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2011年02月04日

鹿島がエステ経営進出

■ソース
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110204/scr11020409500002-n1.htm
■概略
J1鹿島が美容エステのビジネス展開を行うことが3日、明らかになった。
ハリウッドセレブ御用達の化粧品メーカーと提携し、カシマスタジアム内での
今年4月の開業を目指す。J史上初の試みの狙いとは?
鹿島が「アンチエイジング(老化防止)」をテーマにしたエステ経営に
乗り出すことになった。スポンサー契約を結ぶ「プロティア・ジャパン」と提携。
フェイシャルエステなどを行う本格的なもの。スタジアム内にある外部委託の
健康施設を自主事業に転換してリニューアルし、4月開業を目指す。

何とも不思議な取り合わせだが、戦略がある。
「スタジアム周辺も含めた都市計画という視点です」と鹿島の井畑滋社長。
人口約6万6000人とJ1では最少規模のホームタウンで、試合開催日以外は
閑散としたスタジアムを有効利用する狙い。

エステ併設・健康施設では、トレーニングノウハウを生かした運動プログラムで
「介護予防」や「ダイエット」のビジネスも始める予定。
また、最寄り駅からスタジアムまで70メートルにわたり通路状の施設を建設し、
土日に地元の特産物を販売する「マルシェ(市場)」を開く計画も進行中。
昨季リーグ初の4連覇を逃し、今季は「国内3タイトル獲得とACL初制覇」の
4冠を掲げる社長。スタジアムに人が集まれば収益増に、目標達成の後押しになる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

個人的には、面白いと思います。
単なる新規事業でなく、地域密着の都市開発の一環というコンセプトも
理に適っていますし、事業収入を得ようとする姿勢がいいですよね。

確かに、サッカークラブが多角経営するなという意見の方もいるでしょう。
しかし、チケット収入がある程度、Maxが読める中、
ドカンと余力に働く可能性があるのはスポンサー収入。
余力に働かない時代性があるから、
自らの事業収入で努力する形は見守っていいのでは。

全く関係ないが、NPOの事例を見れば、
やはり日本では、寄付金・補助金・助成金などに収入を依存するNPOが多いが、
収入不足で潰れる団体も多い。
一方、USAのNPOは自ら収益を上げて運営しようとする事業収入型が多い。
単純比較できないが、
既存収入以外に、冒険を持って、他収入を得ようとするのは、鹿島の企業姿勢。
挑戦してほしいです。
キチンと意義・道理が通っているので、ガンガン試せばいい。
成功すれば、良くも悪くも、他クラブも乗ってくるかもしれない。

人と違う事をやる・・・大事です。
応援します。

posted by sports777 at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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