■ソース
http://blogs.jp.reuters.com/blog/2010/03/23/%e3%82%bf%e3%83%8b%e3%83%9e%e3%83%81%e3%81%8c%e3%81%8a%e9%87%91%e3%82%92%e6%8a%95%e3%81%98%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%af%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb/
■概略
大関獲りを狙う把瑠都が初日から10連勝、タニマチは大喜びなのではないだろうか。
タニマチとは、角界でひいきの力士を金銭面を含めてサポートする後援者を指す。
今では、スポーツや芸能界など他分野でも、無償スポンサーになる人や団体を意味する。
投じた資金からリターンを狙うビジネスの世界で、本当の意味でのタニマチは居ないかも。
しかし、私財数千億円を投じて東芝と次世代原発を共同開発するとの報道に接し、
ビル・ゲイツ氏はそう思える存在との感想を抱いた。
報じた日本経済新聞によると、ゲイツ氏は東芝の研究施設を丸1日かけて訪問したという。
自身の目で見て「これは行ける」と思ったのは想像に難くない。
新たなビジネスへの欲求か、それともクリーンエネルギーに対する理念の実現か──
といった動機付けや、実用可能か否かといった技術的な話に関し、ここでは問わない。
これが政府なら、産業や雇用など国益を優先するために、その技術力が劣っていても、
むしろそれを向上させるべく、政治的思惑も絡めて自国の企業に資金を投じることだろう。
しかし、個人や民間企業は国を問わず、高い技術力やビジネスの可能性に目を向ける。
いずれにして、素質の乏しい力士、魅力のない力士を後援しようとする奇特なタニマチが
居るとは思えない。ビジネスの世界においてもそれは同じだ。
まだまだ強い競争力がある企業が多い国内産業界に目を向けると、
優れた技術を持つ強い企業であれば、海外のタニマチから熱い視線が送られる例が
今後も出てくるかもしれない。
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タニマチシップとスポンサーシップは別物ですが、
基本的に、企業からアスリートに投資が掛けられるのは、リターンが見込める選手・・・。
@強い選手ならばメディア露出性が高く、広告効果を求められる。
A既に有名な選手も同様。
B将来性のある選手ならば、青田買い的な要素も出るだろう。
よって、ビジネスライクに考えると、
そのようなアスリートに金が付きやすい「傾向」はある。
スポーツゲインでは、Bに比重を置き、
メディア露出効果が無くても、それ以外のメリット(リターン)を付加して売り込む。
多くの企業担当者は、その選手を知らないと言う。
それは当然である。
石川遼やゴジラや松坂のような、既存のTop of Topではなく、
まだ、これからブレイクをする「予定」のBの選手なのだから、
選手に愛情を持って、「知らせる」必要がある。
バンクーバーが終わって間もないが、
選手達は資金不足への対応として、
自ら企画書を持ち、多いケースでは数百社に対して依頼を掛けながら、
撃沈したという報道が度々紹介された。
しかし、そうは言いながら、ギリギリで○○会社が支援の手を頂けた・・・という
お涙頂戴的な記事も多くあった。
ビジネス・リターンを追求するのは当然だが、
その前に、選手の熱意や根性といった、泥臭くても、全てのベースになるものがある。
このベース無しでは、ビジネスやリターンなんて言っていられない。
故に、スポーツゲインでは、株式会社で運営する限り、
利益追求を念頭に、Bを重視し、
知らない選手を知らせながら、投資の有益性をビジネス的に提示しています。
これらは、うちだけではなく、
全てのアマチュア競技選手やクラブやチームに共通する事。
例え、自分達を全く知らないから興味が無いと言われても、
そこで引き下がる位なら、スポンサー獲得活動を止めた方がいい。
そこは、根性・熱意をベースに、プレゼン力・交渉力を持って、
知ってもらわなくてはならない。
それに、スポンサーメリットという武器を足す。
99%は、このスポンサーメリットが無い。
胸にロゴを貼ると言っても、ロゴのメディア露出が無ければ価値はゼロ。
(人としての価値がゼロなのではなく、胸ロゴの価値がゼロという事。)
つまり、人の価値はガンガン訴求しなければならない。
胸ロゴ価値は、他で補わなくてはならない。
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にも満たないアマチュア選手はいくらでもいるし、
そういう選手も、資金不足という大きな課題を抱えている。
それに対しては、
ビジネスというよりも、支援として、
アイスタイル計画事務所でセーフティネットを張っています。
「戦績下位でもスポンサー獲得は可能」
これは過去に何度も証明してきましたので、
例え、趣味レベルの草選手でも、スポンサー獲得に挑戦するべき。
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