http://npn.co.jp/article/detail/72648795/
■概略
今や正月の国民的関心事になっている『東京箱根間往復大学駅伝』、俗称・箱根駅伝。
10年大会は第86回目を迎える伝統ある駅伝だが、意外にもメジャーになったのは最近。
日本テレビが完全中継を始めた87年(昭和62年)からと、まだ20数年でしかないのだ。
前回大会(85回)での裏話。
解説者の瀬古利彦が往路で母校・早稲田大学ばかり肩入れした解説で、放送終了後、
大手広告代理店『博報堂』幹部から、瀬古は「早稲田ばかり応援するな。平等に解説する
ように。それができないのなら、来年から解説を外す」と厳しいお叱りを受けていたのだ。
だが、この『博報堂』の指摘は、物凄く矛盾がある。マスコミ関係者の7〜8割は早稲田出身。
箱根をバックアップしている大手企業の“エライサン”も大方、早大OB。
放送している日テレスタッフ、制作会社、スポンサー企業…早大偏重番組は無理もない。
陸連関係者が実に興味深い話をこう語る。
「2日間で約14時間の放送中、“早稲田枠”が約2時間。CM直前。」
具体的には「“2号車です。今、7位の早稲田に付けています。前も後ろも誰もいません。」
というような実況を聞いたことがあると思います
次に、順天堂大のエピソード。
毎年10月、箱根予選会。出場選手上位10人の平均タイムが早い大学が本戦へ。
が、03年(79回)から順大の“天皇”沢木啓祐が「陸上競技普及のため」を強く推し進め、
その年の夏に行われた関東大会(関東インカレ)の成績をポイントに。そのポイントを時間に
換算し、予選会の平均タイムから差し引くことを提案。それが“ルール”となった。
「そうすることで、短距離や投てきといった陸上全般に力を入れている学校がチャンスと
なったのですが、よく考えてみると、日体大や順大という体育大がありがたい条件になっただけ。
つまり、自分の大学が有利になるように働きかけたのです」(東京陸協幹部)
ついでに綴ると、その年から箱根の参加校も15〜20に増えたのだ。
「順大が特別扱いされてばかりなので、業界では“沢木マジック”という隠語がある。」
また、順大は仲村明監督が存在するのだが、実権は沢木天皇。
まだまだ、箱根の美談に隠されたエピソードはたくさんあるが・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
へえ、そうなんですか。
まあ、どこの競技にでもありますが・・・
スポーツはスポーツであってほしいですね。
以上
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