http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2011/05/04/kiji/K20110504000756210.html
■概略
東日本大震災で被災した岩手県釜石市・本拠地ラグビーのクラブチーム、
釜石シーウェイブスを支援しようと、チーム前身の新日鉄釜石OBらで
組織する「スクラム釜石」の発足が発表された。
新日鉄釜石の日本選手権7連覇に貢献した元日本代表SOの松尾雄治・
成城大監督(57)らが中心となり活動する。
釜石シーウェイブスは年間8千万円の予算を組んで活動しているが、
地元スポンサー企業などが被災し、2〜3千万円の減収が見込まれる。
スクラム釜石メンバーは試合会場での募金活動や企業スポンサー交渉を
するなど側面から支援していく。
松尾氏は「釜石を復興させたい。完全に復興するまで活動は続く」と話した。
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いわゆる「後援会」とも言えますが、
それ以上の機能を持つ強い組織になりそう。
(本来の後援会のあり方、という観点で、手本になりそうな気配)
会費による資金調達は、どこのチーム・クラブでもできますが、
会員がスポンサー営業まで行なう機能は、有りそうで無い世界。
(役員がコネクション繋ぎに寄与するケース等はいくらでもありますが)
ですから、スクラム釜石の会員が、一丸となって企業開拓を行なう
仕組みが進めば、地味に見られがちだが、実は画期的なものとなるかも。
多くの競技チームは、ファンクラブ・後援会を持つが、
基本的には応援団(サポーター)で会費収入がチームの経済を助けます。
ここに経営者などが入会すれば、
そのコネクションがスポンサー成約に進むケースはあるのだけど、
その稼働がベース化された後援会というのは、中々見つけられない。
チーム本体のスポンサー営業マンの他に、
会員全員がスポンサー営業マンとなる後援会ができれば、
それはそれは凄い事。
不況の上に、災害も重なり、自粛ムード打破とは言っても、
スポーツスポンサーシップの成約率は、確実に落ちる。
だから、個人選手でもチームでもクラブでも、
そんな社会情勢の中でも、成約させる工夫をしなければならない。
新しい手法もどんどん取り入れる必要がある。
スクラム釜石は、新しい手法の1つとなって、
他チームやスポーツ界に影響を与えてほしいです。
スクラム釜石、頑張って下さい。
松尾さんが指揮を取れば、有りそうで無かった、
本来こうあるべきという「後援」の姿をリアル化してくれるかもしれない。
期待しています。
PS・本来の「後援」のあり方を追求、、、という事で、
今日の打合せで、上記とは異なる仕組みを考えました。
まだ調整に時間が掛かりますが、年内に現実化させたいなあ。
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