのだとも語る。小学館から1470円(税込)発売中。
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面白そう。
そうですよね、移籍金や放映権など、メジャー競技のTOP層の話ばかりで、
マイナー競技やアマチュア選手には、遠い世界ですしね。
(フロンターレは、プロでメジャー競技ですが)
今や、マイナー競技のアマチュア個人選手でも、
地域密着・人密着が必須な時代ですから、
メジャープロスポーツの話としてではなく、
地域密着クラブの舞台裏を知る、という観点から読んでみてはどうでしょうか?
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