http://news.livedoor.com/article/detail/5462942/
■概略
ジャッキー・チェン「全財産をチャリティー」宣言、息子への遺産ゼロ
2011年4月2日、ジャッキー・チェンが、全財産の寄付を改めて宣言。
資産・約260億円・・・これまでに数度、全財産のチャリティー寄付を口にしてきた。
先月31日「自分の死後に財産は残さない」と改めて宣言し、
長男で俳優のジェイシー・チャン(房祖名)にさえ遺産を渡さないことを語った。
ジャッキーによると、ジェイシーは自分で稼げる力をすでに持っており、
父親の資産を浪費するタイプの息子ではないとのこと。
「今後は苦労を重ね、それを乗り越えてほしい。
挫折することが彼の仕事にとっても大きなプラスになる」と、
厳しい父親の愛情を語っていた。
これまでに、すでに資産の半分は各種チャリティー機関に寄付済みと言われる。
1日に香港で行われた東日本大震災への救援チャリティーイベントでも、
約3200万円を個人的に寄付している。
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ジャッキー・チェン、現代の経済社会に生きる人間として、尊敬する。
この世の中、綺麗事では生きていけず、
経済社会下だからこそ、生きる為には金が必要。
(自分の場合、桁は全く違うが、資産を全部捨てた経験があるから、
言葉だけでしょ、とは言わせない。NPO活動者等の低年収でも
理想を追う人達の視点以上に、自分を崖から落とした事がある。
それ故にしか、見えない世界観もある。綺麗事じゃ生きていけない。)
勉強ができるというモノサシ=「偏差値」と、
金を稼ぐ(経済社会で言う金持ち)「金持ち度」は比例しない。
偏差値40弱だった同僚で数千万稼ぐ奴もいるし、
東大卒の後輩で仕事が無い(いや、仕事能力がないとも言える)奴もいる。
そんな中で、
この世の中、親の財産・ノウハウ・コネクションを引き継いだ方が生き易い。
ボトムアップの時代、ゼロスタートでも這い上がれる時代にはなったが、
それでも、中々難しいのが現実。
(そこを追い求めるのが楽しいの人生なのだが、それを追求できる人間は少ない)
99.9%の親は、金額の大小や、コネの大小に関わらず、
苦労の回避策を子に受け継ぐのが人間社会の通常、それは当たり前の心理。
ただ、ジャッキー・チェンのような生き方がもっと広まってもいいと思う。
とても真似できない思考かもしれないが、経済社会下での、
現代の人間の生き方を意識改革に導く偉大な提言と受取ります。
親の七光をうまく受け継ぐ生き方もあるし、一切否定する人もいます。
とても壮大なテーマになるので、一概に言えませんが、
とにかく、ジャッキー・チェンの生き方・思考を現実レベルでリスペクトします。
それを受け入れるジェイシー・チャンも凄い。
ジャッキーとは全く違う意味で大成功してほしい。