http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110606/bbl11060614240000-n1.htm
■概略
親会社や大口スポンサーからの資金ありきの「NPB型経営」ではなく、
地域からの幅広い、物心両面での支援を集めることが独立リーグの
球団経営には重要。
ただ、そのシステムを作るのは一朝一夕ではいかない。
四国アイランドリーグプラス(IL)の鍵山誠CEOは「どうすれば市民、
行政が応援してくれるか。それには、何のために存在し、いかに地域の
お役に立てるか。そうでなければ、応援する存在になり得ない」と話す。
「地域密着」によって“おらが町のチーム”になれば、熱心なファンが球場へ足を運ぶ。
その熱気に押される形で、企業も地域貢献の一環としてスポンサー料を拠出。
これに追随するように自治体も動き出し、資金援助や地域の共同イベントなどで協力。
この“好循環”こそ、独立リーグが求めるものといえる。
・・・
球団は遠征時に県の観光PRを行い、県側は球団スタッフの人件費の一部を負担。
また、球団と県関係者が協力してスポンサーの獲得に動くなど相互関係を強化。
昨季の球団の赤字額は前年比1200万円減の500万円へと減少した。
球団と住民、企業、自治体がそれぞれ利益を得る「Win−Winの関係」が
時間と情熱をかけて構築され、次第に安定しつつある独立リーグの球団経営。
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まさしく。
個人アマ選手でも同様。
いきなりドカンと1発¥1000万下さい、という前にやる事があります。
時間がかかっても、ファンを作り、ファン・コミュニケーションを行ない、
ミニスポンサーになってもらい、そのコネクションで企業にもアプローチ・・・
どれだけスポンサー獲得率が上がることか。
アスリート自身による資金調達は、慌てて行っても成果は出にくい。
資金難に対する1つの予防策と考えて、
常日頃から、上記を実践する事が、資金難を回避する方向性となる。
スポンサー企業は、「寄付金」をくれるのではなく、
「協賛金」をビジネスライクに投資してくれるか否か。
スポンサーメリットという選手が作る商品を、企業に買って頂く・・・
基本中の基本。
これを脳に叩きいれて、周辺環境を考えれば、
スポンサー獲得率は大きく向上する。
騙されたと思ってでも、実践してほしいですね。
アマ界のスポンサーシップ事情は、変革できる。
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