http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110204/scr11020409500002-n1.htm
■概略
J1鹿島が美容エステのビジネス展開を行うことが3日、明らかになった。
ハリウッドセレブ御用達の化粧品メーカーと提携し、カシマスタジアム内での
今年4月の開業を目指す。J史上初の試みの狙いとは?
鹿島が「アンチエイジング(老化防止)」をテーマにしたエステ経営に
乗り出すことになった。スポンサー契約を結ぶ「プロティア・ジャパン」と提携。
フェイシャルエステなどを行う本格的なもの。スタジアム内にある外部委託の
健康施設を自主事業に転換してリニューアルし、4月開業を目指す。
何とも不思議な取り合わせだが、戦略がある。
「スタジアム周辺も含めた都市計画という視点です」と鹿島の井畑滋社長。
人口約6万6000人とJ1では最少規模のホームタウンで、試合開催日以外は
閑散としたスタジアムを有効利用する狙い。
エステ併設・健康施設では、トレーニングノウハウを生かした運動プログラムで
「介護予防」や「ダイエット」のビジネスも始める予定。
また、最寄り駅からスタジアムまで70メートルにわたり通路状の施設を建設し、
土日に地元の特産物を販売する「マルシェ(市場)」を開く計画も進行中。
昨季リーグ初の4連覇を逃し、今季は「国内3タイトル獲得とACL初制覇」の
4冠を掲げる社長。スタジアムに人が集まれば収益増に、目標達成の後押しになる。
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個人的には、面白いと思います。
単なる新規事業でなく、地域密着の都市開発の一環というコンセプトも
理に適っていますし、事業収入を得ようとする姿勢がいいですよね。
確かに、サッカークラブが多角経営するなという意見の方もいるでしょう。
しかし、チケット収入がある程度、Maxが読める中、
ドカンと余力に働く可能性があるのはスポンサー収入。
余力に働かない時代性があるから、
自らの事業収入で努力する形は見守っていいのでは。
全く関係ないが、NPOの事例を見れば、
やはり日本では、寄付金・補助金・助成金などに収入を依存するNPOが多いが、
収入不足で潰れる団体も多い。
一方、USAのNPOは自ら収益を上げて運営しようとする事業収入型が多い。
単純比較できないが、
既存収入以外に、冒険を持って、他収入を得ようとするのは、鹿島の企業姿勢。
挑戦してほしいです。
キチンと意義・道理が通っているので、ガンガン試せばいい。
成功すれば、良くも悪くも、他クラブも乗ってくるかもしれない。
人と違う事をやる・・・大事です。
応援します。
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