http://www.sankeibiz.jp/business/news/100518/bsc1005180504004-n1.htm
■概略
6月11日開幕サッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の熱気が高まっているが、
舞台裏で独アディダスと米ナイキのという大手2社が激しい火花を散らす。
アディダスCEOがドイツサッカー連盟に呼び出されたのは2006年大会から数カ月後。
1954年以降ドイツ代表チームを支えてきた同社との契約を打ち切り、ナイキを新規
スポンサーに迎えると宣告。
CEOは年間スポンサー料を¥22億に倍増する事でナイキをかわし、世界をリードする
サッカーブランドとしての面目を保った。
世界的なスポーツ用品メーカーにとってW杯は神聖なイベント。北米を除けばサッカーは
地球上で一番人気のあるスポーツ。関連製品売上は08年に世界¥9900億。
アディダスは国際サッカー連盟オフィシャルパートナーで、出場チームの3分の1の
12チームのスポンサー。サッカー事業拡大を狙うナイキは、10チームのスポンサー。
独スポーツコンサルタント会社によると、アディダスがFIFAと上位6チームのスポンサー
契約費用は年1億2500万ドル。ナイキは上位5チーム年間スポンサー料が7500万ドル。
アディダスは08年、サッカー関連で18億ドル売上。バスケ、ランニング分野でリードを
許しているナイキに反撃するには、W杯への巨額出資が必要。
ドイツ代表が決勝進出すれば、アディダスが1枚88ドルで販売するユニホームの売上は
100万枚にも届く。ナイキもポルトガル代表や、5度の優勝を誇るブラジル代表といった
強豪に期待をかけている。
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熾烈な争い・・・ビジネス的にも非常に面白い。
昔はアディダス一辺倒だったのが、
今やナイキが、プーマを超えてアディダスを攻めている。
商品性能ももちろんだが、
マーケティングやブランディングの競いが結果を作っているように思える。
この域になると、広告やPR面で多額な投資をしなくては、シェアを取れない・・・
改めて、広告露出効果の必要性を再考させられる。
神聖なW杯があと1ヵ月弱で始まります。
日本ではイマイチな盛り上がりだが、
静かに落ち着いてテレビ観戦できるかな。
それにしても、以下の記事、面白いです。
※ベッカム 子供たちにあるまじき教育
アディダスvsナイキの小さな戦い・・・というか、
スポンサーに対する道義の問題?
まあ、親が強制せずに、子の好きなものを選ばせているだけだろうが、
外野からは、スポンサー企業にどうこうと言われてしまいますね、
ベッカム程の選手だと・・・プライベートまで追われる公人的存在ですしね・・・
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