http://www.asahi.com/sports/update/1202/OSK200912020001.html
■概略
プロ野球OBによるマスターズリーグが、不況でリーグ戦を開けなくなっている。
9季目を迎えた今季はスポンサーが集まらず、6日にオールスター戦を予定するだけ。
リーグ戦再開の見通しは立たないままだ。
01年に始まったマスターズリーグは昨季まで5球団でリーグ戦を実施。
昨季は開幕直前に冠スポンサーが支援を取りやめたため、使用料の高いドーム球場
での試合を減らし、沖縄や鹿児島、石川、徳島などの地方都市に進出して試合を行い、
やり繰りしてきた。
今季は大口スポンサーが見つからず、経費の高くない地方球場を使ってもリーグ戦を
行えなくなった。
マスターズリーグ事務局は
「このご時世、億どころか、数千万円のスポンサーを探すのも厳しい。今季は難しくても
来季はリーグ戦を再開できるよう、やり方を練り直したい」と話す。
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そりゃ、どこの競技もスポンサー獲りは大変です。
キチンとしたスポンサー営業でも確率が落ちている訳ですから。
しかし、プロと言えども、
一部の球団のような、あんな企画書でスポンサーが獲れる訳ないでしょ・・・
というレベルの交渉をしているのが、現実にありますからね。
よく、こんな企画書で、今まで億や千万が獲れてきたよねと、
目を疑うケースもあります。
このような観点からは、
キチンとしたスポンサー営業の獲得率に比較したら、
それらの獲得率は、相当低いでしょうね。
コネを主にスポンサー獲りを行うのもOK。
しかし、どんなコネでも、余剰金が無くなったり、
経営環境が悪くなれば、コネによる契約なんて切られますよね。
仕方なく拠出しているケースや、
社長が好きだから・・・等の成約は、意外ともろいものです。
1000万出すなら、1000万の価値がある・・・これがスポンサーシップの基本ですし。
このような原点が問われる時代。
誤解を恐れず言えば、スポンサーシップも正常な方向へ向っていると言えます。
これまでがひど過ぎただけ。
そこは、各チームのスポンサー営業担当者が、
変革するべき時期なのではないでしょうか?
PS・マスターズリーグの話ではなく、スポーツ全体の話なので、あしからず。
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