http://news.livedoor.com/article/detail/4808914/
■概略
ロッテにまた異色の経歴の新人が現れた・・・岡田幸文(25)
「周りからの支援を受けて、ここまで来られましたから。感謝の気持ちでいっぱいです」
ここまでの道のりは決して順風満帆ではなかった。
08年に「全足利クラブ」から育成選手としてロッテに入団。
「育成だと年俸240万円で家族が養えない。それに、ドラフト直前まで働いていた
『足利ガス』が正社員として雇うと言ってくれていた。家族は安定就職をと話していた。
でも、プロ入りを決意(岡田)」
昨年、二軍での活躍が認められ支配下選手登録=年俸は440万円。
家族4人の生活は楽ではなく、夫人が足利市役所で働きながら家計を支える。
「プロ野球選手とはいえ、やっぱりウチは貧乏(笑い)。
だから、早くこの生活から脱出したいです。そのためにもチャンスを生かしたい」
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華やかなプロ野球選手に見えても、TOPクラスになるまでは大変。
マイナー競技なら、もっと大変。
若い選手は独身で、戦績成長期を何とかしのぐ事もできるかもしれないが、
家族ができると、それはそれは理想論だけって訳には行きません。
岡田選手には今の状況を打破して、一流になってもらい、
億単位を稼ぐようにハングリー精神で頑張ってもらいたいが、
マイナー競技だと、1番を取っても喰えない状況の選手が多いですから大変。
最近は、あちこちでセカンドキャリア対策というワードも聞くようになってきた。
それだけ、2つ目のキャリアが求められているということ。
と言う事は、それだけ競技を去る人がいるということ。
無論、競技技術面で断念しなくてはならない事情の選手もいるし、
資金不足で去る選手もいる。
特に、実業団選手などは、いい競技環境の中で生きてきているから、
いきなり戦力外通知や廃部等を受けると、それはそれは大変である。
個人競技ならスポンサーがほしいと相談が来ますし、
同時に移籍先を工面したりと・・・
リーマンショック以降、増えています。
ただ、この不況下、アスリートだけが大変なのではなく、
世間全体が苦しい状況であり、そこは、どうしても競技同様の「生き残り」の争いになる。
様々な競技のプロ選手でも、
年収がそんなに低いの?と思われる状況がある事を世間は知らない。
逆に、そんなにもらってるの?という競技選手もいますし。
競技が異なれば、年収も違うか・・・マイナー競技はそういう観点でも不利。
ただ、皆、好きでその競技を極めているのだから、
資金的な課題は、何だかんだ乗り越えられるのでしょうか。
究極に困ってから、スポンサーがどうしてもほしい・・・という事になるのでしょうが、
本当は備えという意味で、上り調子の時から対策を考えていればいいのですが、
サラリーマンと違って、アスリートはそんな訳にもいかないですしね。
個人的には、セカンドキャリアよりも、
現役競技中にちょこちょこと副収入を得るハーフキャリア?というか、
パラレルキャリア?というか、
その辺りが確立できればいいなとも思いますが、
いやいや、アスリートにはそんな時間はないか・・・
となると、やはりスポンサー獲得ですかね。
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