http://mainichi.jp/enta/sports/news/20110105k0000e050036000c.html
■概略
アメフト社会人Xリーグで先月、08年限りで解散したオンワード元選手らで
構成される相模原ライズが1部昇格を決めた。
石井代表によると、リーグ加盟費用は2部で年間約200万円だったのが、
1部では約1000万円。チーム運営費も今季から1000万円増の5000万円になる。
だが、相模原は世界同時不況によるスポンサー撤退でオンワードが解散となった
経験から「スポンサー企業に頼らない自主運営」を貫く方針。
チーム運営するNPOはスポーツジムなども経営している。
「スポンサーに支援拡大を求める一方、チームで様々な方法で『稼げる』態勢を築き、
連続で日本一を目指せるチームにしたい」と石井代表。
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なるほど、黄色ラインの文章は、頼もしい限りです。
スポーツテーマ以外のいわゆるNPOは、日本の場合、
寄付収入や助成金に依存するケースが多い。
事業収入で運営できているNPOは、NPO施行以降、まだまだ少ないと言えるはず。
(アメリカのNPOは、NPOはボランティア団体ではないという意識があり、
事業収入を目指し、それをベースとする思考が日本に比べてできている。
国内では、いまだに、NPOはボランティア的に見る人も多く、
会費・寄付・助成金・補助金を主と考える組織が多い。)
ライズさんは、ジム経営を含めて、「様々な手法」で事業収入で回して行こうと判断
されているようなので、頑張ってほしいですね。
日本では、総合型地域スポーツクラブという言葉が今後増えて行くと思いますし、
その手本に、バルサのソシオ・モデルが挙げられる事が多いのですが、
バルサが昨年末、
100年以上も守り続けてきた「ユニフォームにスポンサー企業名を付けない」という
伝統が破られた背景には財政難があり、
じゃあ、ソシオ・モデルでは回らないんじゃない?と突っ込みが入ってしまう。
企業スポンサー無しで、ファン会費のみでスポーツクラブが回るのであれば、
それはそれは良い事であるし、追求しなくてはならない。
ただ、その辺は、ライズさんも、現場視点でシビアに見ているはず。
事業収入メインの自主運営を目指していると同時に、
スポンサーも要しているはずだから・・・
(それは、大口・中口・小口の違いだけで、企業スポンサーに近似する法人会員は
やはり必要ですよね)
頑張れ、ライズ!
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