http://mainichi.jp/enta/sports/general/general/news/20100221k0000m050053000c.html
http://www.shinmai.co.jp/news/20100221/KT100220FTI090010000022.htm
http://vancouver2010.nikkansports.com/skeleton/news/p-sp-tp0-20100221-598442.html
■概略
バンクーバー冬季五輪第8日、スライディングセンターでスケルトン男子があり、
日本選手団最年長・45歳の越和宏(システックス)は20位。
越は終了後「気持ちはまだまだ五輪に行きたいが、もう限界値」と語り、現役引退の意向。
五輪に3度出場し「中年の星」と呼ばれたスケルトン界の先駆者が今、ソリを降りる。
国内に指導者がいない為、海外遠征で他国の選手やコーチに教えてもらい、独学で技術習得。
バブル崩壊後の一時期、企業からの支援を得られず、失業保険で妻子を養い、
アルバイトで生計を立てたこともある。
07年にはスポンサー企業の支援を受けて国内初のスケルトンのクラブも設立。
だが、ここにきて行き詰まりを感じた。「僕のは時代遅れのスケルトン。いいラインを築くだけ
じゃだめ。用具(ソリ)の問題もある」。ソリの研究や後進育成など、山積する課題への対策の
必要性を痛感している。
一人で始めたスケルトンも「いまの競技人口は100人ぐらい」と越。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
弱小競技を支えるスポンサーが容易には見つからない中、2003年から越を支援する
ソフト開発システックス社長の北村正博さん(63)は現地で応援。
そりのランナー(刃)を提供してきた金属加工の宮脇製作所。8年ほど前、越が道具で苦労
していると聞いて協力を申し出た。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうですか、苦労人の越選手、お疲れ様でした。
同い年かあ。
選手としては引退でも、
社会人というか、ビジネスマンというか(選手育成もビジネスの一環)、
そういう面では、まだまだこれから。
良いスタートをきってほしいですね。
システックスさんは、越選手というか、チームの別サイトを作られていますね。
http://www.systex-skeletonclub.com/
03年から越選手のスポンサー、そして、07年からは年間2000万の社内クラブチーム。
いいですね。
宮脇製作所さんは、サポートをCSRとして捉えていますね。
Goodです。
記事には出ていませんが、FREEPORTさんも古くから支援されているようですね。
社長さんの支援心を非常に強いという事で。
マイナー競技で、スポンサー獲得は無理と決めつけている選手がいます。
戦績TOPでなければ、スポンサーなんて無理という、コーチ・監督もいます。
そんな事はありません。
地方選レベルで戦績下位の、レーシングカートの高校生レーサーでも、
スポンサーは付けていますしね。
要は、めぐりあわせ(マッチング)と依頼の仕方(戦略性)です。
(もちろん、熱意・根性・情熱は有って当たり前の話で、それがベースですが)
越選手も、今のスポンサーと出会うまでは大変だったと思いますが、
http://joc-athlete.jp/mt_include/1250/2008/11/joc_2.html
(オリンピアン交流会 第3回越和宏“自分の売り込み方”)
ここで越選手は、大事な事を言っています。
「与えられるのが当然で、恩返しをしようという気持ちがなかった為、契約は解消」
ここは非常に大事な事。
スポンサーシップは協賛金であり、寄付金ではない。
寄付金なら、与えた側の満足感がメリットになるので、
受けた側は形あるリターンを返さなくてもいい。
しかし、スポンサーシップはビジネスであり、
協賛金は、与えた側がリターンを受けるもの。
受ける側=つまり選手は、リターン(頂いた額に相当するメリット)を返さなくてはならない。
現在の不況下では、尚更にそれを追求されます。
一昔前と違って、選手は競技(戦績)だけ考えていればいいというものではありません。
(事実、戦績に関係なくスポンサードされている選手もいるのですから)
今の時代、
選手は、戦績追求と同時に、スポンサー企業の売上寄与を考えなくてはならない。
これ実践する為にも、
アスリートの情報武装が必須な時代に入っていると思いますよ。
ブログ読者の、スポンサー獲得を狙うアマチュア選手の皆さん、
頑張って、根性だけでなく、
根性+戦略性で、
スポンサー獲得を成功させて下さい。
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