http://www.nnn.co.jp/news/100828/20100828048.html
■概略
来春から鳥取県米子市で電気自動車(EV)を製造する環境・エネルギーベンチャー、
潟iノオプトニクス・エナジーは27日、ガイナーレ鳥取の支援を組み込んだ太陽光発電システム
「ガイナーレ・ソーラー」を今秋から製造・販売すると発表。
売上の一部をガイナーレに還元し、併せてチームのスポンサーになる。
環境エネルギーの普及とサッカークラブの支援を両立させるビジネスモデルを構築した。
計画では、ガイナーレのロゴ入りの住宅用、産業用の太陽光発電システムを製造・販売。
1台販売するたびに売り上げのいくらかをロゴ使用料としてガイナーレに支払い、
ガイナーレ側は広告宣伝や試合会場でのイベントなどを通して販促活動を展開する。
藤原社長は「太陽光の次はロゴ入りEVでJ1入りを支援したい」と話した。
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面白い。
Cause Related Marketingで、その対象物がエコ技術(ソーラー)なら、
Social的な意味でも評価が高い。
別の角度から見れば、
ガイナーレは、CSRと販促を合わせたスポンサーシップ企画を営業したとも言えるのでは。
最近、CSRテーマでスポンサーシップを売りたいのだけど・・・という相談が多いです。
CSRネタは既存の広告ネタのように売れるのか?とか、
どんな社会貢献プログラムが売れますかね?とか・・・
単純に、一緒に清掃活動やりましょう。よって協賛金を御願いします・・・なんて言っても売れない。
広告の一環の協賛金を狙いに行くのか、社会貢献費を狙いに行くのか?
この2つの財布にどれほどの差があるのか、
そのような基本をおさえてから内容に入る必要があると思います。
企業はCSRで何を求めているのかをキチンと知らないと、
スポーツ×CSRは安易に広がるものではないと思います。
例えば、経団連の社会貢献活動調査では、
社会貢献には色々なテーマが有る中で、スポーツという項目もあります。
その度合いは、他テーマ(環境・福祉・青少年育成・・・・)に比べたらまだまだ低い。
ただ、低いながらに、その拡大ポテンシャルはある。
だから、スポーツをCSRに絡めてスポンサーシップに結び付けようとする動きが
注目されているのはわかりますが、
企業の着地点は2つあります。
ブランディングに繋げられればOKという志というか企業姿勢というか、
いわゆる純粋な社会貢献・・・というタイプと、
そうは言いながら、ブランディングだけでは満足できず、売上に直結させなくては
いくらブランドを上げてもダメ・・・という企業も。
不況で業績維持や向上が難しい時代ほどに、後者が求められる。
故に、ただ一緒に清掃活動をして、良いイメージを打ち出しましょう・・・というのが
通用しない意味がわかると思います。
スポーツ×CSRは、その後が大事なんです。
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