http://www.asahi.com/sports/spo/TKY200912300125.html
■概略
ラストラン。
幼い頃からぜんそくに苦しみ、肺を鍛えるために始めたスケートだった。
18歳で初出場したW杯で初優勝。23歳で出た長野五輪で金、銅メダルに輝き、
スピードスケートの存在を全国に広めた。
その後、実業団を飛び出し、スケート界の「プロ」第1号となった。
現在、実業団の休廃部が相次ぐ中で、スポンサーを獲得しながらフリーで
活動できる選手がいるのは、清水が先駆けとなったからだろう。
その一方で、競技では孤高を貫いた。他の選手と交わらず、報道陣には口を閉ざした。
腰痛をこらえて全精力を競技に注ぎ、ソルトレーク五輪で銀メダルを獲得した。
だが、そのあたりから「王者」は変わった。
同世代の選手が辞め、若手が育っていないと感じ、「見渡したとき、さみしいなと思った」。
加藤条治や長島圭一郎ら年の離れた若手に積極的に声をかけ、一緒に練習もするよう
になった。トリノ五輪で18位に終わっても引退しなかったのは、スケート界の為でもある。
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いわゆる企業スポーツ=実業団が当たり前の時代に、
勇気を持って1歩前に出て、スポンサーを得ながら競技生活・・・
清水宏保選手にリスペクト。
孤高という言葉が良く似合い、時にはスポンサー無視報道もされましたが、
何だかんだ言って、スケート界を改革した選手。
プライベートも充実してきたようですから、
セカンドキャリアなのか、後世育成かはわかりませんが、
今後もスケート界に革命を起こしてほしいですね。
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