http://mainichi.jp/select/opinion/kakeru/news/20110701ddm012070023000c.html
■概略
時代を駆ける(フリーダイバー平井美鈴)
《海で潜る種目で06年に日本新記録をマークして以来、女子の第一人者となった。
しかし、安定したスポンサーがついたプロダイバーとはいえない。
海外では人気スポーツだが、日本での認知度は低い。
海外遠征を含めると、活動費は年間数百万円》
会社員時代の貯金を使いながらの競技生活。でも、貯金も少なくなり、
ヨガのインストラクターや父のデザイン会社の手伝いをしながら活動資金を稼ぐ。
言ってみれば、趣味の世界なのかもしれません。
《それではいけないと思い、昨年、国内のマネジメント会社と契約して自らを売り込む
ことにした。外からどのように見られるかを意識するようになった》
自分でもスポンサーを探していましたが、なかなか見つかりませんでした。
マネジメント会社と契約して、見つからないのが当たり前だということが分かりました。
2年前、マネジメント会社が出したスポンサー獲得のマニュアルを買いました。
難しくて理解できなかったのですが、その会社から電話があり、マネジメントしたいと
スカウトされました。そこから勉強して、初めて気づかされたのです。
企業に協賛してもらうためには、競技に価値を見いだしてもらわなければならない。
単に何メートル潜りましただけでなく、私を協賛してくれるとこういうメリットがありますよと
説明しなければなりません。
企画書を作ったりして、フリーダイビングという競技のアピールポイントなどを学びました。
環境問題もその一つになると思います。
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今日、当ブログPVが普段の2倍に跳ね上がっていた・・・
あれっ、何でだろ?
と思ったら、、、、ああ、平井さん記事かあと納得。
あざす!
そうですね、平井さんと初接触する前は、様々な競技選手から個別問合せが入り、
個別に対応していましたが、
全選手の課題が99%共通しているので、もっと広く簡単に説明する為にも、
そして、関東圏以外にも対応するには書籍しかないと判断した時期でした。
一般書籍はページ限定で、校正が入るから、生の声が伝わらない。
それじゃあ、電子書籍にするかあ、と半年(実質、朝から晩まで約三カ月)かけて、
マニュアルを作りました。
(販売サイトが怪しいと言われますが(笑)、エモーショナル・マーケティングの
フォーマットに乗せただけで、販売収益が目的ではなく、
必要な選手だけに伝わればいいと判断した為、あえて、怪しいサイトのままで現在も(笑)
その方が、流通量が抑えられるし。あまり単純には広まってほしくないし。)
そんな経緯で平井さんと出会った訳ですが、
さすがチャンピオンと思えましたし(オーラが漂っている)、
企業経営者とキチンと互角に協議できる人材と思いましたので、
しかも、フリーダイビングは競技年齢が長いし
(他競技の年齢に比べたら、平井さんはまだジュニア?(笑))、
フリーダイビング自体に、伸びる可能性が見えるし、
よし、行きますかあ!と。
他競技に比べて、スポンサーが取りにくいというのは一般論で正しい。
しかし、それでも、真正面からメリットをキチンと理解してもらって、
企業に投資してもらえるように、周辺固めを行う。
時間が掛かろうと、金だけじゃなくて、ブランディングも配慮する・・・・
まだまだ大口スポンサーはこれからですが、
ちょこちょこ、スポンサーも見えてきたので、もう少しですね。
営業面の本格スタートが遅くなってしまったけど、
競技人口100人のスポーツでも、スポンサーは取れるという実証をしないとね。
(同じマイナー個人競技でも、モータースポーツ等では実績はできているが、
さすがに、フリーダイビングは競技説明から入るので、ちょっと時間が掛かっています。
まあ、時間の問題で、結果は見えてきているけど)
平井さん、講演依頼・イベント出演依頼・メディア出演も一気に増えてきたので、
超マイナー競技代表として、1つの事例になると思います。
(今日もまた出演依頼が・・・)
マイナー競技選手とはいえ、金メダリストですからね、
十分、誇っていいし、
競技以外のアスリートたる心得や生き方や社会関係が模範レベルなので、
並みの有名選手より、手本になる存在。
今後、それを社会に伝えて行く。
超マイナー競技でもここまでできたのだから、
普通のマイナー競技なら、もっとできるでしょ?と言える状況を作る。
フリーダイビングは、欧州ではBMWもCMに起用している。
特にフランスで人気スポーツ。
日本では、まだまだ認知が少ないし、露出もない。
パーソナルスポンサー獲りだけでなく、競技普及を同時に進めなければならない。
それには、メディアに出る事も必要ですね。
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