http://news.livedoor.com/article/detail/4618639/
■概略
試合に負けて勝負に勝った。
21日、帰国した国母和宏(21)の評価がスノーボード業界で高まっている。
騒動で競技への関心が集まり、低収入プロ選手の待遇改善の起爆剤になる?との声も。
国母は「スノーボード界の流れはこれで確実にいい方にいくと思う」と満足げ。
業界関係者は「メダルは獲れなかったが、注目を浴びて名前が売れたから」と補足。
批判的だった世論も、本番を終えると情勢が一変。擁護派が大勢を占めるようになった。
国母をサポートするスポンサーの関係者も「むしろよくやったと思いました」とも。
「目立ってくれたので、メジャーといえないスノーボード界全体にスポットライトが当たった。
競技認知度が高まり、プロ選手の待遇が改善されるきっかけになるかもしれません」
若者中心に競技人口が増えるスノーボードだが、プロ競技としての認知度はまだまだ。
「プロ選手の主な収入源はXゲームなどの大会賞金とスポンサー収入。
ただ、スポンサー料に関してはメジャースポーツとして根付く米国と日本ではケタ違いう」。
金メダルのショーン・ホワイト(23)の年収が数十億円なのに対し、
国内敵なしの国母はサラリーマン並み。
(国母は、年間200万契約のオークリーとボードメーカーのバートンと契約)
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これは、スノーボードだけの話ではないですよね。
ほとんどの競技で、国内トップクラスでさえも、平均的年収、
いや、それ以下も多いのが現実。
国母選手を始め、スノーボードはプロ宣言している選手も多いけど、
副業が必要な選手が多い。
サーフィンも似ていますね。
いやいや、細かい話をすれば、それ以外の競技もたくさん・・・
スポーツで喰っていけるのは、本当にわずかな人数。
TOP of TOPのみでしょうね。
プロ野球に対して、Jリーガーの収入の低さもありますし。
全体的に、アスリートの報酬を底上げするには、
やはり、注目度というか、関心度が上がらないと。
スポーツ自体の価値観を変えないといけませんね。
現在のバンクーバー出場選手だって例外じゃなく、
皆、資金的に厳しい競技環境で、参戦チケットを勝ち取っています。
メダルを取る、取らないでは、天国と地獄位の差が生まれてしまうし・・・
(五輪の元々の意義は、アマチュアの参戦だったはずだが)
フィギアで金メダルを取った荒川選手は、今はビジネス面で引く手あまたらしい。
金メダリストと銀メダリストでも、差が生まれてしまう・・・
国母選手のいい悪いは別問題として、
スノーボード界は、この状況をガンガン利用するべきです。
キッズ&ジュニアにも、ドンドン攻めるべき。
それに負けじと、他のマイナー競技も、バシバシ戦うべき。
スポーツ事業者も考えなくてはならないし、
選手自身も考えなくてはならない。
スポーツ全体の評価を上げなくては、選手の低収入は救えないです。
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