http://news.tennis365.net/news/today/200912/34127.html
■概略
毎年USオープン前にアメリカで行われるUSオープン・シリーズで、今年はその男子
開幕戦となったインディアナポリス・テニス選手権が、スポンサーの撤退を受け、
その大会開催の権利を売りに出すことが明らかとなり、
80年以上にも渡る長い歴史に幕を閉じる可能性が高くなった。
インディアナポリスでのATP大会は、J・マッケンロー、P・サンプラス、B・ボルグなどの
スター選手の出場などもあり、10万人近い観客動員を数えたこともある大会だった。
同大会の歴史は1921年にまでさかのぼり、1987年からハードコート大会となり
現在までUSオープンの前哨戦の1つとして歴史を刻んできた。
2006年にRCAがメイン・スポンサー撤退後は、インディアナポリスに基盤を置く
“エリ・リリー・アンド・カンパニー”が2008年と2009年のスポンサーを務めてきたが、
昨今の不況から来シーズンはスポンサーを撤退する意向を示している。
新しいスポンサーの発見には至っていない。
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各競技のチームはもちろん、
歴史ある大会も、スポンサー企業の撤退で終ってしまう現実。
まだまだ、この先もこのようなケースが、各競技で増加しますが、
結局、最後は、大会運営者の危機感によりますね。
様々な競技大会の運営者と話しますと、
やはり、2極分化しています。
無論、このままじゃヤバイと、資金調達策にタスクフォースを編成する所もあれば、
こりゃ時間の問題だなとすぐわかる程に、余裕をこいている所も。
選手もそうですが、選手を取り巻く関係者が、
各スポーツの存続を担っているケースが多いのですから、
シャキっとしてほしいですね。
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