http://sankei.jp.msn.com/economy/business/110113/biz1101130725004-n1.htm
■概略
「1企業に1選手」キーワード
就職難のトップアスリートの雇用促進を図ろうと、JOCが昨秋始動させたプロジェクト
「アスリートの就職支援ナビゲーション」(アスナビ)の効果が出始めた。
今年に入り、競泳男子背泳ぎの世界王者、古賀淳也選手(23)=スウィン埼玉=が
製薬大手の第一三共に入社内定。
スポーツ界に縁のない企業からの問い合わせも多く、さらなる成果が期待される。
長引く不況のため、世界で活躍するトップ選手でも就職先がなく、
アルバイトなどで活動費を捻出する例が多い。
JOCは「1企業に1選手」をキーワードに、経済同友会協力で「アスナビ」説明会を開催。
会員企業の前で、古賀選手らが就職難の実態を訴えた。
説明会で古賀選手に関心を持った第一三共は、社長が最終面接を行い採用。
同社がスポーツ選手を雇用するのは初めてで、「社員の士気高揚につながる」と広報。
昨秋の説明会では、就職を希望する20〜30代の選手約30人の履歴書が配られた。
履歴書には、選手が望む雇用形態、年間の活動費用なども具体的に書かれている。
JOCにはこれまで十数社から問い合わせがあった。
大手食品メーカーが北京五輪代表の競泳選手やカヌー選手の採用に前向き。
JOCは今後、全国の経済団体にも説明会を開く意向。冬季競技の選手が数多く活動
する北海道などの寒冷地で、選手と地元企業を結びつけるプランもある。
プロジェクト推進するJOC荒木田裕子理事は「スポンサー契約という一時的なつながり
ではなく引退後も社員として働けるよう、長い付き合いをできる環境を整えたい」と期待。
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十数社の問合せというのは凄い事。
やはり、全国には支援意向を持つ企業がいるのですよね。
アスナビの報道は結構小さかったので、
そのリーチと経済同友会ネットワークからだけで数十社も現れるのは、
絶対数は少ないように思えますが、
これは氷山の一角というか、ポテンシャルがあるなと予測できます。
雇用ですと、その選手の年収を負担しなくてはならないので、最低でも数百万。
しかし、数百万は払えないけど、100万なら行けるという企業は、
もっともっといます。
そして情報波及が徹底的に進んで接触率を高められれば、
相当なポテンシャル企業がいるという事。
やはり、マッチングですね。
メダリストのTOP選手でさえ、居酒屋でバイトしなくてはならないスポーツ界ですから、
この現実を知らせるだけでも意味があります。
メディアの方々は、この手の話はどうしても五輪前しかスペースを空けてくれない・・・
一社会貢献として、もっと掲載を増やしてもらえれば、
企業マッチングはもっと進む。
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