http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110716/scr11071610220005-n1.htm
■概略
なでしこ人気を一過性で終わらせないために 女性版CWCのアイデアも
女子ワールドカップ(W杯)での「なでしこジャパン」の活躍で、
日本の女子サッカーに何度目かの脚光が当たっている。
決勝戦も日本時間18日未明という時間帯にもかかわらず、
多くの人がテレビ観戦することだろう。
だが、国内の女子サッカーを取り巻く環境は厳しい。
経済情勢などに左右され、2008年限りで元日本代表主将の池田浩美らを
擁していた関西の名門TASAKIがなでしこリーグから退会。
沢穂希や大野忍ら代表の主力級選手ですら、
昨季まで所属していた日テレからプロ契約は難しいと宣告され、INACへ移籍。
大多数を占めるアマチュア選手の中には、
アルバイトなどで生活費を稼がなければならない選手もいる。
かつて、元日本代表FW荒川恵理子(現浦和)がスーパーでレジ打ちをしていたのは有名。
なでしこリーグでは、改革の一環として全試合の有料化を目指している。
今季も一部の試合で試験導入しているが、リーグ事務局によると、
1試合平均の観客数は800人弱で、有料化のメドとなる1500人には遠く及ばない。
問題は、今回の代表人気を、どのようになでしこリーグに結びつけるか。
手をこまねいていては、過去の五輪時などと同じように一過性のブームで終わる。
そのためには、リーグに加盟する各クラブがスポンサーを募って経営基盤を安定化させ、
プロの選手を増やす…。男子のJリーグ以上に地道な活動が求められるだろう。
一方で、あるクラブのオーナーは「女性版のクラブW杯を作りたい」とぶち上げる。
「世界に通じるクラブがないと、盛り上がらない」との思いからだ。
そんな思い切った手を打つのもひとつではないか。
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「何度目かの脚光・・・」という所がポイント。
今まさに、波に乗せる努力を、協会・選手・関係者が行わなければ。
アマ選手の苦労は、サッカー女子だけでなく、
全てのマイナー競技に共通する事。
こういう話題が出なければ、一般世間は知る機会も無い。
男子サッカーのメジャー度に近い関係の女子サッカーは、
他のマイナー競技に比較すれば、
むしろマイナーを脱するポテンシャルにあふれている。
記事にも書かれている通り、やはりkeyになるのは経営基盤。
それは、ソシオスタイルではなく、企業スポンサー誘致が課題となる。
(もちろん、ソシオで行ければ、それに越した事はないが)
今回の脚光、うまく活用しなければ!
機会利益を逃さないで、今こそ大きなチャンス。
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