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■概略
笹川スポーツ財団は「スポーツライフに関する調査」の結果を発表し、
収入によってスポーツ頻度や、種目に違いがある可能性がある事がわかった。
年収を、「100万円未満」「100万円以上600万円未満」「600万円以上」の
3グループに分類し、スポーツ実施頻度を調査。
スポーツをしない人の割合は年収が高くなるほど減少し、
アクティブ・スポーツ人口の割合は増加。
つまり、高い年収を得るほど、積極的なスポーツライフを
送っていることが明らかとなった。
運動・スポーツ種目と年収の関係をみると、「ゴルフ(コース)」「ゴルフ(練習場)」
「キャッチボール」「ソフトボール」「野球」「ジョギング・ランニング」「水泳」「釣り」
「ヨーガ」「サイクリング」「サッカー」「スキー」などの種目で、3グループ間に
おいて差がある可能性が示唆された。
反対に、「ボウリング」「バスケ」「アイススケート」「硬式テニス」「バレーボール」
「エアロビックダンス」などが年収の影響をあまり受けない種目だったという。
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へえ、「観るスポーツ」と「やるスポーツ」に差があるのは判りますが、
年収によっても傾向が出るのですね。
そりゃそうか。
ゴルフも道具に金が掛かるし、モータースポーツなんて高校生でも
千万単位になるから、高収入家計でなければできない傾向を持つ
競技もありますしね。
しかし、比較的、費用負担が低いランニング等は、
今やハイソサエティ・スポーツ的なブランドができてきたと言いますか、
別に年収が低くてもできる競技ですから、
金の掛かる競技と年収は、必ずしも比例しないのですね。
スポーツビジネスに関わる1人としては、上記結果はウエルカムです。
スポンサーシップ交渉で1%でも有利に働くから。
企業の富裕層を開発しなちというニーズは常にあります。
売上を上げたいから当然です。
低年収層を無視するという訳ではなく、
中々、富裕層を開発できている企業が少ないので(業種・単価など、
様々な要素がありますし)、どこの業種も潜在的にそこを開発したいと
狙っていますから。
富裕層開発にも繋がりますよという切り込みが言えるのはgoodです。
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