スポンサー関連ネタではないのですが、
これはビジネスとして面白い。
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■ソース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/17/news046.html
■概略
米マサチューセッツ工科大学は12月15日、電動アシスト機能や通信機能を持つ
多機能な自転車のホイール「Copenhagen Wheel」を発表した。
このホイールは一般的なホイールと比べてハブが大きいが、
普通の自転車の後輪と交換できるようになっている。
ハブには電動アシスト機能やセンサー、GPS、通信機能が備わっている。
電動アシスト機能は、ブレーキをかけることで発電できるシステムを採用している。
F1カーで使われているKERS(運動エネルギー回収システム)と似た技術を使って、
ブレーキをかけたときに生じた運動エネルギーを電気モーターで回収してバッテリー
にためるという。ためた電気は加速が必要なときなどに使える。
電動アシスト機能の操作はスイッチやダイヤルではなく、ペダルで行う。
ペダルを逆方向にこぐとブレーキで発電ができ、ペダルを速くこぐと電動アシストを使える。
センサーは自転車の速度、方向、走行距離、空気の汚染度、温度や湿度、騒音レベルを
検出する。友人が近くにいるかどうかも分かるという。
MITはCopenhagen Wheelの試作機を、伊Ducati Energia(バイクメーカー
Ducati傘下の企業)、イタリア環境省と協力して開発した。
2010年に生産に入る見込みで、価格は一般的な電動アシストホイールと同等になるという。
デンマークのコペンハーゲン市がこのプロジェクトのスポンサーについており、同市は既に
市の職員向けにこのホイールを発注している。同市は先ごろ開催された国連気候変動
枠組み条約第15回締約国会議(COP15)の開催地で、2025年に世界初のカーボン
ニュートラルな首都になることを目指している。
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自転車の流行、そしてエコという観点から、
これは売れますね。
スポーツという面でも面白い。
さすがMITである。
単独のオリジナルシャーシで売るのではなく、
普通の自転車に付けられるという点が、
販売戦略の上でも素晴らしい。
自転車が流行っているとは言え、
スポーツ的な要素から自転車に乗る人のみとは限らない。
むしろ、生活面で乗らざるを得ない人も多い。
だから、電動アシスト性はニーズは高い。
それを、普通の電動アシスト自転車として売るのではなく、
フレームは好きな現在のもの・・・そこに足せるという点は凄い。
日本メーカーも何かしら動いているとは思いますが、
デンマークでは既に動きがあるようですから、
ここのメーカーの販売戦略によっては、自転車業界後発でも、
大きなシェアを取れるはず。
Ducatiが絡んでいる点も見逃せない。
KERSがこんな所に応用されるとは予測外でした。
さすが、F1技術。
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