http://www.jgsgroup.co.jp/rikujyo/news.html
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010022300974
■概略
株式会社JALグランドサービスは、2010年3月31日をもちまして
陸上競技部を廃部することといたしましたので、お知らせいたします。
当社陸上競技部は、1992年4月、企業イメージの向上や地域社会との融和と協調、
また、事業運営に欠かせないチーム精神の醸成・社員の士気高揚を目的として創部以来、
駅伝をはじめ、マラソン競技やトラック競技の大会に出場してまいりました。
しかしながら、現下の経営環境に鑑み、
当社もJALグループの一員として早期再生に向けて全精力を傾注するべく、
今般経営合理化策の一環として廃部を決定いたしました。
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JALグランドサービスの陸上部が廃部のようです。
女子バスケットボール部はまだ報道がありませんね。
JALだけでなく、全企業スポーツ・実業団に共通する事なのですが、
やはり存在意義を少し変えていく岐路にあるのではないですかね。
企業イメージの向上?
CI的には、イメージでなく、総合的なブランディングの追求であるし、
イメージなんて曖昧なものではなく、レピュテーションを細かく拾って、
全体で格を上げて行かなくてはならない。
地域社会との融和?
社会貢献活動も環境保護活動も、コンプラなどと合わせて、CSRの一環。
部分的なメセナや寄付や地域活動ではなく、
ステークホルダーを意識し、グローバルな格付け機関を意識し、
統合的なCSR対策を、待つのではなく、攻めなくてはならない。
株価に影響する「時代ですし、
レピュテーションが会社を倒産に追い込むケースさえ出てきている時代なのだから。
社員の士気高揚?
社内にスポーツ部を持っている事のみで社員満足は得られない。
昔は、株主命の企業であったけど、今の時代は、ステークホルダー全体を考え、
その中に社員も位置付けられ、インナー対応がしっかり求められる。
今や経営陣は社員満足を計算しながら、経営推進して、
それが外からの評価に結び付かないと、特に上場企業はやっていけない。
スポーツ部には失礼な言い方になるが、
インナー満足へのツールにならないと。
今後も経済の先が読みにくい状況が続くと思いますので、
企業スポーツの休廃部も続く事でしょうね。
現在、企業スポーツという、仕組みばかりがフォーカスされていますが、
それは言うなれば、マクロでドラスティックな解決法を望んでいるようなもの。
それで欧州に習い、地域密着のクラブ会員収入で運営するものこそ良しとする
話が進んでいると思いますが、
もっと、ミクロな所で改善・修正できるのではと思えてきました。
いや、結果的にはマクロな話かな・・・
それはまた今度、書くことにします。
現場の人が考えないとね。
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