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2011年02月07日

スポンサーに広告効果無しと言われる現実→危機意識が必要

■ソース
http://ascii.jp/elem/000/000/585/585202/index-4.html
■概略
個人スポンサーをやってわかったこととレースにおける広告効果

Ques 個人スポンサーシステムを最初に始めて、他チームにも波及。
     個人スポンサーを始めて約2年ちょっとで、わかってきたことは?
安藝 個人スポンサーと一言で言っても、大きく分けると2タイプ。
     レースを応援したい人と、グッズだけ買いたい人。
     我々は誠実にその両方に向かい合わないといけません。
     魅力的な商品を提供することと、レースのリザルト・情報
     サービスなどを両立させないといけないということを、
     より把握できたと思います。

Ques スポンサードしてみて、広告効果はいかがですか?

安藝 広告効果があるかと聞かれれば、恐らくほとんどないでしょう。
     しかし、そういうこともやっているということは、グッドスマイルという
     ブランドとして、ビジネスチャンスが増えるということでもある。
     例えば海外だと、レースって文化事業扱い。
     だから文化事業に貢献していると見なされて(ミニカーの)ライセンス
     の許諾が下りやすくなったり、話が通りやすくなったり、
     いろいろとやりやすくなるんです。
     会社プロフィールに「フィギュア作ってます」、「アニメ作ってます」、
     「レースにスポンサードしてます」といろいろ書いてあると、先方との
     会話も弾みますしね。エンタメをやっていて文化貢献をしているという事は、
     一定の評価に繋がるんです。海外も含めて、われわれが(交渉の)席に
     座れるようになったという効果はあったと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スーパーGTの初音ミクZ4にスポンサー参戦している、
グッドスマイルカンパニー・安藝社長。
F1小林可夢偉選手にも、K1長島☆自演乙☆雄一郎選手にもスポンサードしている、
今、非常に元気なフィギュア制作・販売会社。
スーパーGTの個人スポンサープログラムも好調です。

そのスポンサー企業サイドの意見として、
上記のように、スーパーGT協賛で広告効果は無いと語っておられます。
マシンをフルラッピングしても、観客数と紙系の媒体露出しか無いならば、
通常の企業が求める広告効果には達していないのが実情。
(スーパーGTには、テレビ中継でとにかくリーチを広めたり、
 ファン開発をもっともっとお願いしたい)
スーパーGT主催者は、スポンサー企業のこのような言葉を重く受け止めてほしい。
私が、スーパーGTスポンサーを企業に依頼する場合も、
広告効果は殆ど無いので、こういう効果で行きましょうとプレゼンしています。

では、何故、協賛するのか?

安藝社長の場合は、上記に記載されているように、
ブランディングからの販促や開発効果を求めているようです。
もちろん、上記の前後の文章を読めば、
やはり、気持ちから入っている原点がありますが、
キチンとビジネスとしての戦略が固まっているはずです。

上記に限らず、全般論で述べますと、
今のスポーツ界に、広告効果が無い競技は非常に多い。
テレビ中継無しでリーチを見込めない、
専門媒体も数十万部程度の発行部数、
新聞・一般雑誌に写真も載らない、、、では、広告効果は非常に小さく、
これまでの広告の概念(スポーツ広告を出せば儲かる?)が、成立しない。

しいて言えば、プロ野球・Jリーグといった、国内でのメジャー競技しか、
広告効果をマクロに求める事はできない。
(もちろん、ターゲットを絞った、ピンポイントの広告効果は、マイナー競技でも
 追求する事はできるのだが)
しかし、広告効果以外の効果を求める事は、いくらでもできる。
それを、企業サイドにいかに提示できるかだ。

上記、スーパーGTでも、テレビ中継が無かったとしても、
少ないながらも観客を巻き込む事は可能だし、
選手を活用したプロモーション等もいくらでもできる。
広告効果以外の効果が、これまで重視されていなかった事が、そもそもの課題。
これは変革できる。

スポンサー企業に、広告効果が無いと言われているようでは、
主催者には、もっともっと危機感を持って頂きたいですし、
選手(レーサー)にも危機意識が必要です。
モータースポーツが好きだからこそ、あえて言いますが、
今のモータースポーツ界は、次世代への対応が
ほとんど戦略立てて実行されていないのではと、思わざるを得ない。
車メーカーに依存する場面も多いのはわかるが、
自動車業界ではなく、レース界として何をするのか、
非常に真価が問われると思います。

当ブログでも何度も記載していますが、
他競技は少子化対策を練って、深い対応をしていますが、モタスポは?
免許取得前の年齢だからキッズ&ジュニアは未対応でいい?
環境保護や石油枯渇対策は、メーカーに任せていればいい?
不況によるスポンサー離れは時代情勢・社会情勢だから仕方ない?

モタスポのスポンサー獲りは、他競技に比べて圧倒的に不利。
とにかく要請額が高いですし、CO2という環境保護に逆行するイメージですし、
広告効果が無いですし、、、、、、
だからこそ、課題解決に向けて、1歩2歩、先を行かなければならない。

posted by sports777 at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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