http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20091116-566411.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/athletic/event/headlines/20091115-00000019-spnavi-spo.html
■概略
嶋原がヌデレバ抜き2位/マラソン
1年間で4度目のマラソンに臨んだ嶋原清子(32=セカンドウィンドAC)が2位。
実業団でないクラブチームの選手としての生きざまを示した。
36・5kmでヌデレバを抜き2位。「これでセカンドウィンドを知ってもらえたら」とPR。
07年4月、資生堂を退社し、川越監督が立ち上げたクラブに参加。
実業団でなく、月給はない。
約800人会員からの会費やスポンサー収入で運営される。
クラブからの補助は、家賃だけ。レース賞金、出場料で生活。
実業団選手ではあり得ないローテーションも、クラブならではの事情。
今大会も同じユニホームを着た市民ランナーの会員9人が出場した。
「ウチのチームの魅力はそこです。会員が増えたら、頑張る力にもなる」と嶋原。
不況で廃部が相次ぐ今、こんな生き方もある。
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別件打合せで中継観戦できなかったのですが、
セカンドウィンドAC・嶋原選手が、また名を上げたようです。
陸上に限った話ではなく、全競技において、
企業スポーツ休廃部やスポンサー撤退傾向が続く中で、
恵まれた実業団チームに比べたら、クラブチームは大変です。
上記のセカンドウィンドは潟Nラブで営利追求とはいえ、色々な観点で大変だと思います。
(一方、NPOクラブは公益性というか、ビジョン追求が優先されるので益々大変)
しかし、大変なんて言っていられない。
パフォーマンスを上げるのはもちろん、裏側での営業努力も必要ですし。
セカンドウィンドはスポーツクラブとして、非常にいい上昇をしていますよね。
今は、選手も監督も大変でしょうが、大丈夫、未来は明るいですよ。
実は、今回は他選手を応援していたのですが、
色々プレッシャーもあったようで、次回頑張らないと。
ここから一般論。
記事のような、800人の会員を集めるのは至難の業。
信用・信頼・共感・支持、そしてパフォーマンス力がないと人は集まりません。
逆に考えれば、それらを向上させれば、世間はついてきてくれる。
簡単なようで簡単じゃない。
そこには創意工夫が必要。
(無論、情熱も必要)
最近は、選手はもちろん、
クラブオーナー・経営者・監督と御話する機会も多くなりましたが、
やはり成功者の方々は、他と違う思考回路と行動力を持っておられる。
そこには、創意工夫があり、
世間体や暗黙ルールや権力などを撥ね退けた、1歩踏み出す勇気があります。
常識的に動いていたら、他と変わらない。
他と違う手法・戦略で、事を動かしている点が、成功レールに乗せている方々の共通項。
選手でも同じです。
スポンサーを獲得したいと連絡してくる選手は大量ですが、
結果的に、獲得できる選手には、やはり共通項があります。
情熱・根性・気合いは、最低限、持っていて当然。
プラス、人を呼び込む(巻き込む)力ですかね。
それは戦略的な思考回路であったり、コミュニケーション力であったり、
よーし、君を応援しよう!と言わせる見えないパワーを持てるかどうか。
細かく言えば、色々な要素があるのですが、
成功レールに乗せているクラブオーナー・経営者・監督と同様に、
やはり、他と違って、キラリ輝いているものがある方こそ、成功に近い。
(何をもって成功という見方もあるのですが、ここではスポンサー獲得という
面をモノサシにしています)
アマチュア選手が、自分の全財産を、誰かしらに人に託さなければならない・・・
といった究極の仮定話をすると、誰に投資するか?
根性論だけの人に託しますかね?
根性はわかった、では具体的にどうなの?未来はどうなる計画?勝てるの?
という具合に、質問攻めにするはずです。
全財産を賭けて、失敗を望む人はいない。成功させようとするのが当然。
では、その成功度は?・・・と、リサーチするはずです。
ああ、この人は、他より長けていて、勝てるなと確信してから全財産を預けるはず。
これを、詳しく考えれば、他の人との違いや、優位性を調べているという事。
アマチュア選手に投資する企業も全く同じです。
この選手は、他選手と比べて、どこがどのように優れているのか?
差別化ポイントや優勢を見つける事で、投資するか否かを判断します。
だからこそ、そこへ導く創意工夫や戦略的思考が必要という事になります。
ブログ読者の、スポンサー獲得を狙うアマチュア選手は、
上記記事から、そのような所を想像してほしいなと思います。
がんばれ、アマチュア選手!
それにしても、
嶋原選手と同じユニフォームを着て走れた市民ランナーは嬉しいでしょうね。
(市民ランナーと言っても、相当速い人しか選抜されていないでしょうが)
スポンサーメリット同様に、ここでは社員(クラブ会員)メリット(満足)という、
内側での特典が、効いていると思います。
トップ選手が速ければ速い程に、全会員は喜びますし、
同じユニフォームという、一体感を味わう事ができますしね。
クラブチームならではですよね。
がんばれ、セカンドウィンド!
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