■無料PDFレポート(A4*8頁)=資金難&NG続きの選手は必見
99%の選手がPush型企画書・価格不相応で成約できない→ここを改善すれば獲得率は上がる!
アドレス

2011年07月12日

スポーツクラブのNPO形態運営

■ソース
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201107100051.html
■概略
サッカー中国リーグのレノファ山口(山口市)を運営し、
プロ化を目指すNPO法人「山口アスレチック・クラブ」が設立された。
サッカーを通じた青少年の健全育成や地域スポーツの振興にも取り組み、
将来的には他競技のトップチームづくりも視野に入れる。
9日、同市内のホテルで設立祝賀会があった。

レノファはこれまで、企業スポンサーの資金援助を受けながら任意団体運営。
Jリーグ昇格を目標とするチームとして地域密着型の運営をしていくため、
NPO法人が主体となって認知度や運営の透明性の向上を図ることにした。
レノファは現在、リーグ3位。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

任意団体からNPO認証を受けたようです、
NPOは設立に時間が掛かるけど(それに比べて社団は簡単)、
設立はそんなに難しいものではなく、
これからの運営・維持・安定・発展というフェーズが大変なので、
どうぞ頑張って下さい。

ここから一般論・・・

NPO法が98年に施行されてから、日本でもNPOが増えた(現在4万団体位)。
一時期は、グレーな業界の隠れ蓑・組織的な事件もあり、
NPOと言うだけで、企業サイドから眉を細められた経験も多かった。
NPO=ボランティア団体と捉える人も、いまだに多い。
(特定非営利活動を除けば、基本的には株式会社と同じなのに・・・
 税制優遇も無いし・・・認定NPO制度があるけど敷居が高過ぎて、
 ほんの一部しか恩恵が受けられないから、
 全NPOが優遇される世界でないと、NPOらしさが展開できない。
 税制優遇を受けられる認定NPOは、たった100団体位だし・・・
 最初の入口をもっとシビアにしてもいいから、宗教法人並みにしてもいいはず。)

設立側も、寄付収入に依存するケースが非常に多く、
(それでも最近は、それじゃ無理だと判断して、事業収入確保にシフトする
 動きも出始めているが・・・)
USAみたい寄付文化を期待する。
しかし、NPO先進国USAでも、基本は寄付よりも事業収入が多いし、
戦略型NPOが育つ社会土壌がある。
日本は、まだまだNPOに優しい社会とは言えない。
だから、寄付だけに依存して金が回らず、消滅するNPOも多い。
(設立数ばかりに着目が行って、解散数は着目されない。
 確か、解散数は4000以上あるはず。解散届を出していない状態で、
 未稼働NPOも多い。)

その理由の多くは、寄付収入の不足。
何だかんだ言っても、組織を回すには金が掛かる。
ボランティアの延長で、熱意だけで金後回しとなると、ちょっと痛い目に合う、、、、、
という場面を現場で見てきた。
NPOを支援するNPOを作って、色々なNPOを見てきたけど、
(今はスポーツで忙しいから、それこそ未稼働だけど・・・)
寄付収入を上げる為にも、事業収入を先行で作ろうよ、という考えから、
策を練って実行してきた。
無論、そこにはビジネス性が求められるから、ボランティア色が濃い団体には
マッチしない。
そういう団体には、いかに呼び掛け方を工夫するか、マーケティングの世界だ。
(まあ、これもビジネス性に近づく話なのだが・・・)

そんな訳で、当時は、社会福祉・人権・環境系テーマのNPOが多かったものの、
今では、スポーツNPOが非常に多く設立されている。
総合型地域スポーツクラブの発想が進めば、更に増えるのかもしれない。
(NPOを実践した立場から言えば、今後は、個人的には一般社団法人を薦めるが)

サッカー・バルサのソシオシステムを見れば、
それこそ会員費でクラブを回す・・・これは、協賛金よりも寄付金に近い形だが、
確かに、日本のスポーツNPOが目指すべき姿だし、理想形と言える。
地域民からの会員費で運営を回す形がベストなのは言うまでも無い。

ただ、ここで注意すべきは、
NPOにスポーツテーマも、スポーツ以外のテーマも関係なく、
組織を回すには、計画された寄付収入なり、事業収入が入ってこないといけないから、
株式会社の事業計画と同等レベルの収入計画や、集金活動が必須となる。

NPO先進国USA、チャリティ先進国UKに比べたら、日本は遅れている。
そんなに簡単に寄付金は集まらない。
様々なテーマのNPOより、スポーツNPOの方が、本来は寄付収集に有利である。
スポーツは、キッズ&ジュニアの青少年育成や、勝ち負けによる感情移入を伴う為、
支持・共感を得やすい。
しかし、寄付が集まらないケースが多い・・・

こうなると、NPOの有利性を活用しながらも、株式会社のビジネス性を用いた、
資金調達マーケティングが必要になる。
NPOが多くなればなるほどに、寄付集金という視点から見れば、
ドナーの奪い合いになる。
株式会社クラブの、スポンサー企業の奪い合いを全く同じ。
敗れた所は、金が回らずに解散、というケースもある。
つまり、鰍セろうとNPOだろうと、組織形態に関係なく、
運営資金を集める仕組みをベース化しないと、
スポーツNPOだろうと、それ以外のテーマのNPOだろうと回らなくなる。

※だから、大事な事は、
 ・設立時に周到な集金計画を行なう事。
 ・集金にはマーケティング論が必須な事。
  (NPOの中には、根っからビジネス性を嫌う理事も多い。
   ボランティアの延長系NPOは、それでもいい。
   しかし、そんな事を言ってられないという理事も多い現実がある。)

※マーケティング論とは・・・(一部抜粋)
 ・まず、寄付金依頼のチラシから変更してもらうケースがあります。
  特定非営利活動、特に、人権系・福祉系では、Push型の寄付依頼文が多い。
  ここにエモーショナル・マーケティングを掛けて、Pull型にする。
  メリットではなく、ベネフィットを訴求する。
  モノクロチラシから、カラーチラシにして、アットホーム印刷っぽくなく、
  多少コストが掛かっても、印刷屋に発注させる。
 ・又、依頼時に、ドナー候補者をリスト化する。
  年齢・性別・バックグラウンド等を調べて、どんな人がどんな理由で
  寄付を断り、どんな人がOKしたかをリサーチする。
  たった、これだけで、狙うべき層が見えてくる場合もある。
  意外と学生に受けて、学生ネットワークを広げてもらうきっかけになったり。
 ・依頼の仕方を何パターンか用意して実験する。
  Push型、お涙頂戴型、特典メリット型、権威型、Pull型、、、、、
  依頼の仕方にも色々あるけど、
  全部を試し、自NPOにマッチする傾向を知る。

まあ、この他にも沢山あるけど、
寄付金と協賛金は全く別次元のものではあるが、
同じ「資金調達(集金)」という視点で見れば、ベースは同じ。

どうやって、財布を開いてもらうか。
それは、相手にとって、財布を開きたいと思う、メリットなりベネフィットなりを
どう伝えるかであるはず。

無論、寄付金は、ベネフィットを伝える方がいい傾向があるし、
協賛金は、実質的なメリットを求められる傾向が高い。
ビジネスである協賛獲得の方が、何倍も難しい世界ですが、
あなどるなかれ、寄付金獲得も簡単な世界ではない。
寄付金であれ、協賛金であれ、どちらも、心に刺さる誠意を伝える事は、
最も基盤となる所だ。
協賛金の場合は、その上に、実質的メリットをシビアに乗せる事が必須。

寄付も協賛も、コネで決まるケースがあるのも事実。
但し、中身も無しにコネで決めた契約はもろい。
短期で終わるケースを散々見てきた。
バブルの頃がいい例である。

だから、コネクションは非常に大事なのだが、
もっと大事なのは、「中身(メリット・ベネフィット)」と言える。
これは、地べたを這いつくばってきた経験者の意見であり、
私見であるが、間違っていないはず。
数百本単位の実例の目の前で見てきた経験論なので、
お偉い評論家がどう言おうと、負けない主張とさせて頂く。

先に中身を完璧にして、その上にコネクションを乗せる。
言葉で言うのは簡単だが、これを実行するには時間と労力が必要。
ただ、そういう努力は必ず、企画書なりプレゼンを通して相手に伝わる。
変に、言葉で熱意・情熱・根性・努力・人間性なんて自ら言う必要はない。
(だからこそ、アマ選手のスポンサー獲りにおいても、
 Push型はNGと言っている事もある。)

アマ選手の99%はそういったビジネス企画書の書き方も判らないし、
誰にも教えてもらえないし、競技に専念していれば、プレゼンにも不慣れ。
だから、資金難で、真にスポンサーが欲しいなら、
そこには、競技以外の努力も必要。
(判らなければ、判る人に聞く。これ、大昔からの鉄則。)
昔は、戦績だけ求めていれば良かったのかもしれないが、
今の時代、そういう訳には行かない。
時代環境が変わってきているから。
時代を生きるには、時代に合わせるしかない。

スポーツNPOクラブも、理念中心で、ビジネス論排除、、、
とは言っていられないはず。
マーケティングなんて概念は、うちには必要ないと言われたケースも
過去に何度もあるが、5年、10年経った今、資金難というNPOもある。
だから、98年当時の清く正しく美しい、善意onlyのNPO論で、
喰って行ける所は、勿論、それがNPOの理想なのだから、それで進めばいい。
しかし、そこまで安定域に達しないNPOが殆どなので、
そういうNPO(スポーツ含む)には、是非、資金調達にマーケティング論を
駆使して頂きたいと思います。


持論ですが、当ブログでも何度も書いている通り、
スポーツ団体は、NPOであれ社団であれ、協賛金を追求するべきです。
寄付金よりも、協賛金獲得の方が、ビジネス知識も必要だから難しい。
しかし、スポーツには、支持・共感という、他テーマNPOよりも有利な面もあるし、
勝負にエンタメ性を交える事もできるし、
あえて、協賛金を主軸に資金調達を考えるべきです。
協賛金を追求すると言う事は、ファン・コミュニケーションも必須だし、
結果的に、資金調達を安定させる近道になるはず。
人権系・福祉系など、明らかに税金投入すべきテーマが横にある中で、
そこと資金調達面でぶつかるのは、芳しくないと思います。
誰が何に寄付しようと自由だが、できれば、その選択肢は、
本当に税金や寄付が無くては無理だ、という所に譲る位の余裕が、社会にほしい。

飢餓・内紛は、別世界でなく、同じ地球上で起こっているし、
何秒に1人という速度で子供が死んでいる事実もあるし、
環境系だって、森林破壊は今でも進んでいる。
(森林は目に見えやすいけど、海洋汚染なんて、今まで全く注目されなかった。
 放射能問題で、海に目が行く事を願います。CO2吸収だって、森だけが
 吸収しているのでは無いですし。海のCO2吸収率がもっと着目されるべき。
 温暖化で生態系破壊も始まっているし。)
こういう方面に税金・寄付が有効に使われるべき。
メリット&ベネフィットを伝えにくい世界で、グローバルな社会問題だから。

スポーツは、ちょっとした工夫で、メリット&ベネフィットを作れる。
それがうまく稼働していないから、飢餓・戦争・環境破壊などと、
同列で寄付依頼をする事となる。
スポーツ以外の深刻なテーマは、協賛金を頼りにくいので、寄付が中心となる。
スポーツは、工夫・知識によって、寄付ではなく、協賛金を頼りにできる。
だから、スポーツは、自らに厳しく、協賛金を追求すべきです。


ヤバイ、熱くなって、また長文になってしもうた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
PS・報道機関様、NPOを「NPO法人」と呼称するのは変ですよ。
   株式会社を株式会社法人とは言いませんし、
   「Oganization」と「法人」がダブっています。
   現場レベルで、NPOを知らない人に、法人という事を伝える為に、
   NPO法人と呼称する事は良いですが、
   新聞・テレビといった報道のプロが、呼称以上に、
   活字として、そういう表現を記載するのは、宜しく無いと思いますよ。

PS・そう言えば、当ブログのヘッダーと左バナーと整理してみた。
   ブログの言葉に責任を持つ為にも、書き手が見える方向とする為、
   ヘッダーに写真を入れてみた。小さくて見えないか・・・それじゃ意味ないか・・・

posted by sports777 at 02:59| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
スポンサー獲得講座マニュアル.jpg
『スポンサー獲得講座・マニュアル教材』
◆このような企業が獲得しやすい!=ターゲット選定法
◆このような企画書が成約しやすい!=Pull型企画書構成法
◆このような交渉が成約しやすい!=ベネフィット・プレゼン法
◆その他、習得ポイント多数の全220ページ

数十社に交渉しても獲得できなかった選手が
¥数十万〜数千万の資金スポンサー、サプライヤー獲得の実績!