http://sankei.jp.msn.com/sports/other/100501/oth1005011632005-n1.htm
■概略
7階建てビルが、市民ランナーの話題の的になっている。
千代田区神田小川町の大通りに面した「セカンドウィンドビル」。
陸上長距離のクラブチーム、セカンドウィンドAC(SWAC)が4月24日にオープンさせた。
シャワー室やロッカールームを備え、市民ランナーが都心で走って、ひと汗かく際の足場。
5分も走れば、空前のランニングブームで一大ランニングスポットとなった皇居外周。
ビル1階ランナーズルームでは、SWAC所属選手がフォームチェック等の相談に応じる。
「クラブハウスを作るのが昔からの夢だった。ビギナー開発につながれば」と話す
川越学監督が、SWACを設立したのは2007年4月。
実業団チームで指揮を執り、06年には全日本実業団女子駅伝で資生堂を優勝に。
だが、息苦しさも感じていた。「大卒選手は3年以内、高卒だと5年以内に日本ランク100位
以内など一定の成績を残さないと契約は打ち切られる。これでは一貫した指導ができない」。
思いは募り、自身を慕ってくれる選手たちと会社を飛び出した。
SWACは加納由理、嶋原清子ら5人のランナーと2人の育成選手を抱える一方で、
サポーター会員を募り、ランニング教室などを通じてランナー人口のすそ野を広げる
取り組みを続ける。クラブ発足から3年。会員は約900人に増えた。
クラブハウスは都心で活動の幅を広げるのに欠かせない“城”。
さらに「選手の雇用機会の創出」という別の機能も併せ持つ。
実業団陸上部では昨年、日産自動車、OKIが休廃部。この3月末にもアコムなどが廃部。
それだけに皇居周辺にはランナー拠点の同種施設が約10もあるといい「既に飽和状態」。
現在は会員から集める会費を選手強化に充てているが、クラブハウス収益も加われば、
財政基盤の安定の一助に。
川越監督の目標は、スペインのサッカークラブ、バルセロナFC。「ソシオ」と呼ばれる
会員組織が世界中に根を張り、市民会員は16万人超ともいわれる。
「会員を広げていくことが永遠のテーマ。1万人、2万人の規模になれば」。
会員が選手を支え、選手が指導で返す支え合いの構造へ。
クラブチームの理想型に向けて挑戦は続く。
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えっ、ビル名がセカンドウィンドという事は、ビルオーナーですか・・・
川越監督、さすがです。
マラソンブームに乗って、経営面も上昇か、注目します。
頑張ってほしいですね。
ソシオ・・・欧州型運営の手本ですね。
日本では、総合型地域スポーツクラブの推奨が、これに似た方向性ですが、
時間はかかると思いますが、どこのクラブがこれを確立するか、
見どころの1つでもあります。
それにしても、セカンドウィンド頑張っていますね。
戦績も優秀、経営面でもビルごと仕掛ける・・・
注目しています。
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