http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20091205ddlk40050452000c.html
■概略
◇意識改革進める
来季のJ2昇格を果たし、北九州市初のプロチームとなったニューウェーブ北九州
(NW、来季からギラヴァンツ北九州)。
05年、初のプロ監督に千疋美徳(元サガン鳥栖監督、現NWコーチ)を招き、5カ年計画で
「10年にJ昇格」を目標に掲げた。それだけにゼネラルマネジャーは
「歯がゆかった。選手をプロ化しないと上がれない」と感じていた。
入団テストは発足翌年の02年に始めていた。「だんだん質の良い選手が来るようになった」。
しかし、生計の道はアルバイト。
チームがスポンサー企業の仕事をあっせんした。
ゼンリン地図調査員、三菱化学黒崎工場での勤務、井筒屋ベルボーイ、中学校臨時指導教員
等を時給制で務め、夜だけグラウンドに集まる日々だった。
J1で長年レギュラーだった桑原選手にとって、当時は「プロを目指すチームではなかった」。
昼はアルバイトをしているとはいえ「グラウンドに来ても、ちょっと痛いとすぐ休む。サッカーへの
姿勢の違いを、どう分からせるか。苦労した」。意識改革が大きな仕事だった。
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J2を目指す、メジャー競技のサッカーでさえ、このような苦労がある現実。
他競技であれば、ざっとこの数倍も苦労がかさみますが、
(プロという競技環境自体がない等)
フロントサイドはもちろんの事、
選手サイドの意識改革も絶対的に必要。
試合への集客、スポンサー誘引など、競技以外にも頭を使わないといけないから。
昔は、競技で戦績を出せばいい・・・で通用したかもしれないですが、
今の時代、TOPを獲っても食べていけないケースが多発しているスポーツ界。
フロント頼りにするのではなく、
現役時代から、選手自ら裏舞台やフロント範疇を盗み学ぶ必要があります。
(それが、結果的にセカンドキャリアに役立つ事にもなりますしね)
チームスポーツだと、
どうしても、選手は選手、フロントはフロントという感覚が強くなり、
メジャー競技程にその傾向は強くなります。
しかし、例えプロでもパーソナルスポーツの場合は、
戦績以外も考える事が普通です。
アマチュアでも全く同じ。
いえ、マネジメント会社への所属もないアマチュアだからこそ、
自ら考えなくては生き残れない。
戦績命で実績を出しても、生活できないマイナー競技もある為、
個人的には、競技に関係なく、
スポーツで生きるならば、キッズ時代からプロ意識を教えるべきと思います。
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