■ソース
http://research.news.livedoor.com/r/38771
■概略
いい53%vs悪い43%
A出すテレビ局が悪いのか 出る選手がバカなのか
(2010年01月09日ゲンダイネット)
■ソース
http://news.livedoor.com/article/detail/4540466/
■概略
年末年始、TVにやたらと顔を出していた巨人の若手連中。
6年目27歳の亀井と4年目25歳の松本、5年目26歳
の山口はバラエティー番組でお笑い芸人にちゃかされて
愛想笑いを振りまく。
7選手が巨人のユニホームを着た“正装”で、くだらない
ゲームに挑戦したりもしていた。
巨人は昨年、リーグ3連覇を達成し、日本一奪回。
その原動力の若手の知名度も上がり、途絶えていたTV局
からの出演以来が増えたのは喜ばしいことかもしれない。
彼らを売り出したい球団もそれに協力的だ。
「芸能人ではないのですから、人気はあくまでグラウンド
での活躍で得るもの。周囲が教えてやるのが本当じゃないか。
野球選手として不似合いなメディア、テレビ番組への露出を
むしろ、抑制してやるのが彼らのためではないか」
◇米ならチャリティーや慈善活動
昨季、史上最年少で賞金王になったプロゴルファーの石川遼は
寒空の下、お笑いタレントとドラコン勝負。
宮里藍、横峯さくら、有村智恵の他、卓球の福原愛に
サッカーの中村俊、遠藤、野球界からは田中将、城島、松坂、
稲葉といった有名選手らも、お笑いタレントらと一緒にアホな
ゲームに興じていた。
今や日本の“風物詩”だが、「米国では考えられないことです」
と言うのは、大リーグに詳しいスポーツライター友成那智氏。
「メジャー選手の多くは毎年オフになると、自分や家族と
地域でチャリティーゴルフやボウリング大会を開催します。
そこにチームメートなども参加し、多額のお金を集めて
慈善団体や難病治療のためなどに寄付をする。これが恒例。」
◇スポーツ選手はおもちゃ
マスコミ関係者は、「スポーツ選手たちにオフのTV出演の
オファーを出すと即OK。ギャラは拘束時間で異なりますが、
10〜50万円程度。小遣い稼ぎとしても悪くないし、
有名タレントや女子アナと友達になれるという下心が
ミエミエの選手が多いですからね」と言う。
プロ野球ファンの麻生千晶氏(作家)は呆れ顔でこう語る。
「TV局は、スポーツ選手をおもちゃにして視聴率を稼ぐ事
しか頭にありません。そもそもテレビ局の企画に乗って
バカ笑いしている姿は、日頃、真剣に応援しているファン
からすれば非常に不愉快です。この国はテレビ局も選手も
どうかしています」
TVでバラエティー番組に興じる選手の姿は、
日本のスポーツの貧困さも物語っているのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うーん、
確かに、プロスポーツ選手のブランディングは滅茶苦茶。
(まあ、ほんの一部ですが)
とりあえず、マスメディアのTVに出れば有名になれる的な
発想自体が変。
TOPプロと、普通のプロとは違いますし、
メディアに乗る事を望むアマチュアは、更に意味が違いますが、
国内でのスポーツのポジショニングを
語っているものとも思えます。
局から言わせれば、視聴率に繋がればOKと言うでしょうし、
むしろ、出演させてあげますよ的な認識もあるでしょう。
マネジメント会社から言わせれば、
認知度を上げて、CMの1本でも取れれば、いい金になると。
日本の地上波はNHKと民間キー局5社の超利権だから、
(今はネットやCS等が広がってきているものの)
10秒でも出演すれば、金額換算すれば非常に大きい。
だからこそ、メディアのガリバー=TVに乗る事が
金や地位に繋がる構造だが、
バラエティ番組は賛否両論になりますわな。
上記liveddorのリサーチは、
10〜30歳代が大半と思いますが、
数値は五分五分。
お茶の間の人気、、、身近な人間性等を訴求するなら、
そのコンセプト自体はわかりますが、
アスリートも芸能人の一種とする手法は、
どうしても馴染めないものがありますよね。
しかしながら、
内容がどうであれ、売り込みたい意思や戦略も
わからない訳ではないです。
そこには大人の事情もありますし。
但し、有名にはなっても、
アスリート本来のブランディングを低めるのは確かでしょうね。
まあ、これらは今に始まった事ではなく、
古くに仕掛けた局の思う壺で、
日本では普通の事と受け止められています。
海外からは笑われてしまうでしょうね。
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