■ソース
http://www.qab.co.jp/news/2011031126469.html
■概略
サッカーJFLのFC琉球のオフィシャルスポンサーに、
新たにコンビニエンスストアの潟香[ソン沖縄と渇ォ縄ファミリーマートが加わる。
ライバル関係にある会社が、同時に同じチームのスポンサーになるのは全国的にもまれ。
ローソン沖縄と沖縄ファミリーマートは、3月13日に開幕するFC琉球のリーグ戦を、
のばり旗やポスターを活用してアピール、各店舗でチケットの販売も行います。
今後は少年サッカー大会を企画するなど、沖縄サッカーの裾野を広げ地域貢献に
務めるとしています。
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広告界の1業種1社制という視点で見ると、非常に珍しい。
というか、本来、御法度な事ですが、
地域密着で、地域企業を何十社も集めるJクラブ等では、
既にこの禁断のスポンサー獲りが普通となっています。
(あれっ?と思い、思わず、2社の資本関係を調べてしまいました。)
昔じゃ考えられない事・・・
通常の広告協賛であれば、当然、現在も1業種1社制が基本。
何故に???
沖縄という土地柄もあるでしょうが、
やはり、昔に比べて、地域というキーワードが大きくなっているからでしょうね。
Jリーグのスポンサー企業を調べ上げると、
上記コンビニ業種に限らず、
他業種でもライバル企業が同時契約しているケースが見つかります。
「協賛」というよりも「支援」というカラーが強く、
地域密着のSocial性が、ビジネス性よりも上回れる場合のみ、許されるものですから、
個人競技・アマ選手が、同じような事を狙っても、それは基本的には無理なのですが、
応用として、やり方によっては有り得ない事は無いです。
ちょっと1人だときついですけどね・・・(あっ、これヒントの1つ)。
(詳細はここでは控えますが。情報が欲しい方はメールを下さい。)
今後、総合型地域スポーツクラブという考え方も進むでしょうから、
地域をテーマとして、上記のような異例のケースは増える可能性がありますよね。
ただ、よっぽどキチンとしたプレゼンをしないと難しいですよね。
何せ、顧客を奪い合うライバル企業を、クラブは、同時に訴求しなくてはならないし、
企業サイドに、売上向上心が強く、Socialは二の次と考える企業ほどにOKはもらえません。
そういう観点からも、上記2社は素晴らしい。
他業種の企業も、できれば2社のように、
寛大な心でスポーツ・スポンサーシップを考えて頂きたいですね。
ということは、スポーツ界も、
もっともっとSocialなポジショニングを深めていく必要があります。
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それにしても、今回の地震の揺れは凄かった。
関東・東部に居たが、震度5?6?・・・室内はモノが倒れてグチャグチャ、屋根も壊れ・・・
東北に比べれば、まだマシだったのかもしれないが、改めて天災の怖さを知る・・・
この土日のスポーツも軒並み中止報道が出ている・・・大変だ。
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