http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/sports/t_sc/news/20100520/324975
■概略
「J1を狙うには今の3倍以上の収入が必要。特定のスポンサーに今の2倍、3倍の
出資を求めるのは厳しいが、すそ野を広げることはできる」。
4月27日栃木SC株主総会終了後、社長は記者団を前に力を込めた。
栃木SCの09年度営業収入は5億8千万円(前年度比58%増)で、広告収入は
2億3700万円(同16%増)だった。スポンサーにはTKC、カワチ薬品、コジマ、
北関東綜合警備保障といった県内を代表する企業が並ぶ。
景気回復が進まない中、これらメーンスポンサーにさらなる出資を求めるには困難。
社長発言には「広告収入を伸ばすには小口スポンサーを増やす事が不可欠」との思い。
新経営陣は非常勤取締役に板橋敏雄県経済同友会筆頭代表幹事(79)、
監査役に青木勲県経営者協会会長(72)と、経済界の重鎮が名を連ねる。
「オール栃木体制」で集金力を強化する狙いが明確だ。
経済界の重鎮が企業の役員に顔をそろえる例に「とちぎテレビ」がある。
とちぎテレビは県副知事、市長会長、町村会長らも役員に迎えているが、栃木SCに
行政からの役員派遣や出資はない。
行政側が「側面支援の立場は変えられない」(県幹部)としているためだ。
新井賢太郎前社長(75)の個性が際だっていた前経営陣に比べ、
経済界に対する影響力は格段に強化された。ただ、基盤強化に直結するかは未知数だ。
名実ともに「オール栃木体制」を形成できるか。新経営陣の手腕が問われている。
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へえ、そうですか。
記事中で気になった事は、黄色枠部分。
これ、アスリート・エールの基礎コンセプトの1つと全く同じです。
アスリート・エールは、ファンからミニスポンサー(小口協賛)を集めるのが
大きな特長なのですが、
アスリート自身がファン数やミニスポンサー数を増やす事が重要。
これは、結果的に、企業の大口スポンサーを得るのに有利になります。
ファン・コミュニケーションが明確に見えれば見える程に、
例えマイナー競技選手であっても、これだけコア・ファンがいるのだと主張でき、
企業は、ターゲット人数が少なくても、
コアなマーケティング&リサーチに活用する事ができますから、
関心を示す企業は必ずあります。
(既にアスリート・エールにそのような企業オファーが入りましたし)
大手企業となると、確かに絶対数は必要ですが、
中小企業が新製品を世に出す時等、
それがファン層とマッチすれば、そのファンが応援するアスリートへの投資は
十分有り得る世界。
ですから、小口を集める事は、大口を獲得するチャンスの源なのです。
これは、記事の社長発言と狙いが同じです。
アスリート・エールは、まだまだテスト中ですので、
これからが本番なのですが、
アスリートの資金調達に、非常に深い意義と戦略を埋め込んでいるつもりです。
単なる金集めのツールではありません。
アスリートに資金調達を促進させる為には、どうするべきかを計算しているつもりです。
アスリート自らが資金調達に関心を持ち、その手法を学び、
拡大するにはどうするかを考えてもらう・・・
そして、次のステップへ・・・
小口・中口・大口は連動しています。
時間は掛かりますが、スポーツ・スポンサーシップの普及に必ず寄与させます。
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