http://f1-gate.com/ferrari/f1_6321.html
■概略
フェラーリは、F10の発表会で若手ドライバー、そしてフェラーリにとっての
未来への投資プログラム「フェラーリ・ドライバーズ・アカデミー」構想を発表。
「今年始まるプロジェクトは、新しい才能を見出し、将来F1でフェラーリの
一員として活躍できる人材を養成するために、
スカウトからトレーニング、ドライビングスクールといった様々な活動を含んでいる。
現在は12名の若者が候補に挙がっており、さらに選定を行う」
「まず初めはカート、それからアバルト、F3、GP3、F2、GP2、ワールドシリーズ
といったレースでも探していく」
スカウトにとって最も大切なのはCSAIとの協力だ。
「CSAIは今週フォルリで行われる12名のドライバーとのミーティングの準備を
行っており、ドライバーは選定の判断基準となる第1回目の心身のチェックを受ける」
「また、フェラーリは一流のコンサルティングを迎える。
ミナルディやアンドレア・ベルトリーニなどイタリアや海外のカートやその他ジャンルの
プロを迎える。
ドライバーが運転技術だけでなく、様々な言語のスポンサーやプレスとの話し方を
学べるのは非常に価値がある。」
プログラムの期間は5年または6年間だが、フェラーリ・ドライバーズ・アカデミーでは
ずっとドライバーが在籍できるわけではなく、契約は毎年更新するとしている。
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フェラーリ本体が、ドライビングに限らないアカデミーを初立上げ。
スポンサーとの関係、メディアトレーニングまで教える事は、
非常に意味があります。
この2つだけピックアップしても、
日本のレース界では、まもとも教える仕組みがほとんどないですから。
(私が知るだけで、数チームはありますが)
しかし、逆に見れば、F1というトップカテゴリーでは、
これでに無い方がおかしい・・・とも言えます。
無論、F1ドライバーには様々なサポート環境があっても、
次世代にまでそのサポートを解放する余裕までなかったのかな?
昔は、メルセデスと、イタリア本拠地のカートチームKali racing(現CRG)の関係で、
速いカートレーサーを少しでも早い年齢から囲おうという関係もありましたが、
それはドライビングというモノサシのみ。
メルセデス本体が、カートレーサーにスポンサー獲りやメディアトレーニングを
教えるなんて無かったですからね。
フェラーリが次世代レーサーを、アカデミー的に教えると発表すれば、
他チームも当然始める事でしょう。
次世代レーサーには、チャンスが広がり、非常に良い事。
サッカーでは、バルセロナFCが、世界各地の子供たちをチェックしていますが、
モータースポーツのバルセロナFC的ポジションのフェラーリが、
そのような仕組みを作るとすれば、
キッズ開拓にも影響してくるので、
競技人口にも、少しは影響する事でしょう。
頑張って下さい。
ラベル:ジュールス・ビアンキ GP2 バルセロナFC フェラーリ・ドライバーズ・アカデミー 未来への投資プログラム F3 GP3 F2 CSAI ドライバー コンサルティング メディアトレーニング スポンサー メルセデス Kali racing CRG 次世代レーサー アスリート スポンサーシップ スポンサー募集 スポンサー獲得活動 小林可夢偉 佐藤琢磨
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