http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100727/184545/
■概略
豆のような形をした物体。ラグビー試合でラガーマンのスパッツに入れて使う物。
実はこれ、ラグビー専用に開発されたセンサで,その名もズバリ「Rugby Sensor」。
試合中に15人の選手が装着すれば,各選手の一挙手一投足が0.01秒ごとに計測され、
Rugby Sensor内のフラッシュメモリーに記録される。
あとは,記録されたデータを赤外線通信などで引き出し,専用パソコンで分析するだけ。
ラガーマンたちの試合中の働きぶりが“丸裸”になる。
3軸加速度センサ1個と、1軸ジャイロセンサ3個、2軸の方位センサ1個。
ラグビーとセンサの両方をよく知るアスリートセンサーだからこそ導き出された解。
2003年ワールドカップ、オーストラリアは宿敵イングランド代表に決勝戦で敗退。
チーム内では、もっと走れる選手を個々に分析し、作戦を練る必要性があった。
当時の手段は、試合中に撮影した映像を解析。全選手ではカメラ15台が必要で
「300万〜400万円のコストが掛かる」。そこで関係者から開発話が持ち込まれた。
価格は豆形センサ22個と専用ソフト搭載パソコン付きで300万円以下になる見込み。
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潟Aスリートセンサーさんがソフト開発、ラグビーセンサさんが設計なのかな?
モータースポーツでは、昔からデータロガーがあって、
今やレーシングカートでもGセンサー付きのステアリングがあるほど。
そういえば、他の競技では、あまり聞いた事がなかった。
ラグビーで普及すれば、全ての競技に広まるでしょうね。
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