http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20091226-579730.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fighters/207405.html
■概略
日本ハムが来季から「ファイターズ基金」を立ち上げることが25日、分かった。
地域貢献活動が目的で、選手個人での活動は多いが、球団単位では異例の試み。
球団が収益の一部、選手会側も連携し積み立てを行い運営する。
社会貢献に熱心なメジャー球団では多いが、国内球団では初めてといっていい試み。
大きな目的の柱は「生活支援」「スポーツ環境」「自然環境」の3本に決定した。
1・「生活支援」は、地域防犯活動のバックアップ、社会的な弱者の方への援助など。
2・「スポーツ環境」は、施設整備など。
3・「自然環境」は、元々エコに熱心で、球団で森林保有し、定期的に植樹活動を行ってきた。
北海道の豊かな自然を後世へと残すため、さらにサポートする。
森林、清流などの保全が1つの狙いで、野生動物の保護活動などの支援も。
基金は球団のチケット、グッズ収益の一部、また選手会側はチャリティーオークションの
グッズ提供などによる売り上げを充てるなどし、双方で協力して運営していく。
支援先、方法などは今後検討していくが、北海道内限定で行っていくことは決まった。
本拠地移転7年目の来季10年シーズンは、北の大地の「あしなが球団」の動向が興味深そう。
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Cause Related Marketingの一環ですが、
スポーツチーム(球団単位)で、ここまで指針を持ってアクションを起こそうとするのは、
確かに聞いた事がないです。
(Mさん、三番目、先を越されましたね。しかし、あのワードはまだ出ていませんから大丈夫)
日ハムだって、様々なスポンサー協賛金を獲得して、
資金に余裕を持ちたい状況のはず。
しかし、あえて、チケットやMD収入の一部をソーシャル・アクションに回すとは、
今の時代を読んでいますね。
サッカークラブでもプロ野球でも、確かに色々なアクションがあります。
しかし、日ハムは、明確な自らの基金として、3本のコンセプトで来た。
これは、見せ方がうまい。
全てが北海道の活性化につなげる着地点で、
森林の多い地域で3との相性は良い。
既に森林を保有しているなら、そこにSocialスポンサーを引っ張れる確率も上がる。
ホンダのアースドリームにも通ずる手法でしょうか。
普通、Cause Related Marketingといえば、企業が売上の%を資金拠出して、
スポーツチームに寄付する等の形が多い中で、
スポーツチームがそれをやる・・・・日ハムも企業ですから当然といえば当然ですが、
このスポーツ界の金回りが厳しい時期に、あえてそれをやる所がGood。
スポーツ会社もCSRが問われますしね。
婚活シートの仕掛けなどを含めて、日ハムは仕掛けがうまい!
(どこの代理店さんがついているのかな?内省プランニングかな?)
頑張って下さい。
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