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2011年01月28日

市名が逆効果で他地域スポンサー撤退…最初の1歩は?

■ソース(2011.1.27
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110127/bbl11012711120152-n1.htm
■概略
球団には『公共財』としての存在意義がある一方で、営利追求する
『私企業』の側面がある。これが、自治体支援を要請する際、障害になる。
多くのスポーツ団体が存在する現状で、球団という一企業だけに、
行政側としては、特定の便宜を図りづらい。
関西独立リーグの明石は、兵庫県明石市の支援を受け、経営スタート。
当初は播磨地域の『播磨レッドソルジャーズ』と名乗る予定だったが、
チーム名に『明石』を入れることで、明石市が運営面での支援を約束。
球団後援会の会長は明石市長、球団事務所も市の施設内に提供される
など、手厚いバックアップ体制が敷かれた。
ただ、皮肉なことに球団名の『明石』がネックとなり、姫路など県西部の
有力スポンサーが相次いで辞退。
選手給与20万円の初年度予算は年1億円。
しかし、人口29万人の明石で、数千万円規模の大口スポンサーは困難。
財政状況は、当初から逼迫。

一昨年の主催試合の観客動員は1試合平均527人と、採算ラインの
2000人を大きく下回った。
さらに、後援会への市職員派遣などが問題視され、市長を提訴する
住民訴訟が起こった。市側は結局、一昨年12月に球団への支援策を
事実上撤回。これで、市民球団としての存在意義が、完全に失われた。
昨季の観客動員も主催34試合で3435人と激減し、昨季閉幕直後には
選手全員と契約解除。
球団職員も大村節二球団社長のみとし、経営立て直しを図った。
しかし、大村社長は昨年末、体調を崩して入院、1月11日に死去。
現在、球団運営は事実上の停止状態で、リーグ側は近日中の代表者会議で、
明石の脱退を決断せざるを得ない状況になっている。
大村氏は兵庫県初のクラブチーム「全播磨硬式野球団」を創設するなど、
県のアマ野球発展に寄与。野球にささげた74年の生涯。
その大村氏の“志”を受け継ぐ環境は、残念ながらいまだ、整っていない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

うーん、確かに株式会社クラブ(チーム)にとって、
地域密着のSocialと利益追求のBusinessの両立は、
本来は難しいものですよね。
(その壁を壊せるCSRが徐々に浸透してきていますが、
 企業の広告・販促というテーマから比べれば、まだまだ弱い)

一株式会社に市職員が絡むとなると、反対する住民も当然現れます。
運が悪かったというレベルでは無い、根底の課題があります。

スポーツが、過去以上に地域密着思想になるのは間違いない。
ただ、地域って幅が広過ぎます。
誰を指すのか?
知事を味方に付けて補助金狙えばいい?
地域経済界の大御所の企業から大口スポンサー契約を取ればいい?

昔、サラリーマン時代に、
とにかくクライアントに媚を売るのがうまい営業マンがいて、
自社の顧客である○○○企業様さえ見ていれば、売上は上がると言っていました。
そりゃあ、その企業と蜜月になりゃあ、受注も増えるでしょう。
しかし、キャバ接待して媚売って取ってくる売上って、
それでいいの?と反論した事があります。
顧客の顧客、つまり、その企業の商品を買う消費者を見る事が優先のはずだと。
消費者優先でモノを考えれば、結果的に、その企業の商品を買うターゲットを
増やせる事になる。
そんなの理想理論なんだよとサラリーマン時代に言われたが、
脱サラして、それが間違っていない事を痛感している。

スポーツチームなら、スポンサー企業を見るのではなく、
そのスポンサー企業の商品を買っている消費者を良く研究して見る事が絶対。
消費者を喜ばす事ができれば、その消費者を抱える企業も喜ぶ。
企業自体の喜びと、消費者の喜びは、微妙に違う世界が多い。

その上で、いかにファンにするかを考えなくてはならない。

こう考えると、スポーツクラブは誰を見て事業戦略を作るか、
これってかなりベーシックな事。
地域密着という視点で誰を最優先に考えるのか?
勿論、物資・資金に有利な周辺策を決めるのが先だが、
しかし、それよりももっと先に、誰に地域密着するんだ?
というモノサシを持っていれば、上記の名称も最初にコンセプト有りきで、
決まった事なのではないだろうか?

posted by sports777 at 03:18| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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