http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/11/04/panasonic/?rt=na
■概略
パナソニックは、2010年2月カナダでの「バンクーバーオリンピック」に協賛。
パナソニックは、冬期では88年のカルガリー冬季五輪から、五輪最高位の
スポンサーであるTOP(The Olympic Partner)スポンサーとして協賛し、
今回のバンクーバーでは、日本企業唯一のTOPとして、「HDオリンピック」を支援。
08年北京オリンピック同様、国際放送センターから各国放送局に配信される国際
映像信号がHD規格で制作されるほか、全ての映像がHDとなる。
パナソニックは、TOPスポンサーとして、製品プロモーションに、五輪マークおよび
オリンピックの公式称号、大会組織委員会のマーク、マスコット、各国五輪委員会の
マークなどを利用することができる。
又、5人のアスリート応援ブログ「One Winter, Five Dreams」を11月2日から開設。
このブログの応援に貢献したパナソニック・ゴールド・サポーターをバンクーバーに招待。
国内マーケティングは、バンクーバーオリンピックとのタイアップを積極化。
11月第2週末から量販店の店頭POPを、オリンピックバージョンへと移行。
テレビCMは、スキー・フリースタイルの女子モーグル日本代表・上村愛子選手を起用。
11月6日からテレビCMが放映される。
新聞広告では、開催90日前から上村愛子選手の4種類バージョンを用意。
量販店用POPでは、小雪さんや綾瀬はるかさんを起用したものが用意される。
プロモーションで「オリンピック」という言葉が直接使えるのはパナソニックだけ。
他社は「世界的スポーツイベント」ぐらいの表現しか使えない。
この点で、オリンピックを活用した直接的訴求が行えるパナソニックは明らかに優位。
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へえ、さすがパナソニックさん、完璧なマーケ体制(態勢)。
代理店の動きも活発ですね。
ワンウエイの広告でなく、スポンサーシップ・アクティベーションが
色々見られるので、アマチュア選手は参考にして下さい。
それにしても、日本企業唯一の「TOP」だけが、「オリンピック」表現できるって、
ちょっと異様ですよ。
他社は、「世界的なスポーツイベント」と表現して、「オリンピック」とは言えない。
プレミアム感の出るスポンサーメリットですが、
ちょっと行き過ぎ。
完全なプロ大会なら良いが、
起源はアマチュアの祭典である五輪だから(今は憲章を変えたようですが)、
ちょっと違う気がしてならないですね。
スポーツビジネス関係者は、ビジネス性が増してウエルカムかもしれないですが、
アスリートの味方をする立場としては、それは微妙ですね。
まあ、とにかく、早くバンクーバーをテレビで観たい。
頑張れ、日本代表!
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