アスリートエールに、また世界チャンプが掲載されました。
http://www.spo-navi.jp/athlete/river_face/
徳島県を本拠地とするレース・ラフティングの「THE RIVER FACE」
2010年7月に世界選手権・女子4人乗りで、なんと優勝!
現在は7人のチーム員で、
2011年11月コスタリカ世界選手権、6人乗りの世界チャンピオンを目指しています。
ラフティングという競技自体は知っていましたし、先日のNHK(?)番組で、
マイナー競技ゆえの苦労ドキュメントも見ていましたから、注目はしていました。
しかし、世界チャンピオンとは、失礼ながら知らなかった・・・
ネット検索すると、確かに情報は出てくるのですが、
報道数も少ないし、詳細不明・・・
日本の報道機関は、もっともっと、世界チャンピオンという人間像に迫るべき。
スポーツ界だからスポーツを取り上げてくれなんて、お涙頂戴は言うつもりは無い。
そうではなく、スポーツというモノサシを外してでも、
マクロな視点で考えれば、日本人が世界チャンプを獲得したという事実は、
マイナー・メジャーに関係なく、スポーツに関係無くても、
国益や国力や社会希望に通ずるもの。
スポーツ普及・スポーツ振興なんて、二の次でも構わないので、
「未来を切り開く日本人」として、大きな視点で取り上げて頂きたい。
それが、本来のメディアの使命と考えます。
個人的に、
過去、NPO界に関わっていた時も、
もちろんNPOが行なうテーマ(社会活動内容)自体も重要なのだが、
それ以上に関心を持っていたのは、それを行なう「人間」である。
同僚には1000万以上の給与をもらうリーマンが多いのに、
年収・数百万で、ギリギリの生活をしながら社会活動を行なう人間がいます。
何故、身を削ってまでそこまでできるのか?
テーマ自体よりも、その人間をサポートしたくなる。
そこでは、小さな寄付金よりも、持続可能な開発企画が求められる。
短期の緊急援助も大事だけど、中長期の開発援助も必要。
そういう観点からも、それを行なう人間をサポートする方が重要と位置付けていました。
スポーツやアスリートも全く同じ。
競技普及や競技振興も重要だけど、
現場で動いている、しかもサポートの無い「人間」が重要。
TOPプロのような、社会的な波に乗った選手は、もう1人でも乗れる。
個人意見だが、そこを助けても意義が無い。
社会的な波に乗る資格がある人間なのに、まだ社会から波が来ていない、、、
という成長過程の人間こそ、サポートが必要。
(ビジネスでも、アーリーステージを助けようとする人がいるように)
このような観点からすると、THE RIVER FACEの選手達は、
十分、社会から着目されて良い資格を持つ「人間」です。
100歩譲ってラフティングは書かなくてもいいから(本当はそれじゃ困るけど)、
せめて、メダリスト達には注目してほしいですね。
それと同時に、キャプテン阿部さんには1つ注文を出しました。
チーム員の顔と名前を一致させて、もっと前に堂々と出てほしいと。
それで、上図のようなものを作った訳ですが、
スポーツ界サイド、アスリートサイドも、もっともっとメディアに対して
判りやすい情報発信が必要。
(もっともっと、人間を押せるように、表情も判るようにしたいですよね。
例えば、モータースポーツはメットを被っているので表情が見えず、
中々一般人には共感を得にくいという弱点もあります。
それで、心拍数や声をTVでフォローする等の工夫もしています。
もっともっと「表情を含む人間」を見せて行きましょう)
メディアを待っていてはダメ。メディアを追いかける必要があります。
選手が忙しいなら、マネージャーを探す。探したけど、いないでは済まされず、
家族でも親戚でもいいので、協力者を増やす・・・
これが後援会にも繋がっていく訳で、資金調達にも繋がっていくのですが、
とにかく、アスリートという職業を持つ「人間」を売り込む事が重要と思います。
まして、THE RIVER FACEは世界チャンピオン、金メダリストだから、
1mmも憶する事はない。
石川遼や浅田真央と同格というスタンスで、社会訴求するべき。
これらは、何もラフティングだけの話ではなく、全競技に共通する事。
特にマイナー競技の選手ですね。
技術が一番重要なのは判ります。
が、同時に人間アピールも推進した方がいいですよ。
ということで、話を戻すと、
THE RIVER FACE、11月コスタリカ、
再び世界王者に向けて頑張って下さい!
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