http://www.asahi.com/sports/baseball/npb/news/TKY201001010109.html
■概略
2005年の四国アイランドリーグから、毎年新団体が発足する野球の独立リーグ。
今年はえりちゃんフィーバー、運営難などで関西リーグに注目が集まった。
ただ、各リーグの運営基盤はもろく、既存の野球団体との連携も思うように図れていない。
◇
社会人、クラブチームを統括する日本野球連盟が12月25日、独立リーグへ転籍した選手
が再登録を望んでも、1年間は認めない新ルールを設けた。
春開幕を目指すJFBLは「選手の人権問題だ。移籍は自由にできる方がいい」と首をひねる。
独立リーグは四国九州IL、北信越のBCリーグ、関西、来春は三重・大阪でJFBLがスタートし、
ベースボール北海道も11年開幕。
日本野球連盟には近年、チームから「エースや4番が抜けて存続の危機」と苦情が寄せられ、
9年2月、高校出は3年、大学出は2年たたないと独立リーグに入れないルールをつくった。
独立リーグは「プロ扱い」の為、大学、高校が属する日本学生野球協会も一線を画す。
◇
そもそもプロとはいえ、独立リーグ選手は収入が少なく、アルバイトをしながら生活費を稼いで
NPB入りを目指す。四国九州ILはこれまで20人、BCでも7人がNPBへ巣立った。
◇
JFBLも前途多難。参入予定球団が準備不足で、来年度は2球団でスタート。
選手給与も「月15万円の最低保証」を「月10万〜40万円」に変更。
基本的には私企業なので、地元自治体が公然とは支えづらい現状がある。8月には、明石の
後援会事務局で市職員を働かせたのは違法と、人件費返還を求める住民監査請求があった。
一部の市民には「特定企業に便宜を図るもの」と映った。
11年に2球団で開幕する北海道は「おらが町のチーム」を強調。スポンサー企業ではなく、
会員制サポーターを集めて財政を築く方針で、入場券5枚などの特典付き会員券を年会費
2千円で販売。10年度中に20万人(4億円)を目標に売り上げる予定だ。
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確かに、野球の独立リーグが増えました。
設立する事、増える事自体に反対しませんが、
作る事は簡単ですが、とにかく金が掛かる為に、
維持・拡大するのは、競合が多い程に大変な事。
各地の気持ちはわかりますが、
よっぽど事業計画がキチンと読めていないと、淘汰・破綻します。
これは98年NPO法による、NPO団体の加速的立上げから、
裏側では多くの破綻・解散があるのとダブります。
野球だけの話でなく、
総合型地域スポーツクラブ、つまり、地元密着を謳う全競技に共通します。
特に不安なのが、北海道が2チームを1年間回すという点。
次年度は4チームを目指すそうですが、本当に大丈夫なのか?
1年は観客ゼロでも回せる事業計画になっているのか?
心配になります。
上記記事では、鰍ネので自治体が支援しずらいとあるが、
真に地域密着を求めるなら、鰍ナはなく、NPOや一般社団で立ち上げればいい事。
対応法はあるはずです。
監査請求が出るのもわかる。
とにかく、各リーグ、頑張ってもらうしかないですが、
もっと成功している他競技を真似てはどうでしょうかねえ。
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